世界のゲーム機 売上集計 = 2011/11/20~11/26 | セグメントゲームズ β

世界のゲーム機 売上集計 = 2011/11/20~11/26

※参照元 : VGChartz Network
※前週比での増減が±5%以内の場合は「」としています。

ふうむ…以前は土曜日に更新していた参照元が、どうも”ぼんやり”とした更新タイミングになってしまっています。
それに伴(ともな)い、今までより集計データの公開が遅くなるかもしれませんが、ご了承くださいませ。



◆== 日本 ==◆
ゲーム機週間売上(台)前週比(台)合計売上(台)
DS3,222+58132,940,177
3DS119,764+29,8862,668,640
PSP33,105-6,79318,290,540
Wii19,888+7,04311,954,934
PS333,827-7,1137,371,868
Xbox3601,655-1441,543,765

Wii『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』を筆頭に、様々な新作が発売されてランクインしていましたが、飛びぬけた売上のものはなく、本体売上にはそこまで関与していない模様です。
むしろ、任天堂のゲーム機が伸びて、その他のゲーム機が少し落ち着いているあたり、まさに年末商戦に入ってきたと思わせられる感じがします。年末商戦の強さが、任天堂ゲーム機の真骨頂なので。



◆== 米国 ==◆
ゲーム機週間売上(台)前週比(台)合計売上(台)
DS270,200+183,10649,713,363
3DS511,283+320,6762,767,415
PSP88,118+56,60519,162,071
Wii641,444+483,25037,448,943
PS3388,725+277,87518,680,763
Xbox360961,389+740,53130,858,817

これを見て最初、絶対に間違っていると思う人がいそうです(笑)

米国では11月の第4木曜日に、祝日となる感謝祭があり、それを狙って小売店がセールを行って黒字になるため、その翌日を”ブラックフライデー”と呼ぶそうです。
米国においての年末商戦の皮切りで、ゲーム業界においてもこの週の売上は特にすさまじいと聞いたことがありました。


しかし、今回初めてブラックフライデーの売り上げを集計してみて、”すさまじさ”がよく分かりました。全てのゲーム機で3倍以上の売上。Xbox360に至っては100万台近く売れています。
また、ニンテンドー3DSも50万台以上を売り上げ、何だかんだでじわじわと流れが作れてきている様が伺えます。といっても、年末の任天堂ゲーム機の強さが相変わらずだから、という点もあるでしょうけど(笑)


ゲームソフトでは、Xbox360『Kinect アドベンチャー!』が1番の売上で、発売して1年以上経つタイトルにも関わらず、この週だけで約749,000本を売り上げました。感謝祭では親族が集まって過ごす習慣があるとのことなので、やはり皆でワイワイ楽しめるタイトルが強いのでしょうね。
新作では、Wii『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』が約534,000本を売り上げました。やはり、受け入れられている市場なだけあって、良い数字です。なお、世界累計ではすでに100万本を突破しています。



◆== 欧州 ==◆
ゲーム機週間売上(台)前週比(台)合計売上(台)
DS100,106+29,92750,483,393
3DS236,421+69,8352,417,936
PSP63,724+16,64820,419,344
Wii194,356+59,59229,536,943
PS3275,573+130,89622,043,406
Xbox360154,953+16,16618,786,200

欧州でも、全体的にいい盛り上がりようです。
特にPS3本体の伸びが良く、ただでさえ大きな売上だったのが2倍近くに膨れ上がっています。

『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』(注意!Z指定タイトル)などの大型タイトルや『JUST DANCE 3』などの定番タイトルが売れ続けているなか、新作として『レイトン教授と魔人の笛』が発売。初週売上は約249,000本で、日本よりはちょっと少ないですね。(日本での初週売上は約30万本)
となると、もう少し間を空けて、3DS『レイトン教授と奇跡の仮面』を発売するといった感じでしょうか?日本では本体と同時に発売された今作ですが、海外では流れが出来てから発売されそうで、日本よりは成果が期待できるかもしれませんね。



◆== まとめの一言 ==◆
ブラックフライデーを迎えた米国にひきかえ、日本はまだちょっと”おとなしい”印象です。
しかし、それでも3DSは徐々に伸びており、次週では『マリオカート7』が発売されています。

ファミ通のこちらの記事によると、『マリオカート7』の初週売上は約452,000万本で、3DS史上最高のスタートダッシュとのことです。
そして本体売り上げは約216,000台と、8月の値下げをした時と同等の売上を見せたそうです。

また次回、改めて取り上げるかと思いますが、ゲーム機だけでなくゲームソフトのほうでも本当にエンジンがかかってきた様が伺えて、とりあえずは一安心といったところでしょうかね。


先週のデータ : 2011/11/13~11/19
 ※欧州版は別の記事で集計しました。欧州版はこちらからどうぞ。