こんばんは。


たまぱんださん、コメントありがとうございます。


もうすぐ3月も終わりで


別れの時期ですね。


さいたま市も定年退職の方が多く


なんとも寂しい気持ちになります。


26日、土曜日は、桜区新開から桜区役所まで続く約2キロの桜並木の


桜まつり(点灯式)が行われました。




http://www.city.saitama.jp/004/001/002/005/sakura/p041270.html


ライトアップされた夜桜は、本当にきれいです。


みなさんもぜひ、一度いらしてみてください。


点灯式の後は、パーティ。




桜区長もご勇退。


寂しいです。


とってもお世話になりました。


ありがとうございました。




桜区も来年度は、女性区長の誕生です。



いろいろなことが、少しずつ変化していきます。


いい方向も心配な方向も。


障害福祉課がなくなる?ようで・・・


障害政策課と障害支援課になるらしいです。


支援・・・この言葉、私はちょっと・・・心配。


生きていくための支援と言うことでしょうが、


そこに隠された意味は、「自立していくための支援」というのをどうしても想像します。


自立をたどると、そこには、自己責任が見え隠れします。



忘れもしない障害者自立支援法。


施行されてから、ちょうど10年ですか。


この法律ができて、施設を退所する人。


福祉サービスを受けられなくなった人。


自殺、餓死、一家心中・・・痛ましい事件も相次ぎました。


応益負担が導入され、障害が重ければ重いほど負担が重くのしかかる・・・


全国で71人の障害者が立ち上がり、


国を相手に訴訟!


2010年、当時の厚生労働大臣は、


「尊前を傷つけたことを深く反省する」と謝罪し、


原告団と和解。基本合意を交わしました。


ところが、新しくできた法律は、


「障害者総合支援法」と言って、


応益負担の仕組みは残されました。


今、障害者総合支援法は見直しの時期を迎え、


国会に改定法案が上程されました。


その中身は・・・


どうも自立と言う言葉が目につきました。


ちょっと乱暴な表現かもしれませんが、


グループホームから出られるよう、自立を支援。


一般就労への道へ!の自立支援。



確かにホームから出て地域で一人暮らしをすることができるような支援は、

すばらしいとは思います。


けれど、私は、今、ホームにも入れず、終の棲家を探している障害者が多くいる。


グループホームでは、職員を募集してもなり手がない。


ホームは、なかなか増やせない。


今抱えている深刻な現実に目を向けて欲しいのです。


老人ホームで悲惨な事件が起きました。


あれは高齢者だけの問題ではなく、


障害者施設でも同じ問題を抱えています。


とにかくそこで働く職員は、低賃金!


働き続けたくても働き続けられないほど。


処遇改善を強く求めます。


施設側の運営の厳しさも尋常ではありません。


そして、最も危惧するのは、65歳問題。


介護保険への移行。介護保険優先原則です。


改正案では、それがさらに色濃くなっていると言わざるを得ません。


ある専門家の方も「介護保険との統合への地ならし法案」と言うほどです。


(もちろん、その他にもいろいろ盛り込まれ、医療的ケアの必要な子への支援など少し良くなるのかな?といったことも見られましたが)


さいたま市では、2月定例会で、


急に追加議案が、閉会日近くになって出され、


障害者も高齢者の小規模多機能事業所を利用できるようになる。


生活訓練も受けられるようになる。

(生活訓練なんて今までないものでした。虐待などで、施設に入った子への支援ということもあるようですが、本当にいい方向だけならいいのですが・・・)




これも、国の動きを受けてのことでしょう。


あまりも拙速すぎるとの理由で私たちは反対しました。


他会派からは、疑問視する発言もなく、


ふれることもされなかったのが、残念でなりません。


そもそも、あの訴訟、そして、謝罪。


基本合意はどこへ?


障害者福祉はどこへ?


さいたま市は、障害福祉はなくなるの?


支援だけ?


生きる権利はどこへ?