背骨コンディショニング スペシャリスト／作業療法士の鈴木諒です。
猫背になると内臓の不調に関係する！
背中をしっかり鍛えよう！
今日は【猫背】をテーマに。
皆さんの姿勢はいかがですか？
「私、昔から猫背なんです…」
というお話はけっこう聞きます。特にリハビリ現場では高齢者の方々からよくされるお話です。
猫背は
・生まれつき
・遺伝
・年齢のせい
・姿勢を意識すれば良い
などとされがちですが、そんなことはありません。
猫背になる最大の原因は
背中の筋力不足！
背骨全体を支える背中の筋肉（脊柱起立筋、菱形筋）が弱いため姿勢を支えきれずに背中が丸まります。
すると肩も前に巻き込みます。
いわゆる「猫背・巻き肩」です。
背骨コンディショニングでは
「背骨の歪みによって神経が引っ張られてさまざま異常を起こす」
と考えています。
「猫背・巻き肩」の姿勢になると、胸椎の歪みで内臓への神経が引っ張られ、内臓壁も硬くなり機能異常が起きると考えられます。
たとえば胸椎6～8番からは
右側：肝臓、胆のう
左側：胃、すい臓、十二指腸
まで神経がのびています。
ということは、胸椎6～8番の歪み方によってこれらの臓器のどこかに異常が起きる可能性が…
※ちなみにこの話は先月の記事でも関連したことを書いてます。
自律神経についての過去記事
⇒「自律神経の不調を抱えている方へ。猫背になってませんか？」
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ではどうすれば良いのか？
先ほどもお伝えしたように原因が筋力不足なので、一番の改善策は
筋トレ！
とくに姿勢を支える背中やお尻といった身体の後ろ側の筋肉を鍛えます。
それと同時に、歪んで硬くなった背骨や関節をゆるめて矯正することももちろん必要。
「ゆるめる」「矯正する」「筋力向上」
背骨コンディショニングの大事な3要素ですね。
そんなことを今日は、札幌市豊平区にある「西岡福住地区センター」さんでのサークルでお話しました。
お休みの方も多く3名と少人数でしたが、そのぶん参加された皆さんと個別にお身体のお悩みや疑問について相談を受け、私の目標についてもお話させていただきました。
見た目の悪さだけじゃない猫背
日頃の運動でしっかりメンテナンスしましょう！
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