こんばんは。
今日は大変風が強い日でした。
午後、桜区栄和地域を宣伝カーで、
演説しながら回らせていただきましたが、
何しろ風が強く、声も風にさえぎられるほどでした。
火災も出ているようです。
みなさん、お気をつけください。
強風で思い出すのは、
高齢者に対する風当たりが強いですね、安倍政権。
介護報酬の引き下げ、あんまりでしょ!
介護報酬全体として2.27%
特養ホームは、6%の引き下げですか!
これでは、施設はたまったものではありませんね!
社会福祉法人が儲けすぎ?
どなたがおっしゃったのでしょう?
非営利団体ですよ。
特養ホームに至っては、今でさえ、
3割が赤字経営と言う結果が出ています。
これでは、閉鎖するホームも出てくるのでは?
事実、6%の引き下げでは、採算取れないと、
建設予定を中止したところも出たそうです。
ただでさえ、待機者急増、足りなくて困っているのに。
報酬の引き下げは、あたりまえに、そこで働く人にしわ寄せがいくでしょう。
処遇改善のために月12000円の加算をすると言っていますが、
介護報酬が引き下げられたら、施設は経営悪化、人員削減も行われるでしょう。
今でも介護職場は離職率が高い、
障害者施設同様、募集しても人が来ない、万年人手不足です。
介護崩壊です!このままでは。
さて、さいたま市も第6期介護保険事業計画が示されました。
気になるのは、要支援1.2の方が、
介護保険サービスから外され、
地方自治体の新総合事業に移行することです。
この方々が、引き続き、介護サービスを質の低下なく受けられることが求められています。
その責任をさいたま市が負っているわけです。
6期計画では、高齢者人口が、H29年まで約2万に増える予想です。
高齢者を支援する体制の中心は、地域包括支援センターです。
桜区には2ヶ所しかありません。大丈夫でしょうか?
調べて驚きました。
さいたま市全体では、地域包括支援センターは27ヶ所。
高齢者1万人に1ヶ所です。
同じ政令市では、仙台、新潟は3千人から6千人に1ヶ所です。
神戸や広島、熊本などは、中学校区に1ヶ所。
これで、いいのか?さいたま市!
超高齢化社会を迎えるのに、地域包括支援センターを大幅に増やさないと大変なことになります。
特養ホームの話に戻りますが、
さいたま市は待機者が約2000人います。
特養ホームは要介護3からしか入れなくなります。
今、要介護1.2の方、353人が入所待ちをしています。
この方々は、すぐにでも入所が必要な方々です。
特例で全員が入れるようにしなければ、大変な混乱です。
ところが、さいたま市は、このうち35人しか特例として認めないと言うではありませんか!
まさに、保険あって介護なし!
ひどいです、さいたま市!
介護認定者は、3年間で8500人増える見込み。
入所待機者、今の時点で2000人。
さいたま市は、3年間で1200人ぶんしか増やさない計画。
お粗末ではありませんか?
清水市長は、保育所の待機児童ゼロをかかげています。
なのに、特養ホーム待機者ゼロどころか、
待機者半分にもできない、むしろ待機者が増えてしまうかも。
高齢者に冷たすぎます、市長!