第3期 自民党道連「HOKKAIDO政治塾」 平成24年4月14日 | 自民党道連「HOKKAIDO政治塾」

自民党道連「HOKKAIDO政治塾」

共につくろう「ふるさと新時代」

2012年4月の政治塾です。

今回の政治塾の講師は2名。

1講目の講師は北海道大学院法学研究科教授「山口二郎」先生です。
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ご存知の通り、自民党とは真逆の立場の方だった先生です。
あえて、我が「HOKKAIDO政治塾」は忌憚ない建設的な講義をいただきました。
演題は「日本の政党政治は生き残れるか」です。


政党政治は「競争」で成り立ち「リスペクト」がないと良いものは生まれず
「敵」では「憎悪、劣情」では対立ばかりで破綻していくものだと言うことです。
「リスペクトの無い争いは、単なる権力闘争」かつての政治はリスペクトを持った競争が存在した。
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民主党のわずかな成功と大きな失敗。
超党派である民主党には安全保障に触ると成功しないと提言をされていたそうです。
NPOの促進と寄付税制の改革や色々なメンバーの交代で新陳代謝が起こりいい方向に向かった事も多々あったが、官僚支配政治の脱却や生活第一の政策の頓挫。
自民党は現政権、民主党の敗因を学び生かして欲しい・・・


選挙とは日本の社会モデルを選択するものであり、政党は社会モデルの骨格を示し実現させる。

民主党のマニュフェストは不完全であり、自民党はその点も学ばなければならない。

結果として、政治家は結果に責任を持たなければならない。

時期総選挙では、自民党は真摯に政策を訴え、民主党は3年間の実績を総括し詫びれるか・・・
国難を乗り切るにはリスペクトをもって「競争」をしてほしい・・・
対岸の方の印象を思っていましたが、北海道を思う気持ちは一緒なんだと感じた講義となりました。
中々このブログでは書けない事が多いですが、ご了承ください。



2講目の講師は前北海道開発局港湾空港部長「中村信之」港湾空港建設技術サービスセンター北海道支部支部長です。
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スライドの関係上、いつもと席位置が違いますが、
「北海道開発局とは」をスライドでわかりやすく説明いただきました。
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北海道開発局と聞くと、公共工事とイコールと思われますが、
開拓初期の根本は「北海道を開拓し人口を増やす」と言った
我々が住む北海道の礎を作ったのが現在の北海道開発局と言えるのです。
北海道開発局は「河川や道路、公園、港湾や空港」などや「農業や水産」や北海道の一次産業にも一役買っているのです。
北海道は国土の22%を持っています。
高速道路や新幹線もやっと光が見えていきた状況です。
高速道路はブロック中心都市と考えると、北海道以外の県庁所在地は鳥取以外はほとんど繋がっているが、北海道は札幌と旭川、帯広が繋がっていますが、函館、釧路、北見などブロックの中心が繋がっていないのが現状なのです。新幹線は皆様御存知のとおりとなっています・・・
港湾建設と農業、つながりが薄いと思われますが、例えば港湾建設で港の水深を掘り下げる工事をすることにより、更に荷を積める大きなタンカーが寄港でき、農業酪農の牛の餌であるトウモロコシなどを大量に購入することにより、現状より安く買えると言った繋がりがあるのです。
北海道の開発はこれからでしょうか?北海道に住む私たちの課題はまだまだです。

自民党道連「HOKKAIDO政治塾」運営委員会