5月14日……
この日は、同博物館の特別展【スペイン奇跡の恐竜たち】を見てきた後、常設展の方にも行って来ました。
今までは、閉館前に行っていた為、常設展まで観る余裕はなかった。
だが、今年は朝から行っていた為、常設展も観る余裕があった。
そして、遠足シーズンで子供達が多い中、大阪市立自然史博物館の常設展に行って来ました。
常設展の入り口には、【シロナガスクジラ】と【マッコウクジラ】の実物骨格が展示されている。
こちらは、大阪湾に打ち上げられたクジラの死骸を、骨格標本にしたものである。
また、館内の入り口には、【ナウマンゾウ】と【オオツノジカ】の全身模型が展示されている。
この場所は、ナウマンホールとも呼ばれている。
また、壁には【マチカネワニ】の全身骨格の化石が飾られている。
そして、入り口には【スペイン奇跡の恐竜たち】の開催中
こちらは、羽毛無しである。
常設展の方は、色々とあり、語るのは長くなる為、今回は、化石が展示されている【第2展示室】の紹介がメインとなる。
この展示室には、恐竜を始め、古哺乳類の化石が一緒に展示されている。
以前に見に行った博物館とは異なり、特に時代事に分けられている事はなく、同じスペースで展示されている。
そこに展示されている恐竜の化石は
【ティラノサウルス】
【トリケラトプス】
の頭部骨格などが展示されていた。
ここに展示されている【アロサウルス】【ステゴサウルス】の復元スタイルは、一昔前のスタイルで展示されている為、尻尾が地面に引きずっているという形になっている。
その他にも、この場所には古哺乳類化石も展示されており、中には
【ナウマンゾウ】
【マンモス】
【アメリカマストドン】
【アケボノゾウ】
の全身骨格が展示されており、また
その他の古哺乳類は
【ヤベオオツノジカ】
【オオナマケモノ】
【デスモスチルス】
の全身骨格も展示されていた。
【デスモスチルス】に関しては、2種類の骨格標本があり、1つは一昔前に考えられていた復元スタイルであり、もう1つは近年の研究で解明された復元スタイルである。
また、この場所には、古哺乳類や恐竜以外にも
【マチカネワニ】は、大阪で発見された化石である。
その他にも、ガラス越しではあるが、恐竜以前の哺乳類型爬虫類である
【ディメトロドン】
【リカエノプス】
の全身骨格も展示されていた。
その他にも、常設展では、大阪市の自然に関する展示や、現在の哺乳類の全身骨格の展示も行われている。
ゆっくりと見ようと思ったのだが、この日は生憎の遠足シーズン。
子供がたくさん来ました。
まぁ、そんな感じで、博物館を出た頃には、午前中には晴れていた天気がすっかり悪くなり、雨が降ってしまいました。
そんなわけで、長居公園の見学は難しくなってしまいました。
それよりも、もし、大阪が大阪都になったら、大阪市立自然史博物館はどうなるのだろう?
名前は変わるのかな?