合鍵は安全だと思っていませんか?
かつて、20歳の女子学生が殺害された事件がありました。そのときの容疑者は19歳の男子学生で、殺害現場の合鍵を持っていました。しかしながら、容疑者は自分の合鍵を使わず、更には被害者の鍵を奪って逃亡しました。そう、自身は合鍵を持っているので、犯人が鍵を奪うことで自分ではないように仕組んだのです。合鍵の有無は、事件そのものを複雑にする要素を持っているのです。
この他にも合鍵に関連した事件は少なくありません。
ここでほんの一例を紹介します。
・不動産業者による犯行
・同僚による犯行
・以前の居住者による犯行
・友人による犯行
・過去の同居人や交際相手による犯行
合鍵による事件は窃盗被害だけでなく、最悪の場合は殺害されてしまうケースも考えられます。
合鍵はとても便利ですが、鍵の数だけ侵入する鍵が増えていることも自覚しなければなりません。日頃から鍵の管理を徹底しておこない、また、合鍵を持っている人物が侵入するケースを十分に想定しておく必要があります。