今日はタップダンスの日 | Get Up And Go !

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5月25日は「タップダンスの日」です。タップの神様と呼ばれたビル・ボージャングル・ロビンソンの誕生日に由来しているそうです。   

タップ・ダンスタンプには詳しくなくても、ボージャング・ロビンソンの名前なら知っています。 あとはフレッド・アステアとかサミー・デイヴィス・ジュニアとか。 でも昔のミュージカル映画はあまり見ないんですよね。

映画館で観て印象に残っているのは、1984年公開の『コットン・クラブ』です。 リチャード・ギアとダイアン・レインが出演していて、当時 日本でもヒットしました。 素敵な映画です。 禁酒法時代のニューヨークを舞台にした、スタイリッシュで洒落た映像ですが、コッポラ監督の作品なので格調の高さもあります。

タップダンスのシーンとしては、ダンサーで振付師でもあるグレゴリー・ハインズのタップがカッコよかったのです。 グレゴリー・ ハインズは後に、『タップ』 という映画でタップダンサー役で主演をし、サミー・デイヴィス・ジュニアをはじめとした先輩タップダンサーたちとタップの競演をしています。 僕の中では、タップダンサーと言えば、グレゴリー・ハインズですね(と言うか、他はよく知らない)。




『Cotton Club』(1984)

『Tap』(1989)


タップダンスと言えば、北野武監督の映画『座頭市』に、大人数によるミュージカル的なタップダンスのシーンがあったのを思い出します。 海外の映画祭では高く評価されましたが、日本の大御所俳優からは批判の声もあがったと記憶しています。 大雑把に言うと、「我々が作り上げてきた伝統ある時代劇に、ウケを狙ったあのようなシーンがあるのはけしからん」 ということのようでした。 守る立場の人たちからすると、ああいった映画が主流になってしまうことを恐れたのでしょうね (たけしの影響力を恐れたのかも)。

僕ですか? 時代考証を無視した何でもありの時代劇『仮面の忍者 赤影』に夢中になった世代からすると、別にいいんじゃないの、でしたけどね。
すいません、話がそれてしまいました (^_^;)。





ところでタップダンスの起源は何処なのでしょうか?

wikipedia によると
「アメリカ南部の黒人のダンスが発祥」 とあります。さらに 「起源は英国のランカシャーやアイルランドにある」 とも記されています。
「19世紀のニューヨークのスラム街ファイブ・ポインツでは、アイルランドからの移民と黒人奴隷の子孫たちがダンスバトルを行い、ヨーロッパのダンスとアフリカのダンスの融合が進み・・・。」

思い出したのは、映画『タイタニック』 で、アイリッシュたちが3等客室のホールでケルト音楽に合わせて踊る場面です。そしてそこで、アメリカ人であるジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ) がタップを披露するんですよね。 あれはあくまでも映画のワンシーンですが、文化の融合って、ああいった楽しさの中で進んでいくのかなって。 あの映画の中ではもっとも好きなシーンです。






長くなりました。最後に曲を。 テキサスのブルースマン、ライトニン・ホプキンスの 「Tap Dance Boogie」 で今回はお開きと言うことで。パー