韓国ドラマ『花が咲けば、月を想い』 | キムチの備忘録♪

キムチの備忘録♪

旅行・映画・本・食レポ・海外ドラマなど…
とりとめのない趣味ブログです。

先日観終わったドラマの感想です。

 

花が咲けば、月を想い 

全16話(WOWOWオンデマンドで視聴)

 

☆あらすじ☆

禁酒令が下されていた朝鮮時代、頭脳明晰でイケメンのヨン(ユ・スンホ)は科挙を受けるため漢陽(ハニャン)に上京する。一方、両班(ヤンバン)家の娘だが両親を亡くし貧乏な暮らしをしているロソ(ヘリ)はお金を稼ぐために身を削る日々を送っていた。市場で口論しているロソを見かけたヨンは仲立ちをし、その場は事なきを得たが後味悪い印象のまま別れる。ある日、ロソは密造した酒が高額で取引される現場を目撃し、もぐり酒場で立場を隠して酒を飲みに来た世子イ・ピョ(ビョン・ウソク)と出会う。役人がもぐり酒場に乗り込んできた為、二人はその場から逃げ出したのだった。時を同じくして科挙に合格したヨンは馬に乗っていたところ役人から逃げていたピョとぶつかり口論となる。そして逃げてきたロソも居合わせ再会することになるが…。

(相関図・あらすじ:KNTVより)

 

 

 

2021-2022年韓国ドラマ。

ユ・スンホさんの時代劇がWOWOWにきたので是非観なくては!ということで視聴しました。

 

この物語はフィクションです、と毎回冒頭に出てくるので登場人物などは架空と思われますが…。

時代背景としては厳しい「禁酒令」が10年続いている朝鮮時代となっています。

ユ・スンホさん演じるナム・ヨンは司憲府の新人監察官。

彼が間借りすることになる家の娘がイ・ヘリさん演じるカン・ロソ。借金返済のために密造酒の製造に手を出します。

そこにお忍びで度々城下に酒を飲みに抜け出している世子イ・ピョ(ピョン・ウソク)や兵曹判書の娘ハン・エジン(カン・ミナ)などが関わって恋愛模様が描かれます。

 

法に忠実で生真面目な監察官のヨンがロソとの出逢いで「禁酒令」とは真に民の為になるのかを考え始めたり、権力者におもねらず進言する姿が良かったです。

ロソは無鉄砲な部分はあれど、芯の強いところは魅力的でした。ヘリさんはGirl's Dayのメンバーということは知っていましたが、女優さんとして見るのは初めてでした!

ピョン・ウソクさんやカン・ミナさんもお初でしたが、主要4人のキャストはみんな可愛らしい感じだったので恋愛部分は微笑ましかったです。

 

密造酒業者を取り締まる側と逃げる側の軽いラブコメテイストのお話かな?という雰囲気で始まりましたが、思ったよりもちゃんと時代劇でした。

「禁酒令」が敷かれた背景に潜む権力者の存在やその思惑、そして封印された過去の事件の真相が暴かれていくことになります。

ハマるというほどではありませんでしたが、重くなり過ぎず気軽に観られる作品だと思います。

そしてユ・スンホさんはやっぱり時代劇が似合う俳優さんですねキラキラ