ダニエル・リカルドは、F1での将来を確保するために「レッドブルか潰れるか」との覚悟を示している。
彼は今シーズンでレッドブルの姉妹チーム、ビザキャッシュアプ​​リRBとの契約が満了し、2025年のグリッドを目指す厳しい戦いに直面している。
35歳のリカルドはこれまでのキャリアで波乱が続いており、F1シートに値するかどうかの疑問も絶えない。
2024年の現時点で、彼はわずか12ポイントを獲得しており、契約を延長したチームメイトの角田裕毅に常に後れを取っている。
 リカルドは、リザーブドライバーのリアム・ローソンが後任候補とされている中でも、レッドブルへの復帰を望んでおり、今シーズンのパフォーマンスが振るわなかったにもかかわらず、サマーブレイク後にはセルジオ・ペレスの代役として名前が挙がることもあった。
しかし、ペレスはポジションを維持することが確定しているため、リカルドの状況は明確ではない。
リカルドは、レッドブル以外のチームに移籍することは考えておらず、自身の将来を危険にさらす覚悟を持っている。
 彼は「スポーツに復帰してレッドブルファミリーに戻るのは、最後のチャンスかもしれない」と述べ、自身の成功への強い意志を示している。
また、過去にルノーやマクラーレンで楽しい瞬間があったものの、「ここが私の家であり居場所」と感じているとも語っている。
リカルドは、他のチームと交渉することにはあまり興味がなく、「もし昇格できなかったとしても、私はまだここ(RB)にいたい」との思いを明かしている。
彼の決意は、F1でのキャリアが岐路に立たされていることを示している。