UR分譲ってどんな分譲なのでしょうか。UR賃貸の方がどちらかと言うと、CMなどで御馴染みだと言えると思います。独立行政法人都市再生機構の愛(人に与えることでもらえるようにもなるそうです)称をUR都市機構と言い、UR分譲はUR都市機構が取り扱っている分譲物件の事をいうのです。同じく、UR賃貸はUR都市機構が取り扱っている賃貸物件で、公団と呼んだ方がぴんとくる方もいらっしゃるでしょう。UR都市機構が行っている宅地分譲は、不況でも即完売することが多く、抽選で購入者を決める事もあるくらい人気です。その売りはなんといっても、保証人(単純保証、連帯保証、物上保証人などの種類があります)がいらないこと。さらに、長期固定金利(元金に対する一年間の割合を「年利」、一ヵ月の割合を「月利」、一日あたりの割合を「日歩(ひぶ)」といいますでの割賦制度が利用出来ます。そして、宅地分譲は更地で行われ、建設するにあたり利用する住宅メーカー(セキスイハイム、ミサワホーム、パナホームなど、色々な会社があります)の指定などもありません。ただ、申し込みの際には色々な条件があり、5万円の契約保証金の支払いや200万円以上の一時金の支払いなどが必要になるでしょう。また、一定期間内に購入した土地に住居を建てなくてはいけないでしょう。投資目的での購入も出来ないことになっていますから、必ず購入した本人や親族が住まなくてはならない決まりです。それに、十年以内に譲渡や賃貸などを行う時には、UR都市機構とその地域の都道府県知事の承認が必要だそうです。UR都市機構の宅地分譲は、計画整備された物件が多いため、購入を希望しても買えない事も少なくないのです。また、どれくらい独立行政法人だからといっても、地盤調査やどれくらいの土地なのかと言う情報はきちんと集める必要がありますね。かつてUR都市機構の分譲宅地から産業廃棄物が出たこともあるので、無条件(あまりいい意味で使われることがないんではないでしょうか)で信頼していい訳ではないんです。