Pachter氏： Vitaは死んだ。もう終わったのです

おなじみMichael Pachter氏が、Vitaの今後の見込みについてコメント。
彼のWeb番組「Pac Attack」で、PS4との連動によってVitaは売れるでしょうか？という視聴者の質問に「No」とだけ答えたあとで、氏はこう語っている。

「ソニーがPS Vitaのカラバリを発売したとしても、あまり売れないだろうと思います。もっと多くのVitaを売るための唯一の事は、あるいは説得力のあるソフトウェアなのです。ああ、今月Vitaが何台売れたのかを言うのには、身震いしてしまいますが、答えは「非常に多いとはいえません」というものです。Vitaは死にました。終わったのです。Vitaは本当に優れたハードだし、買う人がいないなんてことは誰も夢にも思っていませんでした。Vitaは優雅で洗練されているし、もし手にとりさえすればきっと好きになるのですが。


NS：　PSLS　　Pachter: Vita is Dead, PS4 Remote Play Won’t Save it

みらい的コメント： Vitaちゃん、パクたんにも愛されてた？ 北米のVitaはWii Uすら下回る厳しさ。もともと携帯機に辛いPachter氏としては、これ以外の答えはあり得ないだろう。KZMの投入、PS4連動、ホリデー前の値下げ、そういった施策を全て投入しても、今年度の販売目標の達成は簡単ではあるまい。 Vitaは本当に良いハードだとは思うものの、対モバイル・タブレットという意味でのコンセプトの詰めには甘さがあったし、結局はそこが問題になっている気がする。 本当にいいハードだし、ソフトウェアのラインナップも決して悪くはないのだが。 もっとも長距離ランナーとして知られるソニーには、ここでVitaを終わらせる気はさらさらあるまい。一体、どうやって盛り返していく計画なのだろうか？