NPD: 2011年の結果の分析 | みらいマニアックス !

NPD: 2011年の結果の分析

全体

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「2011年のホリデーシーズンは、売上が前半戦に非常に集中しています。コアなゲーマーにはずっと売れていましたが、カジュアル層は興味をなくしてしまったということです。この消費疲れ現象は、2012年の販売戦略に影響するでしょう。
As Andrew Connor氏(Analyst, Piper Jaffray)

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HW/SWとも、売上が大方の予想を裏切る形で商戦期後半で減少した。だが11月だけで見ると2011年は過去最大のセールス。11月と12月の合算ではセールスは対前年比でたったの3%しか減少しておらず、SWに限って言えばわずかに増加している。BlackFridayへの集中が顕著だ。


任天堂

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・Wiiは台数で昨年の230万台から100万台へ、単価でも昨年の$150から$120と、台数と単価の両面で減少
・WiiのSWセールスは-40%(Doug Creutz氏, Cowen & Company)
・DSは単価は昨年とほぼ同様だが台数は激減。12月は60万台程度で、200万台の減少

任天堂は2007年及び2008年において、WiiとDSの好調によって業界の賞賛を一身に集めたが、これらのハードの衰退とともにそれを失った。

3DSは値下げとキラータイトルの投入によって復活した。このままタイトルを投入できれば、携帯機セグメントは復調するだろう。DSの減少は劇的に復活した3DSによるリプレースによる部分が大きいが、3DSはその穴を埋め切れていない。

Wiiは2012年には完全に終わったハードになり、9ヶ月も先のWii Uの発売まで、任天堂に立て直す手立てはない。それまでは伸び始めた3DSに注力する他ないだろう。

ソニー・MS

・Xboxは昨年に引続いて伸び、トップの座を維持
・Wiiは35%、DSは50%減少。
・PS3は+4.3%と昨年同様に控えめな伸び
・HD機全体では12月+8%、通年+9%。Xboxでやや多くPS3でやや少ない(Anita Frazier氏, NPD)

2011年にはXboxは好調だった。だがこれがピークとなる可能性は強い。

PS3は致命傷に喘ぐWiiと同じ程度にしか売れていない。

だが「(PS3が12月にあまり伸びなかったことについて)ソニーはそれほど悲観してはいないでしょう。現在の家格ですらいくらかは伸びています。(値下げのカードを切るのは)おそらくE3です。
(Michael Pachter氏, Wedbush Securities)

ソニーは2011年度の目標は達成できそうだが、今年度は更なる値下げが必要だろう。
PS3は2009年以来大きなハードウェアの変更を行っていないため、新型が投入されるのではないか。新型と値下げはE3の前になる可能性もある。

PS Vitaは率直に言って期待できない。携帯機市場は極端な価格競争に陥っており、コアからマスマーケットまでを幅広くカバーするようなアプローチでは、Vitaの高価格を正当化できない。2012年にはVitaは売れ行きが伸びず、2011年のPSP(140万台)よりマシという程度に留まるだろう。


NS:Gamasutra
http://www.gamasutra.com/view/news/39669/NPD_Behind_the_numbers_of_2011.php


みらい的コメント

原文が長いのでポイントに絞って抄訳。それに伴い文の並びが変わっている箇所あり。興味のある方は原文参照を推奨。

SWセールスについては別途分析を上げると記者のMatt Matthews氏はコメントしている。時間があればこちらも掲載したい。