『はーいもう一枚行くよー!』
パシャ
パシャパシャ!
いいねー!横から行こうかー!
パシャ!
はい~、
次下からのアングル行ってみようかー!
パシャパシャ!
いいねー!!
根っこ最高!!
・・・とまぁ、おふざけはこの位にしてと・・
ある日の休日-
-チュンチュンチュンチュン-
『・・もう朝か』
『おはよう小鳥達。今日も素敵な目覚まし時計をありがとう』
僕はまるで咲いたばかりの花のような柔らかい笑顔で目を覚まし、犬でも撫でるかの様にそれはそれは慣れた手つきで小鳥達の頭を優しくなでなでしては立ち上がり、玄関のドアを開けた・・。
小鳥達も撫でられる事に慣れていて、その表情は終始笑顔だった事はわざわざ言うまでもないだろう。
寝ぼけた顔したまま僕は何を求める訳でもなくいつものようにふらふらっとスーパーへ向かう・・
チュン!チュンチュン!
『あ、こらー!もう
ついてくるなってお前達~~!!!』
『ったくもうあいつら』
小鳥達がちゃんと帰るのかどうかを確認するべく空を見上げながら歩いていた僕は急に目の前の景色がサッと変わった事に、その時目的のスーパーへ入った事に気づいた。
『おっ、中寒いな・・』
-店長、他スタッフ『セグ様いらっしゃいませ!』
『はいはいオハヨ』
店長『道空けろ~!そこの客どけコラ!空調上げろ!』
『もう、いいって』
・・とまぁここの店長、西井出さんのいつもの嫌~な感じのお出迎えで入店。
眠い目をこすりながら今日の心地良いそよ風に吹かれるかのような軽い足取りで野菜コーナーへ・・・
『初めまして』
『誰だ?初めて見る顔だなお前』
『どうも。もみな大根です。美味しいので是非使ってみて下さい』
『ったく・・初めて見る顔だな。まぁ、しょうがねぇなぁ~。はいはい自称美味しいもみな大根捕獲しました・・と。』
『他に立候補はいないか!?』
自信のないザコな食材達は一切目を合わせようとしない・・
鮮魚コーナーへと歩いた僕は、『柳ピー』でお馴染み今が旬の青柳を手にし、籠の中へ強引に放り込む。
揺れる籠の中の二人は『初めまして、宜しくお願いします。』とでも言わんばかりの緊張した表情で照れくさそうに見つめ合っていた。
その二人を繋ぐ『旨味のキューピット』こと、アンチョビも籠の隅っこで一人ドキドキしている様子だった・・
『一万円からで。釣りはいらないです』
お会計を済まし、帰宅した僕は早速調理に取りかかる。
ニンニク、唐辛子をオリーブオイルで香り付けし、アンチョビを加える。
アンチョビが溶けたら
青柳を加え、身が硬くならないように軽~く火をいれ、そこにサッと下茹でしたもみな大根を加えたらすぐに火を止める。
新鮮な貝の食感と、もみな大根のシャキシャキ感、色、素材それぞれの良い所が無くならないように注意。
パスタのゆで上がり前に再度ソースを温め、茹でたスパゲッティーをさっと和えて火を止めた後、
仕上げに香りの良いバージンオイルをひとまわし。
完成しました。
『青柳貝ともみな大根のスパゲッティー』です。
もうふざけるのに疲れたので普通に終わります
次回予告
『気仙沼のあいつ』の巻き
パシャ
パシャパシャ!
いいねー!横から行こうかー!
パシャ!
はい~、
次下からのアングル行ってみようかー!
パシャパシャ!
いいねー!!
根っこ最高!!
・・・とまぁ、おふざけはこの位にしてと・・
ある日の休日-
-チュンチュンチュンチュン-
『・・もう朝か』
『おはよう小鳥達。今日も素敵な目覚まし時計をありがとう』
僕はまるで咲いたばかりの花のような柔らかい笑顔で目を覚まし、犬でも撫でるかの様にそれはそれは慣れた手つきで小鳥達の頭を優しくなでなでしては立ち上がり、玄関のドアを開けた・・。
小鳥達も撫でられる事に慣れていて、その表情は終始笑顔だった事はわざわざ言うまでもないだろう。
寝ぼけた顔したまま僕は何を求める訳でもなくいつものようにふらふらっとスーパーへ向かう・・
チュン!チュンチュン!
『あ、こらー!もう
ついてくるなってお前達~~!!!』
『ったくもうあいつら』
小鳥達がちゃんと帰るのかどうかを確認するべく空を見上げながら歩いていた僕は急に目の前の景色がサッと変わった事に、その時目的のスーパーへ入った事に気づいた。
『おっ、中寒いな・・』
-店長、他スタッフ『セグ様いらっしゃいませ!』
『はいはいオハヨ』
店長『道空けろ~!そこの客どけコラ!空調上げろ!』
『もう、いいって』
・・とまぁここの店長、西井出さんのいつもの嫌~な感じのお出迎えで入店。
眠い目をこすりながら今日の心地良いそよ風に吹かれるかのような軽い足取りで野菜コーナーへ・・・
『初めまして』
『誰だ?初めて見る顔だなお前』
『どうも。もみな大根です。美味しいので是非使ってみて下さい』
『ったく・・初めて見る顔だな。まぁ、しょうがねぇなぁ~。はいはい自称美味しいもみな大根捕獲しました・・と。』
『他に立候補はいないか!?』
自信のないザコな食材達は一切目を合わせようとしない・・
鮮魚コーナーへと歩いた僕は、『柳ピー』でお馴染み今が旬の青柳を手にし、籠の中へ強引に放り込む。
揺れる籠の中の二人は『初めまして、宜しくお願いします。』とでも言わんばかりの緊張した表情で照れくさそうに見つめ合っていた。
その二人を繋ぐ『旨味のキューピット』こと、アンチョビも籠の隅っこで一人ドキドキしている様子だった・・
『一万円からで。釣りはいらないです』
お会計を済まし、帰宅した僕は早速調理に取りかかる。
ニンニク、唐辛子をオリーブオイルで香り付けし、アンチョビを加える。
アンチョビが溶けたら
青柳を加え、身が硬くならないように軽~く火をいれ、そこにサッと下茹でしたもみな大根を加えたらすぐに火を止める。
新鮮な貝の食感と、もみな大根のシャキシャキ感、色、素材それぞれの良い所が無くならないように注意。
パスタのゆで上がり前に再度ソースを温め、茹でたスパゲッティーをさっと和えて火を止めた後、
仕上げに香りの良いバージンオイルをひとまわし。
完成しました。
『青柳貝ともみな大根のスパゲッティー』です。
もうふざけるのに疲れたので普通に終わります
次回予告
『気仙沼のあいつ』の巻き