任天堂の時限独占関係のニュースまとめ:みらい的コメント | みらいマニアックス !
2013-02-05 22:12:48

任天堂の時限独占関係のニュースまとめ:みらい的コメント

テーマ:ゲーム業界
>※欄にご意見いただいた皆様
 様々な意見をありがとうございます。この件についてコメントさせていただきます。


任天堂によるIPの買収は良いことなのか、悪いことなのか。
その判断はなによりもまず、消費者にとっての損得を基準に考えるべきものと思います。


この点から見ると、買収の良し悪しはIPによって異なる、ケースバイケースなものです。

例えばBayonetta 2であれば、これは任天堂自身がパブリッシャとなり、一度死んだIPをリロンチしようという試みです。任天堂がリスクを取りおカネをださなければ世に出なかったはずのタイトルであり、任天堂GJ!というべきものでしょう。

一方、もしモンスター・ハンター(以下MH)が買収されていたとすれば、それとは逆になります。
(本ブログはもともとMHのPSP・Vitaでの発売を予想したという経緯もあり、MHが買収されている可能性は極めて高いと考えています。繰り返しますがこれはあくまで推測です)

MHは、任天堂がおカネを出そうが出すまいが世に出たでしょうし、大ヒットしたこともまた確実なIPです。
任天堂が一枚噛んだところで、消費者には何のメリットもありません。

任天堂が買収したことで、MHは3DSやWii Uをプラットホームとして発売されました。
このことの良し悪しはここでは判断しませんが、このプラットホーム自体のデキに疑問をもち、例えばVitaで出ればもっと良い内容になったと考えている人は少なからずいます。これらの人は、任天堂による買収によってユーザは損をしたと考えるでしょう。

また前作品の数百万のユーザはPS系プラットホームにいました。
任天堂による買収の後、この見捨てられたユーザたちは、あるいは3DSやWii Uをハードごと買ったのか、あるいは単にMHを卒業したのか、あるいはそのままゲームそのものから足を洗ったのか、それは人それぞれでしょう。
ですが彼らがどう対応したにせよ、これらのユーザは買収によって損こそあれ、何一つ得をしてはいません。
だからこれは、ユーザにとって悪い買収です。

消費者が得をする良い買収もあるし、逆に損をする悪い買収もあるわけです。
結局はIP毎のケースバイケースなので、良し悪しは一概には言えません。


というわけでこれは本来、Bayonetta 2は頑張ったね・MHはいけなかったね、で終わる話です。
議論がややこしくなるのは、ゲーム業界にあるユーザ軽視の姿勢が移籍の際にあからさまになってしまうためかもしれません。

MHのようなメジャーなタイトルであれば、移籍によって損をする消費者は膨大な数に上ります。
損をした消費者はそのIP自体に良くない印象を持つことでしょう。
そのIPのプレイをやめてしまうかもしれませんし、コンソールでゲームするのをやめてしまうかもしれませんし、最悪、ゲーム自体にうんざりしてしまうかもしれません。

コンソールの世界はそうでなくとも斜陽です。
それなのに業界の宝ともいうべきIPを傷つけ、数百万のユーザの信頼を裏切る。
ゲームの世界にとって、それはどれほど大きな損失でしょう。

本来であれば、買収のある無しにかかわらず、カプコンはユーザの期待を裏切ったことについて心から詫び、アイルーのようなタイトルで小馬鹿にするのではなく、もっときちんと埋め合わせをすべきでした。
任天堂にしても、もしも買収するならするで、PS系で出ていた時以上に素晴らしいMHをユーザに届けられるように、もっとよいハードや、もっとよいサービスといった環境で臨むべきだったかもしれません。

ユーザを大事にするとは、つまり、そういったことではないかと思います。


本来はIP毎の話であるはずのIPの買収に多くの※が集まったのは、要するにそういったユーザ軽視の姿勢がもともとあり、それが買収というわかりやすい形で話題になったためなのではないかと思います。

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