(水)
スタジオ。後輩からポストロックのオススメを聞かれる。toe、エネミーズとかアルペジオ進行のエモいバンドが好きみたいなので、pele、MIRROR、player piano辺りを適当に薦める。レーベルならstiff slack、friend of mineとか、ショップならライナスレコーズ、pdis辺りか。
他にもGHOSTS & VODKA、Mercury Program、Sonna、Tristeza、…今思い返すとまだまだ腐るほどある。漁ってた頃を思い出して懐かしい。
しかし今回聞かれてつくづく感じたが、あの辺のエモいポストロックは大分曖昧。宣伝文句だとポストロックと紹介されているのに実際店舗ではエモのコーナーに置かれていたりするので探すのが面倒だったりする。聴いてみるとポストロックではなく、やっぱりエモじゃんと思うバンドも多いしね。 (こうなったのは残響レコードの影響が少なからずありそう)
第一、トータス(ステレオラヴ)を起源とするポストロックとはバンドサウンドに大胆なエレクトロニクスの導入、音響的措置、 演奏よりかはその後の編集にウェイトが置かれたポストプロダクション的な曲作りによって呼ばれた訳であって、後々の状況を考えるとやはりズレが生じてる。更にGY!BE、モグワイを筆頭とした所謂轟音系もはいってくるので、もうごちゃごちゃ。
ポストロックが他ジャンルに比べ説明しにくいのはその多様性にあるよね悪く言えば雑。
今で言うとポスト・ダブステップの流れと同じで、既存のジャンルでは説明つかないから、とりあえずポストとつけてみた…その曖昧さ故に段々と複雑になっていったと。無論どれが正解とかはなくて、只時代によってジャンルの意味合いが変容していくのは面白い。(どのジャンルも割りとそうだが)
きっとそのわからなさが自分のようなマニア心を擽るんだろうね。正直ここ数年は飽きて、あまり掘っていないけれど。
ここぞとばかりにヲタ話を書いて発散。
その後久しぶりに古本屋で漫画をまとめ買い。『奇子』の角川ハードカバー仕様(文庫版を所持していたが、表紙が良い為購入)。新規開拓の為、『エリア51』、『君は淫らな僕の女王』、『死人の声をきくがよい』等など。
それにしても漫画は当たり外れが激しいし、集めるとなると高いので開拓するのも一苦労。
(木)
いつもの面子?でバーベキュー。調子にのって食いまくる。帰りの松屋は明らかに蛇足だった…。
帰り道、阿部和重『グランド・フィナーレ』を読む。相変わらず遊び心に溢れていてイカす。自分はつくづくこういう小説が好きなんだなァと再認識。高橋源一郎の解説も非常にしっくりきた。さらっと読める短篇集なのでアベカズ入門に最適。
(金)
スタジオ→げんゆ飲み会。
平井が大分荒れていたが、その怒りをバネにして創作活動等に回せば、きっとプラスになるのではと酔った奴を尻目に思う。彼と話していると毎度共感してしまう所があるので、今後も陰ながら応援したい。
日付変わる前には帰宅。
寝る前寒くなってきたせいか、ふとスロウコア(もはや死後)が聴きたくなって、ロウ『シークレット・ネーム』を棚から引っ張りだす。
これぞ名盤!!素朴というか音数を最小限にとどめており、無駄のなさが素晴らしい。改めて聴くとスワンズっぽい曲もあった。
やはり4AD移籍前が良い。以降はサウンドが無駄に派手になってしまい、本来の良さを潰してしまった感がある。
(土)
スタジオ→町田にて愚直、ライブ。頑張った。
対バンの方から企画誘ってもらったり、今回はなかなかの好感触で嬉しかった。更に精進しなくては。
やっぱライヴは楽しいし、良い刺激になる。そしてパンクスは皆良い人ばかりだ。
(日)
論文準備→労働。ダラダラと働きながら、小説の構想を考えていたら次々と嫌な事を思い出し、終始鬱々とする。
やはり半端な自分自身に一番苛つく。この4年間無理して色々とやってきたが、それで得た物は一体何だったのか。
唯でさえ人を惹きつけるような華や社交性が皆無なのにも関わらず、中途半端に足掻くから大半は惨めな結果に終わり、そして他者からは舐められる。
結局無駄に知り合いが増えただけかと思うとやるせない。その後大半はお互い見て見ぬふりなので胃に悪い。
こんな事になるなら、5年前の様に他者との交流を最低限度にして働きマンに徹し、趣味に金を使いまくる消費者生活をしていた方がよかったか…実際あの時期が一番楽しかった。
変に他人に合わせて、自分をださないから存在感がない。キャラが薄いから趣味が合いそうなサブカル層からも総スカン。気づかないフリだけが年々上達する。まあ結局のところ自分に才能(スキル)がないだけなのだろうが。
だからこそ他人(糞共以外)には優しくなりたいし、数少ない友人は大切にしたいとは思う。
しかしこれからも人の顔色を窺って、一生憐れみの視線を感じながら生きていくしかないのか。もう後がない。まぢつらたん、リスカしヨ。
(月)
先週から突然、宇多田ヒカルが最熱してほぼ毎日聴いてる。「Automatic」発表時15歳かと思うと天才としか言いようがない。ベスト盤を夢中になって聴く。
彼女がロジック愛用の宅録シンガーな事も知り、更に好感が!久しぶりに曲が作りたくなる。やるとしてもテクノ、アンビエントだけど。
論文準備、小説執筆→労働。気分が優れず鬱々と。
またしても愚痴になってしまうが、今年はいって何が辛いって、勝手に自分に何かを期待してくる後輩らを失望させる事。正直自身を貶める為の使者としか思えない…コミュ不足を痛感する。
結局マニアックな知識があった所でそれが何になるのか、只侘しい思いをするだけ。それよりも面白い事を少しでも多く話せた方がよいに決まってる。
いい加減自宅にあるCD、レコード、小説、漫画等の類を全て売り払って、まともな生活を送るべきか。
なんか中原昌也っぽいノリになってきて嫌だなァ、次回は多分ないです。