ごめんなさい。有機野菜しかなくて・・・ | ナチュラルシードのブログ

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このブログは、在来種を通して「無肥料栽培」「自然農法」を普及拡大することが目的です。個人的な主観や見解で書いておりますのでご容赦ください。

 ここ最近、「無肥料栽培在来種の野菜がほしい。」とのお問い合わせが急に多くなっています。目
本来は、「無肥料栽培の野菜を普及したい。」というのが目的で始めたこの会社ですから本音ではおことわりしながらも嬉しい悲鳴を挙げています。ラブラブ!
現実では、まだまだ無肥料栽培の野菜は少なくて集荷時期も限られているのでいつもいつも供給できる状態ではありません。ショック!
また、自分たちで決めた厳しい基準があるだけに中々直ぐ作れるわけではありません。爆弾

私たちの「在来種野菜の基準」というのは4段階に分けております。
1.無農薬・無肥料栽培で作っていて、10年間以上自家採種を続けている種でを使って栽培したものは「在来種野菜」としています。メラメラ
2.同じように無農薬・無肥料栽培で作っていて、1年以上10年未満の自家採種の種を使って栽培した野菜は、文字通り「自家採種野菜」といっております。ドンッ
3.有機JAS認定の栽培基準に基づいて栽培しており、その認可圃場で自家採種した種で栽培した野菜を「有機種子野菜」としています。クラッカー
4.最後に種子には関係なく、有機認定の圃場で栽培された野菜を「有機野菜」といっております。ひらめき電球
 一番多くある野菜が4番目の有機野菜になってしまうので、どうしても在来種の野菜はないのか?という問い合わせに対して「申しわけありませんが、今は有機野菜しかありませんガーン」という話しになってしまいます。叫び
 でも、もっともっと在来種を希望する声が沢山あれば、農家も作っても大丈夫だと思ってチャレンジできます。パンチ!
だから、その普及が大切なんです。DASH!
消費者の方に本当の安心・安全な野菜は何か?ということをもっともっと知ってほしいと思います。カゼ
真実は、中々教えてくれません。耳
でも、きっと分かる日が来ると信じています。音譜
今は、まだ少ないですが消費者の皆様の要望がどんどん大きくなって日本の農家も「もう在来種を作らないと売れないぞ。」というようになれば、みんなが在来種の取り組みをしてくれると夢見ています。ラブラブ音譜
そんな日が来れば、日本の野菜の自給率は100%になるでしょうね。クラッカークラッカークラッカー