卒園おめでとう
2023.3.18
息子、幼稚園を卒園しました
幼稚園と言っても、
児童発達支援の幼稚園です
息子の入園→卒園の思い出
年少さん
コロナが流行り始めた頃で、
入学式が中止になり、駐車場での受付。
名前を告げるとクラス名を言われ、教室へ
教室へ入れるのは保護者1名。
パパは駐車場での待機のままでした
クラスは8人。担任3名。話+自己紹介で終わり。
次の日から親子通園が10日間あるのだが、
3日行くと、クラスで風邪が大流行
コロナも広がりつつあった為
1ヶ月半そのまま自粛していました
通園を再開すると、
息子の1番頭を悩ます給食問題
当時は1人食べが多かった為に
目の前で誰かが食事をしていると
自分の物を取られたと思い、
怒りまくる癖がありました
それを毎日繰り返し、
先生方も根気強く付き合ってくれて
少しずつ大丈夫になっていきました
その次はまず給食を食べない
この頃から偏食が強く出てきて、
同じ物しか食べなくなっていたので、
先生方も色々やってくれたが、
最終的にお弁当を持参する事になりました
これが3年間続きました
年中さん
年中さんでは年少時の様子を見て
特性分けでクラス替えになります
11人クラス
縦割りの園なので、年少さんや年長さんも居る。
お弁当は相変わらず持参し、
飲み物も水しか飲まないので水筒持参
年中さんで理解度がグッと上がりました。
絵カードの理解、数字や平仮名、
これは担任のおかげだと思います
理解が増えたのでトイトレも始まり、
園では布パンツで過ごしました
年長さん
年中時に11人クラスは多すぎると
保護者から大クレームで、8人クラスに戻ったw
年中で特性分けしてるので、
新メンバーは2人だけでした。
メイン担任も変わらなかったので、
何事も無く、スムーズな新年度のスタート
年長になると、
給食問題に+嚥下問題が出てきました
元々口の中に溜め込む癖があったが、
それがどんどん酷くなり、摂食指導が入ります。
給食は担任が色んなパターンをやってみて
お弁当のオカズに少しずつ給食の物を隠して
食べさせてくれるようになり、
徐々に給食も食べられる物も増えていきました
でもお弁当が無いと不安みたいで
卒園までは持参していました
理解度も増し、模倣が出来るようになってからは
めちゃめちゃ成長しました
私も息子ができる事が増えていくのが
嬉しくて嬉しくて、
一緒に楽しく学べる努力を頑張りました
卒園式の練習が始まった頃…
体育館でマイク音を嫌がり、耳を押さえると
担任から言われました
最後の最後に聴覚過敏
イヤーマフを購入し、
嫌な音の時は自らイヤーマフをやり、
大丈夫になると勝手に外すようになりました
卒園式 当日
生憎の雨
最初嫌がったスーツも何回も練習し、
余裕で着れるようになりました
息子を教室へ送ると
私は小走りで体育館へ向かい、
息子の真正面の席をゲット
入場の準備で子供達が入ってくると、
息子は入口付近でイヤーマフをして
体育館に入るのを少し嫌がっていました
担任と手を繋ぎ、
入場の際はちゃんとお辞儀して登場
自分の席に座ると
イヤーマフ+目を閉じて、無…
静かに式が終わるのを待つように
お名前呼ばれても気付かない位に無でした
写真やビデオは全く動かない姿ばかりw
それでも聴覚過敏で嫌な音が流れる中、
逃げ出さず、ジッと耐えてた姿は立派でした
式後には雨も強くなり、
まだまだコロナの事がある為
保護者退場もクラス分けされ、
どんどん帰され、
先に出たクラスの先生とは写真すら撮れない
それでもこれが最後だと思い、
私は頭も顔もぐちゃぐちゃだったけど、
息子の手を引っ張りながら
色々な先生やお友達と記念撮影しました
みんなどんどん帰ってしまうので、
写真に必死でゆっくり先生方とも喋る事も無く、
感謝で涙をする暇も無かったです
私自身も息子が幼稚園に入り、
とても変わったと思います
息子の障害を受け入れられた事
同じ悩みを持つママ友ができた事
先生やママ友達と沢山コミュニケーションを取り
息子に対してプラス思考になった事
児童発達支援幼稚園なので
STやOT、心理士なども居て、
その他にも摂食指導やヘアカットなど
障害者には有り難い事が沢山ありました
この園に通えて本当に良かったです
卒園おめでとう愛息子