背骨コンディショニング スペシャリスト/作業療法士の鈴木諒です。
人に自分の考えを伝えるって難しいなぁ
といつも思います。
私がお伝えしている背骨コンディショニングのプログラムは
「自分の不調を運動で改善できる」というのが素晴らしいと思うのですが、
・痛かったら薬飲んだり湿布貼ってる
・安静にしていれば良くなるんでしょ?
と考えている人が多いです。本当に多い。
しかも、そういう不調を抱えている人は普段の運動習慣がない場合がほとんどなので、
「運動の大切さ」「運動の効果」を伝えるって本当に難しいと実感します。
(私はバカ正直なので「良いものは良い!」と伝えてしまうこともあります…もちろんそれだけでは伝わりづらいですよね)
背骨コンディショニングではマインドを最重要にクライアントさんと関わります。
相手の気持ちや立場になって、不調改善のために必要なことをお伝えする。
他にもありますが、自分ではしっかり意識して取り組めているつもりでした。
まだまだ甘かったです。
最近、人に伝えることについてしっかり考え直す機会があったので改めて考えてみました。
その中での気づき。
「自分の意見を伝える前にまず全力で相手の言うことを受け入れる」
この視点が足りなかったです。
すごく反省しました。
そして
「自分が伝えたいことは抑えて、まず相手の訴えを全力で聴いて受け入れよう」
と決めて関わるようにしました。
すると、その日からリハビリ現場で相手の方の反応が明らかに変わりました。
私がお伝えしている背骨コンディショニングのプログラム・理論の内容は変わってないのに、前より私のお伝えすることに耳を傾けてもらえます。
今度、私のパーソナル指導も受けたいとのご希望もありました。
不思議ですね。
もちろんこれもベースの知識や技術があることは大前提です。
そこは日々経験・実践を積んでいるので自信はあるのですが、改めて自分の弱点・改善すべき点を知ることができました。
背骨コンディショニングは本当に素晴らしいプログラムで、きっとこれからも多くの方々に必要とされるものです。
私自身も、自分の不調を改善できて感謝しています。
伝える側としてより多くの方々に知ってもらえるよう、さらに研鑽を積んでいこうと決心しました。
もしあなたが人に何かを伝えたいときに、この私の経験がお役に立てれば嬉しいです。
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