北海道の先生のご要望もあり、休載する前に記事１つついかしました。これで１か月ほどお休みをいただきます。
ご隠居「ここは毛ガニがある。オ、タル酒もある。ここにしよう。」
熊さん「蟹じルモイいかな。」
八さん「いたさん、はまちも刺身でお願い。ハウマッチ。」
熊さん「いくらは握りで、３貫。土産も３ハコダっテ、おイクラ。」
八さん「熊、チトセーぶしろよ。」
熊さん「俺、ふらフラノ気分がすきなんだ。かエリモもまだ飲むつもりだ。」
ご隠居「みんナヨロけてるよ。無理だよ。これでお開きにする。」
八さん「あれ、ご隠居。そんなにホッカイロ買ってどうするの。お歳かな。」
ご隠居「ホッカイロ持って北海道にゆくんだよ。」
熊さん「飛行機は大雪だと飛ばない。大変じゃない。」
ご隠居「ワッカナイ、でも毛ガニが食べたいから。」
熊さん「美味そう、俺も食べたい。連れてって。」
ご隠居「ソウヤ、みんなで行こう。明日行こう。」
八さん「熊ぐずだから、パッキングはやクシロよ。」
ご隠居「さあ、さっさとネムロ。」
ご隠居「わしも入れる寺や墓がまだない。困ってる。」
八さん「うへへ、ご隠居が困っテラ、へへへ。」
ご隠居「金もない。ハカがない。はかどらない。」
八さん「それならまず霊園探しから、霊園が良いんじゃない。」
ご隠居「どうしてだい。」
八さん「だってただでしょう。レイエンと言うんだから。」
ご隠居「それはよい、わしの墓は任せた。やっと捗った。」
