長寿の悲しみ | 元アナウンサー吉川精一の徒然

元アナウンサー吉川精一の徒然

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 まず昨日の訂正です!

30数年前と現在の百歳越えの方々の比較で

1000倍と書いたのは100倍の間違いでした。

申し訳無い次第です。

三十数年前は凡そ890人、現在は8万450人だ。

 昨日は屈託なき男性お二人の紹介をしたが、今日は

女性の百歳越えの方、仮ににCさん。

Cさんは東京調布市の方。八十歳くらいの娘さんとの

二人暮らしだった。

Cさんとは年賀状のやり取りもできたが、確か3年後  

喪中葉書がきた。

『娘に先立たれました。新年のご挨拶を失礼します』と。

 

言葉もなかった。百歳越えの娘さんの他界、

長寿には長寿の悲しみがあるのだなとしみじみ思った。

今になれば随分と遠い昔の思い出だが、鮮烈な記憶として

心に残っている。

有難や長寿、されど長寿!

 

今朝の朝刊で高校時代の同級生の訃報の記事が、

掲載されていた。合掌