背骨コンディショニング スペシャリスト/作業療法士の鈴木諒です。

 

 

※音声で理解したい方はこちら

→【#005 筋トレは強度と頻度を守ろう!】

 

 

今回は筋トレについて「強度」と「頻度」を守ろうという話をしていこうと思います。

 

 

**********

 

 

皆さん、まず筋トレと聞いてどんな運動を思い浮かべるでしょうか?

 

 

よく「運動してますか?」という質問に対して

 

・毎日散歩してます(例えば一日一万歩歩くようにしています)

ですとか

・スクワットを毎日100回やっています

 

のようなお答えをいただくことがあります。

 

 

まず最初にですね、これらの運動は「有酸素運動」に入りますので、背骨コンディショニングでおすすめしている背骨を支えるような強い筋肉というのは、そのような運動ではつきません。

 

 

何回も繰り返すような負荷では、背骨を支えるような筋力はつかないんですね。

 

ここはまず理解いただくことが大事です。

 

 

 

では実際にどんな筋トレが必要なのかと言うと、回数の目安で言うと

 

10回がギリギリ繰り返せるような負荷をかける

 

 

10回目に何とか頑張ってできるけど、11回目はもうできないよっていうような強い負荷をかける。

 

それを

連続3セットおこなうのを週2回(間を2~3日空けて)やりましょう

 

 

 

 

というのは、背骨コンディショニングのやり方でそのように強い負荷をかけると、筋肉の線維のうちの「速筋線維」というものが鍛えられます。

 

その速筋線維が背骨を支えるためにはとても重要なんです。

 

 

速筋線維の反対は「遅筋線維

 

こちらは逆に持久力に優れた筋肉です。

 

 

例えば陸上でイメージすると、100m走の選手が速筋線維がしっかり発達しています。

 

それに対して、マラソン選手は遅筋線維が発達しているようなイメージでいいと思います。

 

 

そして、背骨を支えるために、関節をさせるために必要な筋肉は

 

速筋線維です。

 

 

 

この速筋線維を鍛えるやり方が、先ほどお伝えしました

 

・10回がギリギリ繰り返せるような強い負荷をかける

 

・3セット連続

 

・週2回(間を2〜3日空けて)

 

これをコツコツ続けていきましょうというのが、背骨コンディショニングでお勧めしている筋トレの方法です。

 

 

**********

 

 

そして、このやり方をある期間だけ頑張ればいいというものではありません。

 

例えば2、3か月頑張ったらすぐ筋肉がつきますよとかそういったことではなくて、年単位で長期的に筋トレをコツコツ継続するというのが一番大事なことですね。

 

 

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トレーニングっていうのは、例えば10年間筋トレ頑張っていたとしても、その後何もしないとその半分の期間、つまり5年経つとその10年間頑張った効果は0に戻ってしまいます。

 

この、トレーニングした半分の期間で元に戻るっていうのが体の仕組みの一つでもあります。

 

生活習慣の中に筋トレというものを取り入れて、当たり前のようにコツコツ継続するのが必要かと思います。

 

 

あともう一つ、大事なことは

 

年齢関係なく筋肉はつきますよ

 

ということです。

 

 

よく高齢者の方ですと

 

「もう歳だから筋肉がつかない…」

 

と諦めてしまう方も正直多いっていうのが事実ではあります。

 

 

でも筋肉は年齢関係なくつきますし、逆に十代二十代のような若い人でも筋トレしてなければ筋肉はどんどん落ちてしまいます。

 

ですので年齢がどうかっていうよりも、筋力トレーニングをしている期間がどうかっていうところがとても重要になってきます。

 

 

普段から筋トレ習慣のある方っていうのは、身体の不調や痛みが出にくいです。

 

反対に、全く運動してないような方、特にご高齢の方は多いと思いますけれども、そういう方はやはり腰が痛かったり膝が痛かったり肩こりを感じていたり。

 

身体の不調が出やすい状態だと思います。

 

 

**********

 

 

今回お伝えした「筋トレの強度と頻度を守る」というのは、大事なのでもう一度。

 

・10回がギリギリ繰り返せるような強い負荷をかける

 

・3セット連続

 

・週2回(間を2〜3日空けて)

 

 

これを基本的な筋トレのやり方として頭に入れていただけたら嬉しいです。

 

 

 

あと、筋トレというのは同じような負荷をかけ続けると身体が慣れてしまいます。

 

そこで背骨コンディショニングでは、2ヶ月ごとに負荷のかけ方を変えるという方法でお伝えしています。

(今回お伝えした方法は「基礎トレーニング」というやり方です)

 

 

そちらの具体的な方法はグループレッスンに参加されたり、パーソナルの運動指導でインストラクターから直接指導を受けることもできます。

 

 

他にも「腰痛解決講座」という、一般の方も受講できる講座もあります。

 

こちらは背骨コンディショニングの基本的な理論や体操、筋トレまで学べる内容です。

 

 

私が過去に開催した「腰痛解決講座」の記事がありますので参考にしてくださいね。

→「背骨コンディショニング 腰痛解決講座を開催しました(2020.10.10)」

 

 

 

こちらの講座は全国各地で開催されていますので、ぜひ背骨コンディショニング協会のホームページもご確認頂けると嬉しいです。

→「腰痛解決講座」のご案内(背骨コンディショニング協会のホームページ内) 

 

 


 

筋トレの強度と頻度を守って、生活習慣に取り入れてみてくださいね。

 

 

**********

 

 

※音声で理解したい方はこちら

→【#005 筋トレは強度と頻度を守ろう!】

 

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背骨コンディショニング スペシャリスト/作業療法士の鈴木諒です。

 

 

前回の放送で背骨コンディショニングは一体どんな不調を改善するのに効果があるのかというお話をさせていただきました。

 

腰痛や肩こりは日本人に最も多い不調ですけれども、それに対して効果的な運動プログラムですよっていうことをお伝えしました。

 

今回はその一つ「腰痛」について少し具体的にお伝えしようと思います

 

 

※音声で理解したい方はこちら

→【#004 腰の痛み=大殿筋を鍛えよう!】

 

 

**********

 

 

腰が痛い時、例えば「椎間板ヘルニア」とか「脊柱管狭窄症」とか、後は「腰椎すべり症」ですね。

 

こういった診断を病院で受ける方もいらっしゃるかと思います。

 

何でこういった症状が出るのかということですけども、背骨コンディショニングでは一番重要と考えているのが【大殿筋】というお尻の筋力です。

 

大殿筋が弱くなることで背骨が歪んでしまって腰痛が出ると考えています。

 

 

例えばヘルニアを例にとると、ヘルニアが背骨から飛び出て右側の神経が圧迫されてるように写真では写っていたとしても、実際に症状を感じてるの左側ですよということがあります。

 

 

あと実際にヘルニアが飛び出て神経を圧迫して痛いのであれば、そのヘルニアを手術で取り除けば痛みはなくなるはずですよね。

 

それでも、手術を受けても痛みが変わらないという方もいらっしゃいます。

 

 

病院を受診したときに「あなたの状態はこうですよ」っていうようにお医者さんから診断名を言われるかもしれないんですけども、実際のところヘルニアに関しては「ヘルニアがある=腰痛」というのは必ずしも成立していません。

 

【そういった診断名がつくほど背骨が歪んでしまっている】

 

と背骨コンディショニングでは考えます。

(もちろん病院にかかって状態をしっかり診てもらうことはとても大事です!)

 

 

 

では何でそんな疾患名がつくほど腰の痛みが強くなるのか。

 

背骨コンディショニングでは、背骨の土台の「仙骨」という骨が歪むことによってその上にある腰椎も一緒に歪み、腰の神経が引っ張られたりですとかその骨を支える靭帯が突っ張って痛みを起こすと考えています。

 

 

例えば腰が痛い時に、その痛い箇所だけではなく、痛みを感じてる場所に繋がる神経がどこの骨から出ているのかっていうところを背骨コンディショニングではしっかりと見ています。

 

 

じゃあ何でその仙骨とかに関して病院では言われないのかというところなんですけども、仙骨という骨が骨盤の中心にあって仙骨の両隣に腸骨という骨があります。

 

その仙骨と腸骨の間にある「仙腸関節」という関節があるんですけれども、ここの関節は今の医学では「ほとんど動かない」というのが常識ですね。

 

 

↑赤丸で囲った部分が「仙腸関節」

 

 

ですので、そもそも腰が痛いっていう患者さんが来ても仙骨の位置がどうかということには触れません。

 

そこを見るわけではないです。

 

 

背骨の配列が少し曲がってますねと言われることはあるかもしれないですけども

 

「仙骨が後ろにずれてますね」

ですとか

「仙骨が左に傾いてますね」

 

というようなことはおそらく言われたことはないと思います。

 

 

「ヘルニアが飛び出てます」「脊柱管が狭くなって神経を圧迫しています 」

こういったことはよく言われると思います。

 

 

例えば強い痛みを感じた時に骨折してないかとか、何か明らかな病気がないかっていうのを病院でみてもらうのは非常に大事なことです。

 

でも、病院の検査はきっちりと受けたうえでお医者さんに「怪我とか病気はありませんよ」と言っていただけたら、そこからは背骨コンディショニングの出番だと考えてます。

 

 

**********

 

 

先ほど「お尻の筋肉が大事ですよ」とお伝えしましたけれども、どういうことかという話をお伝えします。

 

「大殿筋」というお尻の筋肉があります。

 

 

 

この大殿筋が仙骨を正しい位置で支えるためには必要な筋力です。

 

ただ、その大殿筋(お尻の筋肉)を集中的に鍛えた経験がある方ってどれぐらいいらっしゃるでしょうか。

 

 

例えば、歩いたり階段の上り下りしたりとか、あとはスクワット100回するとかは一見すると足腰が鍛えられそうなイメージがあるかもしれませんが、そのような動きでは背骨や仙骨を支えるための筋肉はつきません。

 

【10回がギリギリ繰り返せるような強い負荷】

 

をかけて、しっかりと鍛えることが必要になります。

 

 

それくらいの負荷をかけてお尻をしっかりとトレーニングして、それを1か月や2か月ではなくて、コツコツ年単位でしっかりと継続していく必要があります。

 

 

 

背骨コンディショニングでおすすめしている大殿筋のトレーニングが「バックキック」です。

 

 

バックキックを実践されてお尻の筋肉をしっかりと鍛えたら、もちろん年齢関係なく筋肉はつきます。

 

 

ご高齢の方で「もう歳のせいで筋肉つかない…」とか「痛みとうまく付き合っていくしかない…」というようなことをおっしゃる方もいると思います。

 

でも、しっかりとご自身の背骨の状態を理解して、お尻の筋肉を鍛え続けることで腰の痛みを改善できている高齢者の方も現実にいらっしゃいます。

 

 

**********

 

 

今回は腰の痛みがある場合にはお尻の筋肉をしっかり鍛えることが大事ですよっていうことをお伝えしました。

 

もちろんそこだけではなく他の筋肉も鍛えることが大事なんですが、優先順位の問題ですので腰が痛いという方はまずお尻の筋肉。

 

大殿筋を鍛えることがとても重要なんだなということを、今回の内容でご理解いただけたら嬉しいです。

 

 

次回以降の放送でも身体の不調に対して、背骨コンディショニングではどう捉えていて、どういった運動をすることが必要と考えるのかということを具体的にお伝えしていこうと思います。

 

ぜひそちらも聴いていただけると嬉しいです。

 

 

 

※音声で理解したい方はこちら

→【#004 腰の痛み=大殿筋を鍛えよう!】

 

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背骨コンディショニング スペシャリスト/作業療法士の鈴木諒です。

 

 

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今回は、背骨コンディショニングは一体どんな不調を改善するのに効果があるのかというお話をしていきます。

 

 

※音声で理解したい方はこちら

→【#003 背骨コンディショニングはどんな不調に効果的か?】

 

 

初回の放送で、背骨コンディショニングは「背骨の歪みからくる体の不調を運動で改善するプログラムです」というお話をさせていただきましたが、実際にどういった不調に対して効果があるのかというお話です。

 

 

まず代表的な不調としては腰痛ですね。

腰の痛みを抱えてる方っていうのは日本で3000万人近くいらっしゃると言われています。

 

多くの方が痛ければ湿布を貼ったり痛み止めを飲んだり、揉みほぐしたり温めたりという対処をしているようです。

 

症状が強くなると病院に行って注射をしてもらったり、あとは場合によっては手術を選択されるという方もいるようです。

 

 

背骨コンディショニングでは、腰の痛みというのは背骨の土台の仙骨、またその上の腰椎、これらの歪みによって腰の神経が引っ張られて痛みを起こすと考えています。

 

背骨の歪みが原因と考えますので、それを防ぐためにはお尻ですとか腰の筋力をしっかりと鍛えるということが最も大切です。

 

 

 

私もリハビリ現場で腰が痛いという方を本当に多く見ますけれども、痛みを抱えている方のほとんどは運動習慣がありません。

 

ご自身では「運動してます」という方も中にはいらっしゃるんですけども、よくよくお話を聞くと体を軽く動かしたりとか、歩いたりとか、そういったようなことを運動と考えて実践されているようです。

 

 

確かに体操したりとか歩いたりとかそういったことももちろん大事なことではあるんですけれども、先ほどお話したような背骨の歪みを防ぐための筋力というのは、そういった運動ではなかなか鍛えられないです。

 

背骨を支えるための筋肉っていうのは、やはりしっかりと筋トレをおこなうことで、それをコツコツ継続することでついていきます。

 

やっぱり運動習慣がない、適切な運動習慣がないというのが本当に原因になっているなと日々感じています。

 

 

逆に、「腰の痛みは運動で改善できるんだ」と私のお伝えしたお話を理解いただいて実践されている方は、運動をコツコツと実践されてる方は本当に良くなっています。

 

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先日も八十歳近い方ですけれども、1年前と比べてお尻の筋力が倍近くに上がった方がいらっしゃいました。

 

そういう方を見るとよくですね、「筋肉って歳のせいでつかない」とか「年々落ちていくのは歳のせいだ」と年齢を原因に考えてしまうことが本当に多いんですけども、そういう方をみると運動して筋トレをしてしっかりと筋力をつけることは十分可能だなというのは改めて実感できました。

 

これは本当に、痛みを抱えてる方には知っていただきたい内容です。

 

 

 

あとは肩こりですね。

肩こりは特に女性の方は症状を抱えてる方が多いようです。 

 

私も昔経験ありますけれども、やっぱり揉んだりとか温めたりとか湿布貼ったりとか、そういう対処をすることが多いと思います。

 

また動かしたりストレッチしたりということもされるようですけども、肩こりに関してもですね、背骨の歪みで症状の説明がつくと考えます。

 

 

特に肩こりは頚椎、首の骨の7番目、一番下なんですけども。

 

↑赤丸で囲った部分が頚椎7番

 

 

ちょっと首をグッと下に向けた時に一番ボコッと出る首の骨なんですけども、その近辺から出る神経が肩を通って指先まで向かいます。

 

首の骨と胸椎の歪みによって腕の神経が引っ張られて起きると考えています。

 

ですので肩こりとして最終的に感じているのは筋肉のコリなんですけども、根本的にはその筋肉の奥の方にいる神経の伝導異常、つまりその神経が痛みを感じているのを筋肉のコリとして感知しているというように考えます。

 

 

先ほどの腰痛のお話とも同じですが、肩こりに関しても背中の骨(胸椎)のズレによって起きますので、歪まないように防ぐためには背中の筋力、特に肩甲骨の間にある「菱形筋」というあまり聞き慣れない筋肉だと思うんですけども。そちらの背中の筋肉をしっかりと鍛えていくってことがまず優先的に大事になってきます。

 

 

そこで背中をしっかりと鍛えて、関節をゆるめたりしてということを続けていくと肩こりも改善していくことは十分可能ですね。

 

 

腰の痛みや肩こりは現代人で本当に多く抱えてる方いらっしゃいますけれども、これらの不調が運動で改善できるということを本当に強くお伝えしたいところです。

 

ご自身もそうですし周りの方、ご家族やご友人の方でそういった腰の痛みや肩こりを感じてらっしゃる方には、ぜひ一度背骨コンディショニングの運動を試していただきたいと思います。

 

 

ただ大事なこととして、そういった身体の不調が少し運動しただけですぐに改善できるというものでは決してありません。

 

骨が歪まないために支える筋力をしっかりと鍛えていく、これをコツコツ長い目で見て継続していくということが非常に大事です。

 

短期間ですぐ良くしようと考えてしまうとちょっと辛いかもしれないので、長い目で見てしっかりと運動習慣を身につけてそういった不調を改善する、または予防していくという考えで取り組んでいただければ嬉しいです。

 

 

そして今日お伝えした身体の不調以外にも、背骨コンディショニングの運動で改善できる身体の調子というのは本当にたくさんあります。

 

その具体的な内容については今後の配信でも色々取り上げてお話ししていきたいと思いますので、またそちらの放送も楽しみにしていてください。




※音声で理解したい方はこちら

→【#003 背骨コンディショニングはどんな不調に効果的か?】

 

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背骨コンディショニング スペシャリスト/作業療法士の鈴木諒です。

 

新年あけましておめでとうございます。

 

今年も引き続き背骨コンディショニングのことや身体の仕組み、運動の原理原則を中心に、実際の背骨矯正とかリハビリ現場でのエピソードなども皆さんに情報としてお届けしていこうと思いますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

今回は新年最初の記事ですので【目標】についてお伝えしようと思います。

 

 

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※音声で理解したい方はこちら

→【#093 今年の「身体の目標」は何ですか?】

 

 

 

その前に皆さん、お正月はいかがお過ごしでしょうか。

休みだという方もいれば、 すでに仕事が始まった方もいらっしゃると思います。

 

私は大晦日とお正月は家族でゆっくり過ごしたんですが、妻の仕事が始まっているので、子どもの面倒を見たりご飯作ったり、雪遊びしたりしていました。

 

 

休みが続くと家族と一緒に過ごす時間が多くて嬉しいんですけども、その反面、年末年始に立てた目標があんまり進まなかったです。

 

日常的にはいろいろやることがあって忙しい日が多いかなと思うんですけども、その時の方がやるべきことをしっかりとこなしてるなって実感があります。

 

逆に時間ある時の方がちょっとのんびりしてしまって、それもいいのかなと思うんですけども、先月立てた年末年始の目標があまりできていませんというご報告でした。

 

 

 

雑談はこれくらいにして本題に戻ります。

 

皆さんに最初にイメージしていただきたいのが、具体的な【身体の目標】ですね。

 

例えば

・腰の痛みを改善したい

・肩こりをなくしたい

・姿勢を良くしたい

 

こういった具体的な目標がまずあるかどうかが大事なのかなと思います。

 

「今年こそ運動するぞ!」って思う方もいらっしゃると思うんですけど、運動しようと大枠で考えすぎてしまうとあんまり目標達成ってできないのかなっていうのが正直なところですね。

 

 

あんまりぼんやりとした目標だと、最初は「やるぞ!」と気合が入っていても、段々「今日はいいか、明日やろう」とか「今週できなかったから来週頑張ろう」というように、結局達成に必要な行動ができなくなってしまうこともよくあると思うんですよね。

 

でも身体のことに関していうと、例えば筋肉って鍛えなければどんどん弱くなっちゃうんですよね。

 

年齢関係なく弱くなるので、先延ばしにすると弱くなる一方です。

 

 

若い頃だとある程度カバーできても、年を重ねてくると筋力が背骨の歪みに耐えきれなくなって、身体の不調を出すリスクが高くなってきます。

 

取り組むのであれば早い方がいいかなと思いますし、具体的な目標が立てられてるとなお良いですね。

 

 

ですので、ご自身の身体の不調に対して具体的な目標を考えていただきたいなと思っています。

 

 

人間って、自分で立てた目標じゃないとそれに向かって行動しないんですよね。

 

他人から言われた目標って他人事になってしまいますし、自分事として捉えられなくて、「これやったらいいんじゃない?」「あれやったらいいんじゃない?」って言われても「あーそっか」ぐらいで終わっちゃうんですよね。

 

逆に自分で【今年は腰の痛みを無くしたい!】という具体的な目標を考えられると、じゃあそれをなくすためにはどういったことをやればいいのかなっていうふうに考えますし、それを実行するためにどうすれば良いのか考えるようになると思います。

 

 

ちなみに、腰の痛みがある方であればやっぱり「大殿筋(お尻の筋肉)」

 

背骨の土台の仙骨を支えるために必要なお尻の筋肉を鍛えるっていうのがとっても大事なので、腰の痛みをなくしたいとなると「バックキック」を週2回、今年は頑張るぞ!というように具体的な行動が出てくると思います。

 

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ぜひ具体的な目標を考えてくださいね。

 

 

あとは、それに対して今のご自身の現在地を知るというところもとても大事ですね。

 

目標に対して現在地を理解したうえで、その目標を達成するためにどんなことを積み重ねていけば達成できるのかなっていうふうに考えて行動に移せます。

 

 

例えば、腰の痛みを無くしたいという目標がある方で、現在地として「体操はできてるけど筋トレがなかなかできていない」ということであれば、行動としては

 

・体操できてるんだから、じゃあバックキックを週2回取り組めば良い!

・じゃあ何曜日にやろう、どこでやろう、時間帯はいつにしよう

 

というように具体的に決めていくことができますね。

 

 

 

あと大事になってくるのが「まずやる!」「やる!と決める」ですね。

 

それを継続するっていうところが大変だなっていう方もいらっしゃると思うんですけど、やっぱり「やる!」と決めないことには行動にも移せません。

 

 

新年ってどうしてもキリがいいので、目標を考えたり決めたりするのにとてもタイミングが良いですよね。

 

ただですね、ここを逃してしまうと結局今年もやらずに終わってしまうと思います。

 

「今年こそできる!」って思ってる方もいらっしゃるかもしれないんですけど、結局それって1年前も2年前も思ったりするものなんですよね。

 

 

ですので具体的に目標を考えたり、もっと具体的な行動を考えて、それを自分に落とし込んで行動するっていうところまでしっかりと計画立てて実行しなければ、結局達成できないで今年も一年終わっちゃったというようになると思うんです。

 

 

それでも良いと考える人も中にはいらっしゃるかもしれませんけども、身体のことに関していうと筋肉って鍛えなければ弱くなっていくんです。

 

それは年齢のせいじゃなくって鍛えていないから弱くなっていきます。

 

体の歪みも運動していなければ、鍛えていなければ段々歪みが大きくなって歩けないほどのひどい腰痛になってしまったり、そういったリスクが年々上がってしまうことになるんですよね。

 

 

もしも「今年は身体の調子を良くしたい!」とご自身の頭にあれば、今年こそ具体的に目標を考えたり行動を考えたりというところまでやってほしいなと思います。

 

そのうえで、パーソナルトレーニングとか背骨矯正を受けてご自身の身体としっかり向き合う時間をつくるってことも大事だと思います。

 

あとは、オンラインでの運動指導を受けるっていうことも良いのかなと思いますので、そういったことをうまく利用しながら、是非とも今年はご自分の身体の目標を達成できるような1年にしてほしいと思っています。

 

 

 

あとちょっと補足ですけども、自分を追い込みすぎないっていうのも大事かなと思います。

 

目標立ててやるべきことを考えて、それを実践していてもずっと走り続けることってできないですよね。やっぱり疲れちゃいます。

 

それに対して、できない自分に対して落ち込んでしまってどんどん悪循環に入ってしまう方もいらっしゃると思うんです。

 

なので、たまには息抜きしても良いですから、筋トレも(たまには!)サボっても良い。

 

それぐらいの気持ちでいて、でも目標を考えたり行動をしっかり考えて実行するっていうのはとっても大事なことだと思います。

 

 

 

ということで今回は目標に関してお伝えさせていただきました。

 

参考にして目標を立てて、ご自身の身体と向き合う1年にしていただけたらなと思います。

 

 

 

※音声で理解したい方はこちら

→【#093 今年の「身体の目標」は何ですか?】

 

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背骨コンディショニング スペシャリスト/作業療法士の鈴木諒です。

 

 

先日オンラインでの筋トレサポートというものを無料のモニターさんにご協力いただいて試しにやってみたので、それについて思ったことをお伝えします。

 

※先に音声配信でもアップしています。音声で理解したい方はこちら

→【#091 「オンライン筋トレサポート」無料モニター開催】

 

 

 

この無料モニターですが、いつも「筋トレが大事ですよ」って今までも何度もお伝えしてきてると思うんですけど、自分一人で家で黙々とできる方、人が見てないとちょっとできない、みんなと一緒じゃないとできないとかそれぞれあると思うんですよね。

 

どれがいいか悪いかっていうわけではないんですけども、いずれにしても効果的にできてるか、運動の原理・原則に従っているかっていうところがとても大事です。

 

 

自分流になっちゃう人って結構多いんですよ。

 

私が住んでいる札幌は、やっぱり雪でどうしても道路事情が悪くなってなかなか矯正に行けない、グループレッスンにも行けないという方もいらっしゃるので、そういった方向けに本当に大事な筋トレについてオンラインでサポートできればと思って試しにやってみました。

 

 

 
 

結論を言うと、やってよかったです。

 

お二人にモニターをご協力いただいたんですけども、お二人とも共通しておっしゃってたのが「やる気が出ました!」ということでした。

 

本当に良かったなと思いますね。

 

 

お二人ともそれぞれ上半身の調子が悪かったり、下半身の調子が悪かったんですけども、共通していたのが筋トレでの【負荷のかけ方】ですね。

 

ゴムバンドを使って筋トレしますけども、その負荷量がどうしても弱くなってしまう。

あとは筋トレのフォームがしっかり出来てなかったり。

 

週2回お尻の筋トレ(バックキック)やってますよって方でもですね、負荷量とかフォームが違っていて、「そのやり方だとごめんなさい、しっかり効果が出ません」って正直にお伝えしました。

 

 

↑お尻(大殿筋)の筋トレ「バックキック」

 

 

筋トレってキツイ、ツラい、苦しいみたいにマイナスのイメージをお持ちの方も多いと思うんですけど、「早く済ませたい!」「10回早く終わらせたい!」っていう気持ちが出て、それで気持ちも急いてしまってしっかりとおこなえていなかったりとかしてましたね。

 

でもそれって、ご本人からすると「週2回やってます!」って言えますよね。

 

 

ただ、その週に2回やってますと言ってもそのやってる中身がちゃんと効果的なものになっていなければ効果は出ないんですよね。

 

背骨の歪みからくる不調で代表的なところで言うと腰の痛みとか肩こりとか、そういった身体の不調で背骨の歪みから来ているものは、背骨を歪ませないための筋力をつけるというのがもっとも大事なことです。

 

 

**********

 

 

背骨コンディショニングの運動はとても効果的な体操で関節をゆるめたり仙骨枕を使って自分でセルフ矯正したり、そして筋力トレーニングで筋力向上を目指したり。

 

 

三つの要素「ゆるめる」「矯正する」「筋力向上」

 

この三つ全部必要なんですけども、やっぱり筋トレをしっかり継続するっていうところ、ちゃんと効果的な筋トレですね。

効果が出せる筋トレをやってないと効果出ないんです。

 

 

それで調子が良くならないと、「本当に筋トレなんかで良くなるのかな」「運動していいのかな」「もっと良くする方法があるんじゃないかな」っていうふうに思ってしまう方もいらっしゃると思うんですよね。

 

でもですね、ちゃんとした筋トレのやり方を知って運動の原理原則も知識として持っていて、それでやっていただければ効果は出ます。

 

 

筋トレといっても何でもいいわけではなくて、背骨コンディショニングでお伝えしてる筋トレに関しては「背骨を支える筋肉」を鍛えます。特にお尻や背中といった体の後ろ側の筋肉がとっても大事にですね。

 

そのお尻や背中を鍛えるために「バックキック」とか「ハイエルボーローイング」、「バックエクステンション」っていうような3大筋トレがあるんですけど、その効果的な筋トレを週2回コツコツ、年単位で継続するっていうことがとても大事です。

 

 

 

 

今回のオンラインサポートでは、ただ筋トレのやり方をチェックしただけじゃなくて、身体の仕組みや原理・原則の部分ですね、そのあたりもお話させていただきながらおこないました。

 

 

すごく好評をいただきましたね。

 

参加された方のご感想として

 

・私の状態に合わせて指導していただいてとてもやる気が出ました、ありがとうございます。

・オンラインでやると決めたら、日時を設定しちゃって自分でちょっと追い込むような形にしてやれたらいいのかなって思いました。

 

という内容でした。

 

 

私はリハビリの仕事もやっていて背骨コンディショニングの活動だけではないので、どうしても時間が限られます。

 

それでもオンラインで筋トレに焦点を当てて、そして運動や身体の仕組みに関しての知識もしっかりとお客さんに持っていただけるようなサービスを年末年始で準備して、年明けから提供できるようにしたいと思います。

 

 

ただこの「オンライン筋トレサポート」のサービスに関しては、普段私のグループレッスンに参加されている方、パーソナル指導を受けていただいている方限定で提供していきます。

(準備ができましたらご案内します)

 

 

 

筋トレを続けるって大変ですよね。

 

一人で黙々やるのは大変な方もいらっしゃると思うので、ぜひこういったサポートも使って体調を良くするための筋トレをしっかりと身につけていただけたらなと思います。

 

 

ということで、今回は先日開催した「オンライン筋トレサポート」のモニターに参加いただいた方々の感想と、筋トレは効果的に取り組むのが大事ですよというお話でした。

 

参考にしてご自身で取り組んだり、一人ではちょっと難しいなって思ったらお近くの背骨コンディショニングのインストラクターの所のレッスン、もしくはパーソナルの運動指導を受けに行っていただきたいなと思います。

 

 

 

※音声で理解したい方はこちら

→【#091 「オンライン筋トレサポート」無料モニター開催】

 

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