背骨コンディショニング スペシャリスト/作業療法士の鈴木諒です。

 

 

最近感じること…

 

人に伝えるって難しい!

伝わるには時間がかかる!

 

ということ。

 

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背骨コンディショニングのプログラムは、リハビリの専門職である私としても、本当に効果的で素晴らしいものだと思います。

 

ただ、すぐに効果を実感してもらえることもあれば、何度も体操や矯正をしてやっと効果が伝わることもある。

 

何事もそうだとは思いますが、「続ける」って大変ですよね。

(ブログやSNSも、投稿し続けて徐々に広がりますしね)

 

 

何でこんな当たり前のことをふと思ったかというと、

 

◆先日いらした新規の方

その方をご紹介してくださったのが、リハビリ現場で関わっている方でした。

 

その方には、リハビリ現場で1年以上前から運動習慣の重要性についてずーっと伝えていました。

 

始めは興味が無く、「いかに楽して良くするか」ばかり考えている方でした。

(ご本人の自覚もあります)

 

でも、私が伝え続けたこと、実際に私が伝えたことを実践すると身体の調子が良くなってきたこと。

 

楽して「本当に良くなる」なんて無理なんだと、1年以上かけてやっと伝わりました。

 

そして、腰痛や頭痛で悩んでいたご家族を紹介してくださり、先日矯正会場まで一緒に来てくださいました。

今後も続けてみたいと考えてくださっているようです。

 

 

◆パーキンソン病の診断を受けている方

この方は

「自分は脳の病気だから仕方ない」

「動物実験で成功したから、特効薬に期待してる」

 

という考えの方で、体調が悪いことも多く、リハビリ現場で体操をお伝えしてもなかなか習慣になりませんでした。

 

 

この方にも1年以上前から、

「特効薬が出るのを期待して待つくらいなら、それまでに体操や筋トレして身体の状態を良くしておきましょう」

 

「数年後にいざ特効薬が出たとしても、その時にさらに筋力が落ちて歪んで動けなくなっていたら、特効薬を飲んだとしてもすぐに治るとは考えにくいのでは」

 

というようなことを伝え続けました。

 

 

そして最近、「やっぱり鈴木先生の言うように筋肉って大事だわ!」

と、私も驚くような言葉をその方から聞きました。

(どうやら、夜中トイレに行く時にふらついて、腕の筋力が弱いために身体を支えるのが大変だったようです)

 

前は筋肉の重要性について話しても、病気を理由にして興味すら無かったのに…

私の背骨コンディショニングの指導にも興味を持ってもらえて、名刺を受け取ってくださいました。

 

 

まだ他にもありますが、

伝わって嬉しかったですね。

 

もちろん、1年以上伝え続けても伝わらない人には伝わりません。

不調の原因をお話しても、まるで初めて聞いたかのような反応をされてしまうこともあります。

(私の伝え方の問題もあるかもしれません…)

 

 

体操や筋トレが習慣になれば改善するような状態の人でも、頑張るのが難しくて別の治療法を選択する方もいます。

 

こればっかりはご本人の選ぶことなので、こちらは出来る限り伝わるように努力することしか出来ません。

 

 

でも、どうせ選ぶなら

改善の可能性を背骨コンディショニングに求めてほしい!

 

伝わらないと落ち込むこともありますが、不調で悩んでいる方に伝わるよう、これからも試行錯誤しながら関わりたいと思います。

 

 

 

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