生活空間研究所

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芦屋にある建築事務所、生活空間研究所です。


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前回は夫婦寝室の間取りについてご説明しました。

今回は、その他の個室の設計の要点についてご説明しましょう。

まず子ども室です。

子どもは、小学生ぐらいまでは、家の中では主として母親にくっついて暮らします。

勉強は食卓など母親の目の届くところですることが普通でしょう。

遊びも母親の目が届くLDKなどで行うことが一般的です。

就寝も、個室ではなく、親の寝室でいわゆる「川の字」で、寝ることが多いでしょう。

ですからこのような親に依存の強い時期には、子ども室はあまり必要が無いと言えます。

子ども室が必要になるのは、小学校高学年や中学生になり、自立心が芽生え確立される時期です。

それまでの母親の優しい指導や指示が束縛に感じられ、そこから独立しようという志向が強まります。

そのため、子ども室は、子どもの自立・自己コントロールの城になります。

その空間づくりの計画やコントロールも、子どもの成長のための重要な一環であり、両親もそれまでの上から目線の支配的な接し方を改め、子どもの自立を促進せねばなりません。

 

子ども室は、ベッド就寝、勉強机や本棚の配置を考え、コンパクトな寸法を考えれば、6畳程度の大きさになります。

ベッド就寝であれば、奥行きの深い押入は不要ですが、家具がガタガタと乱雑に配置されることを裂けるためには、洋風の収納スペースが必須です。

間口910mm奥行き700mmの壁から出っ張らない収納スペースは是非設けたいですね。

 

子供室の位置ですが、お母さん方は南向きの一番良い居住環境と思われる位置を子ども室にしようとする傾向が強いように思われます。

一番快適な環境で、よく勉学に励んでほしいとの親心なのでしょう。

私はそのような場合、一番良い位置は、家族の共用スペースに充てるよう助言します。

共用室が魅力的な居住環境であれば、休養などの時間は家族は自ずと共用室に集まり、家族間の交流が自然に深まります。

そのような位置に共用室を置くことはとても重要です。

 

さて子供室の位置は、北側が一番でしょう。

しかし東側でも西側(最近は遮熱ガラスや断熱の性能が向上しており西側の部屋でも快適に過ごすことができる)、問題ないと思います。

子ども室での生活は、勉学・就寝・趣味が一般的です。

最近の住宅は温熱性能が向上しており、北向きの部屋でも快適な居住性が容易に安い費用で確保できます。

昔は住宅の温熱性能が悪く、冬は南向きでなければ寒くておれないとの社会的常識がありましたが、いまは全く異なります。

 

断熱や気密性能の良い最近の住宅では、太陽が照らなくても暖かい居住環境が、安価に維持されています。

そこへエネルギーの大きな直射日光などがあたれば、部屋の中の温度は一挙に上がり、通風を採るなどの応急措置が必要で、太陽光は室内気候の撹乱要因になっています。

そのような場合、温熱環境的に一番安定しているのは、太陽光の影響の少ない北向きの部屋です。

同様の理由で、夏の蒸暑期にも、通風さえ確保していれば、北向きの部屋は昼間の太陽熱の影響が少なく快適ですし、就寝にも有利です。

 

あと気をつけないと行けないのは、音的なプライバシーの確保でしょうか。

最近の子どもさんは自分専用の音響機器を持っていることが多いと思います。

またギターなどの楽器を演奏する人も少なくないでしょう。

CDや楽器の簡単なつま弾きなどは、気にならない程度の防音性の確保が必要でしょう。

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引用元:美しく 暮らしやすい 洋風 戸建て住宅 新築の 要点5:個室・・・

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