Oppenheimer (オッペンハイマー)を観てきました。
もう10年以上ご無沙汰なんじゃなかろうかのパームスホテルの映画館へ行ってきました。
普通の映画館と違って、なんだかファンキー。
映画は「原爆の父」と呼ばれた、マンハッタンプロジェクトを指揮した物理学者のお話です。
原爆自体がどうこうの前に、彼がマンハッタン計画に携わり、そのプロジェクトを成功へと導いていく彼の生き様というか人生がメインストーリーです。 けど、そのプロジェクトの延長線に広島と長崎がある以上、日本人である自分がどう感じるのかが興味ありましたが、素直に良い映画だったと思います。3時間を超える長編で、ちょっと削れる部分あったよね?とか思う部分もありましたが。
原爆を作った故の彼自身の苦悩葛藤も描かれています。
新しいテクノロジーを人間が手にする時、それを善として利用するか悪として利用するかも人間次第。怖いのは、物事の捉え方によっては、善が悪にそして悪が善になってしまうこと。
そんな歴史のど真ん中にいた彼の物語。とても興味深い物でした。