中年エンジニアです。



さて、昨日は次男の

合格について書いたのだが、

最低合格点がインターネットに

公開されていたので貼り付けておく。




データが公表されているのに

それを分析しないのは

エンジニアではない。

今年も工学分野は低いぜえ

最低合格点は363点だ。
(500点を平均とした偏差値みたいなもの)

各科目に配点比率があり

採点計算方法も公開されている

のだが、

363点というのは、

偏差値に例えるとピッチが大きいが

36.3だと考えても良い。

(実際の偏差値の計算式に換算すると

偏差値41くらい)


うちとこの次男は

どんな感じで合格したのか?

はたして、面接でA評価だったのか?

というのは、

総得点は昨日わかったので

公開されている各科目の平均点と

標準偏差から逆に計算できるのだ。







総得点587からTOEICの加点15点を

引くと572点。



自己採点で分かってる数字を入れ

その他は

572点になるように数字をあわせて

いくと、

専門記述は84点/240点

政策論文は5点/10点

面接はB評価

だったことが分かる。

なので、彼は一次試験で

荒稼ぎして貯金し

二次試験の

専門記述と政策論文で

貯金をとり崩し、

最後面接でAではなかったが

B評価を得て合格にいたったようだ。

ここで、標準偏差に注目してみよう。

専門記述240点満点の平均点は

110.426点で標準偏差が47.512点

これは、110.426−470512=62.914点から

110.426+47.512=157.938点の間に

約68%の人が入っているということだ。

なので、標準偏差の大きい科目は

この採点方法では差がつきにくい。

いっぽうで、文系とも共通である

基礎能力試験はどうか?

こちらは30点満点だが、

標準偏差が4.372と小さいのだ。

これはどういうことかというと

平均点より点をとればとるほど

差が出やすいのだ。

次男は結果的にその盲点をついた

ことになる。

うーん

面白い…

ただでさえ計算するの好きだが

これは

受かってるから余計楽しいぜ

なにかの参考にしてください。

参考にならんか…

おしまい