VCARBのピーター・バイエルCEOは、角田裕毅がパフォーマンスを維持できれば、将来的にレッドブルのシートを検討する可能性があると述べた。
角田は2024年にこれまでのF1キャリアで最高のシーズンを迎え、ダニエル・リカルドを上回る成績を収めているが、2025年まで姉妹チームであるアルファタウリに留まる新契約を締結している。
レッドブルはマックス・フェルスタッペンに対してパフォーマンスが不足しており、サマーブレイクの際にはセルジオ・ペレスの後任を検討していたものの、ベルギーGP後にペレスのシート維持が決定した。
 ただし、角田はその候補に入っていないと見られている。
ペレスが残留することは重要だが、シニアチームのドライバー選定においてはリカルドやリアム・ローソンが考慮されている状況だ。
しかし、バイエルは角田が現在の進歩を持続し、前半のパフォーマンスを維持すれば、レッドブルからの注目を受ける理由は十分にあると信じている。
また、彼は角田がダニエルの隣でさらに成長することが必要だとも言及している。
 角田自身は、ファエンツァを拠点とするチームでの4シーズン目を迎え、昇格の可能性を感じている。
ペレスの残留が決まる前に、彼はチームの上層部に自分の資格をアピールしたかどうかを問われ、「良いパフォーマンスを見せている」と冷静に答えた。
彼は、自分がレッドブルに考慮されているかどうかは不明であるものの、これまでの成果に満足しており、他のドライバーと比べても自分の実績に自信を持っている。