再びマウンドへ!
初めてではないといえ、やはり緊張する。何枚もオリジナルユニフォームがある私ですが、
毎年細かくマイナーチェンジするので、今年仕様のやつは持ってない。
そこで新調してもらったのですが、問題は背番号。数々の数字ネタを入れて来たが、今年は特に思いつかず。では!…原点回帰で「052」。
地元をレペゼンしときました。
今までは
「2シームを投げる!」
「ジャイロボールを投げる!」
「憲伸ばりのカットボールを!」
とビックマウスをかましてきた私ですが、ほぼキャッチャーミットまで届いた事がなく、始球式の恐ろしさ難しさを知っているので今年は謙遜して
「チェンジアップを…」
どんだけびびってるの!
というわけで特にキャッチボールの相手もいなく(笑)、ぶっつけ本番でグラウンドに。握手会で鍛えた四十肩が唸りをあげるぜええええええ!!!
マウンドに立ってからより。グラウンドの端で待ってる時が一番緊張するんだよね。人いっぱいだし。真横は高木監督だし。中田選手と、英智選手が挨拶してくれました。
そして審判にボールを貰いマウンドへ。名前がコールされてからの声援は今までで一番あったかも?地元の人は知ってくれてるんだって嬉しくなりました。しかし、これまでの始球式では投球が届かなかったのもあり、「あーーー。」という失速気味な歓声ばかりだったんです。
ここはばしっと決めて大歓声を貰わないと!
私には秘策があった。
その名も
「バックネットに向かって投げろ作戦」
球団の関係者から聞いた話なんですが、始球式をする方があまりにもミットまで届かない事を受けて、中日の谷繁選手が言ってたという話。
「素人がミット見て投げても届くわけがない。バックネットに向かって投げるくらいがちょうどいいんだ!」
なるほど。たしかにそうだ。やってみるとわかるのですが、マウンド立ってみると、ミットまであまりにも遠く、ストライクゾーンが小さく感じる。バッターが立ったら尚更だ。
よし!バックネットに向かって投げよう!!
審判のコールから振りかぶらず、セットポジション(控えめ)から投げた!!!!
「わああああああああ!」
ボールはキャッチャーのはるか上。バックネットに向かって飛んでいった。バックネットに向かって投げたら本当にバックネットに飛んでいった…。谷繁さん…。
しかし、反対にお客さんからは今までにない歓声があがった。
喜んでいいのか…。この日のキャッチャーの前田さんから
「捕れなくてすいません」
いやいやこちらが大暴投でしたから!すんません!
その後ドアラにもなじられ、ほろ苦い始球式になった。そしてその後観戦した試合結果もほろ苦いものに…。打線が打てなさすぎで。
いや人の事言えん!ちきしょー!いつかまたリベンジしてやる!
観戦席の近くにはたくさんシーモタオル持った方がいました!応援ありがとうね!でも、やっぱ野球は生で観るにかぎるね。TVとは臨場感が違うもん。
次はクライマックスシリーズ観に行きたいね。と、その前に制作!がんばります!