きっかけ2
昨日は久しぶりにゴルフでしたが、あいにくの天気ぐらいではなく凄い豪雨に見舞われ罰ケーム感覚でした。
日ごろの行いでしょうか???
さて、続きですが、
担当だった彼は、週に2回ほどは事務所に来ていました。正確に言うと「夜の安全パトロール」(飲み方)に来てたと言うのが正解だったかもしれません。大量のカタログを持ち歩く彼に感動したにも関わらず、変に意気投合して仕事そっちのけで遊んでた記憶が大半を占めています。
ただその当時はバブルが崩壊したというものの、それは首都圏での話で遠く離れた九州ではまだまだ不景気感はなかったように思います。
主流だった新築の防水工事に追われる日々でした。一番大事なのは工期を守ることで、とにかく工程通りに職方を手配して決められた期日内に納めることが使命でした。特に考えることもなく楽勝といえばそうなんですが、達成感というか?なんというか?仕事に満足してなかったように思います。
いつも遊んではいたものの担当者である彼は、私に「防水の改修工事」について、時折語る場面があり、彼の会社で主催する研修会や勉強会に参加するようになりました。彼の立場も考えて最初のころは付き合い感覚で参加してました。
九州各県から同業各社の番頭さんレベルの人たちが集合して勉強をやるわけです。それも参加者はみな真剣です。それまでこの仕事にほとんど興味を示さなかった自分も最初はポーズで参加してたのに、気が付いたら次第にそこに行って仲間と会うのが楽しみになり、真剣に取り組み出して、超積極的に参加するようになっていました。
何よりも興味を持ったのが、数多くある防水工法の中から自分が工法の選定をして提案ができる。そしてそれが採用されれば、その自分が考えた工法を実際に施工してその完成を見ることができる。さらに完成品には一つとして同じものはない。新築工事ではない改修工事ならではの達成感が味わえることでした。
改修工事では、屋根の形状や用途、工法の選定、材料の相性、取り合いの処理、納まり具合など色んな事を複合して考え提案する楽しみがあり、興味が増す一方で、担当者である彼の思惑にまんまとはまって行き気が付いたら結構どっぷりとこの業界に足を突っ込んでいたということです。
次第にバブル崩壊の影響を九州でも感じ始めたころには、新築工事受注での価格競争はスカレートしていく一方でそれまでの楽勝ムードはどこか行ってしまい、この防水業界も大変な時代へと突入していきました。
そんな中でも改修工事が大好きで、ずっと取り組んできたことが、独立した今でも生きる糧になっていると思います。
きっかけ
今日と明日は、弊社もお盆休みです。
朝は歳のせいか?早く目覚めてしまいます。普段は仕事がはかどる時間帯ですが、休みの日まで早起きしなくてもいいのにと思うのですが・・・?
この仕事を始めたきっかけは、今から18年ほど前、バブル崩壊後に開業前に勤めていた会社に入ったことです。
大学を卒業してサラリーマンとなり、そこそこの生活ができて、そんな中で結婚もして二人の子供もできていい感じだったんですが、一つ転勤族だったことで突然そこを辞めて地元熊本に帰ってきてしまいました。
でも時代はバブル全盛期だったので、どんな仕事でもそこそこに収入があり、結構普通に生活をしていました。
しかしバブル崩壊とともに収入は減少し、毎日やることもなくぶらぶらしていました。そろそろ転職をと考えていたときに、女房の親父さんにすすめられるままこの業界に入ることになったわけです。
当然まともな収入もない自分に選択の余地はなかったということです。
見るもの、聞くもの、触るもの・・・・何もかも未経験の上、それまでボールペンより重いものを持って仕事をしたこともなかったのに、足場に上がらされたり、屋根の上に連れて行かれたりで、環境が激変し、逃げ出そうと思うほどでしたが、中途で無理やり入れてもらった会社なので簡単に辞めることもできませんでした。
また、本格的に職人になるつもりもなく、営業を担当するということになっていたので、普通に何もしなくても仕事は来るし、価格競争もそんなに厳しいこともなく、会社に行けば給料がもらえるというレベルで、そのまま2年ほどはボォーっと過ごさせていただきました。
そんな楽勝の日々を送っている時に、今も大変お世話になっている材料メーカーの営業マンが九州に転勤してきたのです。
彼は、大きなパイロットケース(アタッシュケースのすごく大きいやつ)にカタログをいっぱい詰め込んでいて2階にある事務所まで持って上がってきました。今どき見かけない光景にしばらく見入ってしまうほどでした。
当然事務所の本棚には、カタログは置いてあったし・・・???
彼は東京から転勤してきたんですが、出身が関西だったので、何の抵抗もなく関西弁で話しかけ来て・・・
何が良かったのか?相性が良かったとしか思えないのですが、彼との出会いがきっかけでこの業界に足を踏み入れることになりました。
続きは、また・・・・
今日は久しぶりのゴルフです。今から準備をします。
お盆だけど仕事やってます。
今日は、お盆だというのにちょこっと現場は動いてます。
職方さん、協力業者さん ありがとうございます。
一応自分も朝から作業服だけは着ています。
後で現場へも顔を出す予定です。
実はブログを始めると同時に、スマートフォンも購入しました。どこからでもブログの更新ができたり、いろんなことができると聞きその気になって買ったのはいけど・・・???
さっぱり使い方が理解できません。ブログに写真すら掲載できないのに、少し無謀だったような気がします。
この年で勉強することがいっぱいあるということは、いいことなんですかねぇ???
地道にやっていきます。
今日からは、何回かに分けて防水屋さんなった頃のことを掲載してみようと思います。
スタートしました。
本日記念すべきブログをスタートします。
防水工事専門店をやってます。日々の出来事を中心に日記感覚で続けていければと思ってます。
まずはプロフィールから
会社名は、世希サポート㈱(セイキサポートと読みます)
開業して 今月末 無事2回目の決算を迎えることになりました。
開業したきっかけは、勤めていた会社が倒産して再就職先を探してみても雇ってくれる所が無く他に生計をたてる術がなかったからです。
そして手に職があるわけでもなくもっぱら営業畑の経験しかなく、防水のことしかわからないし年は50を超えてるし、そんな奴を雇う所があるはずもなく・・・
再就職の条件に適合してなかったのが原因でしょうね。
なんとかこんな自分でもこれまでやってこれたのは、廻りの人たちにたくさん助けられてきたからだと思います。
本当に恵まれていると感謝してます。
社名は二人いる娘たちの名前から1文字づついただいてつけました。
友世(トモヨ)さんと希美(ノゾミ)さんの「世」と「希」です。これをつなげて「セイキ」と読みます。
読みずらいし、社名を聞いても見ても何の会社かわからないし???
でも自分的には結構お気に入りです。
仕事は防水工事屋さんなので、雨の日以外はたいてい屋根の上です。
今の時期はとても暑く、おまけに現場には日影がないので熱中症対策が欠かせません。
普通の人は経験する必要はないと思いますが、想像を超える暑さです。
自分はというと、長時間現場にとどまる体力がないのと、社長という立場からちょこっと現場を見に行ったり、気が向いたときは手伝うけど、すぐに飽きるし下手なのでかえって邪魔になるようで・・・
結果、好き勝手にやってます。
基本は現場の状況を見て、補修または改修のやり方を考えて、それを具体的に理解できるように提案して、実現させるという簡単なことですが、そのやり方を考えている時が一番わくわくする時間です。
そして見積書の項目を考えたり、提案書を作ったりしている時がこれまた楽しいひと時なんです。
提案が採用され、施工して完成した時がこれまた達成感を味わうことができるし、ひとつとして同じものがないものだから面白いのかもしれません。
ちょっと簡単にはやめられませんね。
これから「日々の出来事編」「専門家の目編」「雨漏りドクター編」「ひとりごと編」等々綴っていけたらと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。