レスター:もし我々の欲望を満足させることができたなら、すぐに全ての欲望は捨て去られるだろう。
それらはすぐに満たされ、そしてもうそれ以上は起こることはない。
Q:どちらに従うべきなんでしょうか?(欲望を満足させるのか捨て去るのか)
レスター:欲望がない状態に留まるべきだ、そうすれば常に幸せでいられる。
Q:カルマは、行動と反応の法則であり、悪いことをした罰としての意味ではなく、良い事をしたことに対する報酬とも言えると思うんですが。
レスター:好きではないものを創造した時、我々はそれを「罰」と呼ぶ。
好きな事を創造したら、それを「報酬」と呼ぶ。
創造は心から始まる。
心は「良い」「悪い」を知らない。単に創造するだけだ。
何か自分たちにとって不愉快なことを創造した時には(そして、我々は創造に対して責任を取らないのだ)、「罰せられた」と言うのだ。
カルマとは何か?という質問に戻ろう。
全ての行動には、同程度の反対のリアクションがある。
それは「償い」の法則と呼ばれる。
それは心から始まる。
全ての思考は、空白を生み出し、そして現象はすぐにその空白を埋めようと動き出す。
どういった現象がそれを埋めるのかは、我々の思考によって決まる。
すべての思考は、過去の欲望から始まる。
だから欲望は実在ではなく、欠乏している思い込んだ状態であり、また必要性へのもがきでもある。そしてそれは決して満足することはない。
なぜなら、それを満たそうとすればするほど、さらに欲望は強くなるからだ。
続きます。。