極私的ネタでスミマセン(って、何時もそうか・・・はは、ひひ・・)。私にとっての面白洋楽レコード、東西の横綱はここ半世紀程不動の2枚です。

 

1.ナポレオン14世の「狂ったナポレオン、ヒヒ、ハハ・・・・・・」東芝WB BR-1592

  

日本盤シングル         赤盤です(黒盤、あるのか??) 

 1966年の7月に全米チャート50位初登場!という快挙!(Billboard誌)、11位、5位、と上がり8月13日には登場3週目にして第3位という異例のヒット。

今では、会社の自主規制がかかり発売すら危ういネタでしょう。

  

USA WB5831        オーストラリア盤 5831

 

 そして、LPまで作られる始末。何故か、根強い人気があるらしく、LPはライノで復刻発売。(当時の日本盤シングルは、LP裏面の写真をつかったんですね。)

   Rhino LP


曲目を足してCD化され日本盤も発売。更に、いつ頃の発売かは不明のブートレッグ!類似品を集めたCDですが、最近はこんな物まで発売されてるんですねぇ~。

  

日本盤CD AMCY-969      ブート、コンピレーション

 

  

ブート曲目(データが無く曲名のみという厳しさ) レーベル

 

CD未収録のシングル盤の一つ。WBから離れていた時期のヴァリアントから・・。

  

Variant V-745 Josephine 名義の「They Took You Away - I'm Glad, I'm Glad」

裏は同曲のJosef バージョン。まあナポレオンと来ればジョセフィーヌだろう(笑)

まあ連れていかれちゃったら、ホッと一息、本音が漏れるよね。

 他にも便乗商品数多くあるんだろうなぁ~~。。。。

 

2.もう1枚は、エドゥワールの「マイ・ネーム・イズ・エドゥアール」日本コロムビア

  

CBS LL-948-C        レーベル&スリーブ

 

 こっちも最初に聞いたときは思わず「このシングル欲しい!!」と思いました。こっちはナポレオン14世程の需要は無いらしく何故か置き去り状態、というか当時も流行った記憶は無い・・・。長らく詳細が不明で、モヤモヤしたものが残り消化不良でしたが、ネット時代になり、Discogsで調べてみたら、作詞・作曲、歌手、プロデューサーとマルチな活動をしているフランスのアーティスト、ジャン=ミッシェル・リヴァ(Jean-Michel Riva)の変名プロジェクトらしく、Discogsには、同じフランスの歌手アントワーヌ(Antoine)のパロディとあった。

 私は、ビートルズの「ミッシェル」(Michelle)に、君に分かる唯一の英語”アイ・ラヴ・ユー”を言おう、とあるのを受けて、俺に分かる唯一の英語は”おいらの名前はエドゥアール”だと憤ってるパロディ曲だとズーーーツと思ってたが、作者の本名がミッシェルとは・・・。そりゃパロディ曲作りたくなるのも分かるわぁ~~。誰か再評価しないかなぁ~~。(ビートルズ関連で、←こじ付けはイケマセン・・・)