おはようございます。
昨日はblushちゃんのお祝いをしたり
美術館にいったりと、充実した一日でした。
また追って記事にしたいと思います。
さてその前に・・・
先日、表参道ヒルズのR style by 両口屋是清
さんにて開催された試食会に参加してまいりました！
この夏にならではの涼味を満喫してきましたので
ちょっとご紹介させてください。
両口屋是清さんといったら名古屋の
老舗和菓子屋として知られていますが・・・
その名店による新たなスタイルの
和の提案を楽しめるのがこちらの表参道店。
同店こだわりの一品一品を
丁寧にご紹介いただきました。
まずは「梅水」で一息。
梅がほのかに香る爽やかな一杯で
迎えていただきました。
そしてこの夏オススメのドリンク2品
『紫蘇ジュース』と『柚子フローズン』です。
紫蘇ジュースは氷に見立てた寒天が
清涼感を誘います。柚子フローズンは
柚子のほろ苦さを引き出した、非常に上品な
フローズンドリンク。いずれも目が覚めるような
爽やかさでジメジメした夏の暑さを一気に
吹き飛ばしてくれました。
ストローの太さにも気を使っているそうで
寒天や氷もつかえることなくしっかりいただけます◎
「ちょっと食べてみてください」と
お次にいただいたのは……
こちらの炊いたばかりのぜんざい。
通常は炊いてから時間を置き、小豆がしまった
状態で提供するそうなのですが・・・炊きたての
小豆はふっくらとした柔らかい食感。
上質な丹波の大納言小豆の柔らかな甘みと
旨みを愉しませていただきました。
通常はこうした状態で供されます
『極味 冷やしぜんざい』
白玉は余計なものを加えず、白玉粉のみを
使っているので硬くなりやすいそう。「つい最後に
白玉を残しておきたくなる気持ちは分かるのですが、
食べるときはお早めに……」とのことです。
程よい甘さの上質なあんは言うまでもなく
絶品。さすがは両口屋是清さんですね。
そしてお次は……
彩り豊かな『江戸前おはぎ』が登場。
小ぶりなおはぎはまるでお寿司のようです。
なんだかお盆の時期に祖父母の家で食べた
おはぎが懐かしく思い出されます。
今回は定番の「つぶあん」、「うぐいす」、「きな粉」に加え・・・
この夏新登場の「紫蘇」と「あんず」もいただきました。
紫蘇のおはぎって珍しいですよね？ドキドキしながら、
紫蘇の花をちらし・・・紫蘇の葉と一緒にパクリ。
いただいてみると、口の中で広がる
紫蘇の香りと仄かな酸味があんの甘みをひきたて……
かなり絶妙なマリアージュ！これはハマってしまいそう。
少し桜餅とも似た食感ですが、味わいは全然違います。
これは是非一度味わってみていただきたいです。
あんずもまた、白小豆のこしあんと相性抜群。
道明寺粉自体にあんずシロップをほんのり
染みこませているため、一口食べると果実の
上品な甘みがバランスよく広がります。
割り箸にもちょっとした計らいが
この涼やかな川の模様、和菓子の焼印を
押しているそう。ちょっと粋ですよね。
海外からのお客様もとても喜ばれるのだとか。
その後・・・夏の風物詩、かき氷が登場
まずは定番『宇治金時』
愛知県西尾産の上質な抹茶が使われています。
抹茶の苦味とつぶあんの甘みのコントラストが
たまりません！てっぺんに白い氷を残すという
「富士山がけ」にて供されます。
そしてこちらは・・・『削氷（けずりひ）』
こちらは紀州南紅梅と白あんを使った
オリジナルのかき氷。梅は酸味よりは
完熟したフルーツの甘みが際立っていて、
これもまた新たな境地の味わいです！
最後は試作段階という・・・
『ぶどうのジュレとドリンクのセット』を
宝石のようにキラキラした華やかなこちらの
デザート、横からみると二層になっているのが
分かります。下層は赤ぶどうの水ようかん。
そしてその上で輝いているのが、白ぶどう
「ナイアガラ」をつかったジュレ。瑞々しさと
透明感に満ちた、夏ならではの一品です。
ご一緒した絢子さんと
和菓子好きの私達にとってはたまらない
試食会でした。
今回は、職人さんや企画担当の皆様に
これらのメニューに詰まったこだわりや
想いを直接うかがうことができ・・・
同店のデザートのクオリティの高さを
改めて感じることができました。
日本の和菓子は四季折々のモチーフで
つくられていて、色彩も造形も美しい。
まさに世界に誇れるアートだと思います！
表参道でのショッピングにちょっと疲れたら
ぜひR style by 両口屋是清さんで
日本の涼味を満喫してみてくださいね。
information
R style by 両口屋是清
http://www.rstyle.co.jp/index.html