FIVB Nations League 2024の予選ラウンド第2週の第6日開幕第12日)の結果です。

 

日本は、昨日で第2週の4試合を終えましたが、第2週は今日まで続き、残り6試合が予定されています。

 

今日で、一旦、全チームが8試合消化で並ぶことになりますね。

 

その結果をメモしておきます。

 

 

なお、FIVB Nations League 2024 の全体概要・日程等につきましては、下記記事に整理しています。

 

「いよいよ明日から、FIVB Nations League 2024 開幕!!」

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12852077792.html

 

 

なお、上記概要記事にも書いていますが、この大会の日本戦の全試合については、BS-TBS又はTBS地上波によるテレビ放送(ライブ/録画)がありますが、他に外国チームの対戦については、有料ですが(月額999円)、Volleyball TVでの配信がある予定になっています。

 

 

 

 

【公式サイト】

 

FIVB

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/

JVA

https://www.jva.or.jp/international/2024/vnl_women/

JVA結果サイト

https://www.jva.or.jp/international/2024/vnl_women/?entry=results

TBS

https://www.tbs.co.jp/volley-nationsleague/

Volleyball TV

https://tv.volleyballworld.com/home

Youtube Volleyball World(公式)

https://www.youtube.com/@volleyballworld

(ハイライトが見られます)

World Ranking

https://en.volleyballworld.com/volleyball/world-ranking/women

 

 

 

【対戦日程】

 

*現地時間表記で、右横の( )内は、日本時間です。

便宜上、現地で行われる各日中の試合を、現地時間順ではなく、日本時間の順(( )内の時間順)に列記することとします

*試合開始時刻はFIVBの公式サイトの記載に従いました。

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/#fromDate=2024-05-28

 

*誤記等の可能性がありますので、正確には、必ず公式サイトをご確認ください。

 

 

 

[予選ラウンド]

 

第2週 第6日(開幕第12日)

 

6月2日(日)

 

 

中国会場(-1)

12:30(13:30) フランス 0-3 オランダ

第1セット 17-25

第2セット 10-25

第3セット 21-25

(Match Center)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19015/

(スタッツ)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19015/#boxscore

https://www.fivb.org/vis2009/getdocument.asmx?no=256666316

Volleyball TV

https://tv.volleyballworld.com/live/260711

https://tv.volleyballworld.com/video/645315

Highlights

https://tv.volleyballworld.com/video/645320

 

 

この試合の結果が反映された世界ランキングです。

 

 1位 トルコ 385.71点(獲得済)

 2位 ブラジル 379.83点(獲得済)

 3位 ポーランド 373.16点(獲得済)

 4位 アメリカ 349.76点(獲得済)

 5位 イタリア 349.21点 ①

 6位 中国 336.87点 ②

 7位 日本 329.62点 ➂

 8位 セルビア 324.00点(獲得済)

 9位 オランダ 290.05点(4.09点加点) ➃   

10位 カナダ 286,89点 ➃   

11位 ドミニカ共和国 267.49点(獲得済)

12位 ドイツ 213.79点

13位 タイ 211.41点

14位 ベルギー 204.83点

15位 チェコ 178.53点

 

 

オランダはフランスにストレート勝利を果たした結果、4.09点が加算されて、カナダを抜いて出場権獲得圏内の9位に上昇しました。

 

ただ、競争相手のカナダは、この後、韓国戦を残していますので、その結果、またまた順位が入れ替わる可能性はありますね(但し、韓国は38位と、かなり下位に位置していますので、仮にカナダがストレート勝利をしても加点は少なく、オランダに届かないかもしれませんね)。

 

この両チームは、もの凄いデッドヒートになっています。

 

 

 

 

中国会場(-1)

16:00(17:00) ブラジル 3-0 タイ

第1セット 25-22

第2セット 25-14

第3セット 25-17

(Match Center)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19016/

(スタッツ)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19016/#boxscore

https://www.fivb.org/vis2009/getdocument.asmx?no=256666329

Volleyball TV

https://tv.volleyballworld.com/live/260712

https://tv.volleyballworld.com/video/645347

Highlights

https://tv.volleyballworld.com/video/645354

 

 

 

 

中国会場(-1)

19:30(20:30) イタリア 3-0 中国

第1セット 25-23

第2セット 25-19

第3セット 25-16

(Match Center)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19017/

(スタッツ)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19017/#boxscore

https://www.fivb.org/vis2009/getdocument.asmx?no=256666384

Volleyball TV

https://tv.volleyballworld.com/live/260713

https://tv.volleyballworld.com/video/645383

Highlights

https://tv.volleyballworld.com/video/645388

(関連記事)

https://thedigestweb.com/topics_detail13/id=81209

 

 

第1セット、入りは中国が少し固くなっている感じがしますね。9-4で中国1回目TO。イタリアはエゴヌ選手が先発出場です。中国のシュテイ選手は控えからスタート(12リエイエイの対角レフトは21番ウーメンジェ)。

イタリアもサーブミス、アタックミスなど散発し、14-13でイタリア1回目TO。双方気合は入っていますね。緊張感が漂います。

イタリアのネットインエースで、16-13、中国2回目TO。コンショウウバックライトクロスで16-16の同点。リエイエイクロスで16-17中国逆転、イタリア2回目TO。イタリア24番ライトクロスで18-18同点。リエイエイ被ブロックで20-20同点。21-22でシュテイインサーブ。C21返球クロスがアウトで、24-23でIセットポイント。

Iセンタークイックで25-23、イタリアが取りました。

非常に接戦でしたね。途中から幾分中国が優勢に進めましたが、最後にイタリアが逆転しました。中国はホームだけに一球一球凄い歓声ですね。

 

第2セット、C6コンショウウエースで3-4。I11エースで5-4。エゴヌOPクロスで7-5。イタリアの1番ルビアンMBはものすごく高くて迫力十分ですね。

Cドリブルで14-11、中国1回目TO。

Iルビアンクイックで15-12、もの凄いクイックです。中国のセンター陣も高いですが、ルビアン選手の前には普通に見えますね。エンシンゲツDワイドクロスで19-17の2点差、I1回目TO。

I11ダネシノータッチエスーで、21-18、中国2回TO。

エゴヌノータッチエースで、23-19。リエイエイ打ちきれずネットで24-19、Iセットポイント。

最後もエゴヌ強烈サーブでリエイエイ崩してエース、25-19、イタリアが取りました。恐るべしエゴヌ選手サーブ。

 

イタリア、強いですね、ここまでのところ世界ランキング1位になった、かつての当時のようにエゴヌ選手中心のバレーではありませんが、エゴヌ選手不在の間に他の選手がとても強力になった気がします。そこにエゴヌ選手が帰ってきたという感じですね。チームがフィットしてくれば、さらに強くなりそうです。中国は、シュテイ選手の完全復調が待たれるところですね。

 

第3セット、イタリア7点目、エゴヌバックライトのブロックアウトで7-5、ブロックアウトのアタックでエンドの観客席まで飛ばしました。凄いパワーですね。エゴヌクロスで10-7、中国1回目TO。このセットは、エゴヌ選手が得点量産しています。イタリアは17番レフトのシーラ選手、18番OPのエゴヌ選手、1番MBのルビアン選手が、強烈です。日本は、予選ラウンドではイタリアとの対戦はありませんが、決勝ラウンドでは当たる可能性がありますね。

14-9で、中国二枚替え、16番セッターイン、15-9で中国2回目TO。

17-9で、C21に代わって9イン、このセットは、ここまで完全にイタリアの流れになりました。I18点目、ルビアンクイック。凄いクイックです。18-10。エンシンゲツノータッチエースで、18-12。I9エースで、20-12、イタリアのペースですね。I17シーラストレートで、21-12、大差になりました。

シーラブロック対コンショウウで、24-15、マッチポイント、最後は、イタリアキャプテン11番ダネシ選手の強烈クイックで、25-15

イタリア、ストレート勝ちです。

 

イタリア、強いですね。中国が歯が立たなかった印象でした。イタリアは、エゴヌ選手が一時不在になってランキングを下げましたが、再び上昇の可能性を感じます。今大会の決勝ラウンド、さらにはパリオリンピックでの戦いが注目されますね。

 

 

しかし、中国は、この敗戦で、日本とのランキングポイントは僅差になったのではないでしょうかね。逆転はまだでしょうか。追って、ランキング確認します。

 

ランキングはまだ反映されていませんが、中国は9.3点減点になったようです。計算上日本を下回り、日本が世界ランキング6位に上昇ですね、素晴らしい!!

 

 

 

日本時間2024.6.2pm1005時点 世界ランキング

 

 

この試合の結果が反映された世界ランキングです!

 

中国がイタリアにストレート負けを喫した結果、中国は9.3点減点となり、合計327.57点で、日本の329.62点を下回ることとなりましたので、日本が世界ランキング6位に上昇!!、中国が7位になりました。

 

素晴らしい!!

 

見にくいですので、転記しますと、以下のとおりです。

 

 

 1位 トルコ 385.71点(獲得済)

 2位 ブラジル 382.13点(獲得済)

 3位 ポーランド 373.16点(獲得済)

 4位 イタリア 358.51点(9.30点加点) ①

 5位 アメリカ 349.76点(獲得済)

 6位 日本 329.62点 ②

 7位 中国 327.57点(9.30点減点) ➂

 8位 セルビア 324.00点(獲得済)

 9位 オランダ 290.95点(4.09点加点) ➃   

10位 カナダ 286,89点  

11位 ドミニカ共和国 267.49点(獲得済)

12位 ドイツ 213.79点

13位 タイ 209.11点

14位 ベルギー 204.83点

15位 チェコ 178.53点

 

 

やりました!!

 

僅かに2.05点差ですが、日本が中国を上回り、アジア大陸トップ世界ランキング6位、非常に素晴らしい!!

 

もちろん、この先、今大会の予選ラウンドはまだ続くわけですが、中国もセルビアもすでに8試合を消化していますから、消化試合数が揃った第2週の終了時点で、日本が世界ランキング6位に上昇したというのは、大変素晴らしいですね。

 

ただし、上記のとおり、7位の中国とはわずかに2.05点差であるばかりか、8位のセルビアとも5.62点差しかありませんから、この先またすぐにひっくり返って8位あたりまで順位下げる可能性はあるわけですが、ただ、第3週の対戦予定を見ますと、日本がここまでの調子を維持して集中して戦えば、このまま6位をキープし、あるいはさらに得点差を広げていくことも、全く不可能ではないと感じられます。

 

(第3週の対戦予定)

 

日本韓国(6/12)→カナダ(6/13)→セルビア(6/15)→アメリカ(6/16)

 

中国ブルガリア(6/11)→ドイツ(6/14)→トルコ(6/15)→ポーランド(6/16)

 

セルビアオランダ(6/12)→フランス(6/14)→日本(6/15)→イタリア(6/16)

 

まあまあ微妙な感じで、下位チームに勝っても加点は少なく(負ければ減点は大きく)、上位チームに勝てば加点は大きい(負けても減点は少ない)といったランキングのシステムを考えますと、果たしてどうなるかは全く分からない感じがしますが、うまく運べばいけますね。

 

これで第3週は、またまた楽しみになりましたね。

 

ぜひ頑張って頂きたいです!!!

 

 

 

 

アメリカ会場(-14)

11:30(25:30) 韓国 0-3 カナダ

第1セット 15-25

第2セット 12-25

第3セット 18-25

(Match Center)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19018/

(スタッツ)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19018/#boxscore

https://www.fivb.org/vis2009/getdocument.asmx?no=256666435

Volleyball TV

https://tv.volleyballworld.com/live/260714

https://tv.volleyballworld.com/video/645456

Highlights

https://tv.volleyballworld.com/video/645462

 

 

カナダのストレート勝ちとなりましたが、この試合の結果を反映した世界ランキングは、以下のようになっています。

 

 

 1位 トルコ 385.71点(獲得済)

 2位 ブラジル 382.13点(獲得済)

 3位 ポーランド 373.16点(獲得済)

 4位 イタリア 358.51点 ①

 5位 アメリカ 349.76点(獲得済)

 6位 日本 329.62点 ②

 7位 中国 327.57点 ➂

 8位 セルビア 324.00点(獲得済)

 9位 オランダ 290.95点 ➃   

10位 カナダ 288.74点1.85点加点) 

11位 ドミニカ共和国 267.49点(獲得済)

12位 ドイツ 213.79点

13位 タイ 209.11点

14位 ベルギー 204.83点

15位 チェコ 178.53点

 

 

やはり韓国がかなり下位(38位)に位置していましたので、カナダは、ストレート勝利の結果にかかわらず、1.85点の加点に留まりました。

 

その結果、カナダはオランダを追い抜くことはできず、10位を維持した形になりました。

 

9位のオランダとの差は、わずかに2.21点差となっています。

 

カナダ、オランダともに第2週までの8試合を終えましたので、この状態で第3週に臨むことになります。

 

第3週は、この両チームの間では、再び激しい鍔迫り合いが続くことになりますね。

 

 

なお、両チームの第3週の対戦予定は、以下のようになっています。

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12852077792.html

 

カナダイタリア(6/11)→日本(6/13)→オランダ(6/14)→フランス(6/15)

 

オランダセルビア(6/12)→アメリカ(6/13)→カナダ(6/14)→韓国(6/16)

 

これは、3戦目のカナダvsオランダの直接対決(6月14日(金)15:30福岡大会)を制したほうが、パリオリンピックの出場権を獲得する、というシビレる展開になる可能性がありますね。

 

 

なお、日本と圏外直近のカナダとの差は、40.88点差となっています。

 

日本韓国(6/12)→カナダ(6/13)→セルビア(6/15)→アメリカ(6/16)

 

対戦予定を見ますと、カナダが6/11のイタリア戦に負けていれば(この時点で日本とカナダの差はわずかに広がります)、日本が6/12の韓国戦に勝った時点で(この時点で日本とカナダの差はさらにわずかに広がり、かつ、日本は20点前後といったような大きな減点になることはなくなります)、計算上カナダは日本を追い抜けなくなりそうな気がしますが、どうでしょうか(加点減点数を想像して書いていますので、確かな根拠は全くありません)。

 

ただ、その後の6/13の日本vsカナダの直接対決で、もし日本がカナダに敗れたときには、一気に倍の点差が詰まることになりますので(カナダに一定の加点がなされ、かつ、日本に同数の減点がなされることになります)、韓国戦での勝利では、まだ確定しない計算になるでしょうか。

 

まあ、いずれにしましても、日本としましては、むしろ上を向いて、最終的に世界ランキング6位以上で予選ランウドを終えておきたいところです(なお、5位のアメリカとの差は、現時点では、20.14点差です-この後のアメリカvsトルコの結果により変動します。なお、日本が最終的に中国を上回るランキングで予選ラウンドを終えたときには、WRポイントにかかわらず、アジア大陸枠で出場権を獲得します)。

 

そのためにも、またオリンピック出場権を確実に手にするためにも、残り4試合、ひとつひとつ勝っていくしかありません!

 

このオリンピックの出場権のかかった大会では、最後の最後まで何が起こるかは分かりませんので、選手の皆さんには、第3週までの間しっかりと心身の状態を整えて、また第3週には超強度の集中で全力を投入して頂きたいですね!
 

 

 

アメリカ会場(-14)

15:00(29:00) アメリカ 2-3 トルコ

第1セット 25-21

第2セット 20-25

第3セット 21-25

第4セット 25-12

第5セット 12-15

(Match Center)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19019/

(スタッツ)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19019/#boxscore

Volleyball TV

https://tv.volleyballworld.com/live/260716

https://tv.volleyballworld.com/video/645535

Highlights

https://tv.volleyballworld.com/video/645545

 

 

第5セット、5-6、もの凄い盛り上がりですね、会場も選手も1点1点に大絶叫、大興奮です。アメリカの6点目、イヴェギン選手のクロスがアウトの判定でしたが、ビデオではワンタッチがありましたね。トルコにはチャレンジ権がもうなかったのでしょうね、これは不運でした。

 

8-6でチェンジコート、T1回目TO。

11-10、次の1点ですね、カラクルトブロック対ライトワシントン11-11、同点

A5クロスがアウト、11-12、逆転、Aチャレンジワンタッチ有無、無し、11-12。

T19ブロック、11-13、A1回目TO。

Tシャヒン崩してエース、11-14、マッチポイント!

最後は、バルガスプッシュのブロックイン、12-15、トルコが勝ちました!

 

凄い試合でした。こんな絶叫の試合、見たことがないですね。もの凄い興奮状態でした。

 

これで、6位の日本と5位のアメリカの差は、少しだと思いますが縮みましたね。

 

 

この試合の結果を反映した世界ランキングは、以下のようになっています。

 

 1位 トルコ 388.69点(2.97点加点)(獲得済)

 2位 ブラジル 382.13点(獲得済)

 3位 ポーランド 373.16点(獲得済)

 4位 イタリア 358.51点 ①

 5位 アメリカ 346.78点2.97点減点)(獲得済)

 6位 日本 329.62点 ②

 7位 中国 327.57点 ➂

 8位 セルビア 324.00点(獲得済)

 9位 オランダ 290.95点 ➃   

10位 カナダ 288.74点   

11位 ドミニカ共和国 267.49点(獲得済)

12位 ドイツ 213.79点

13位 タイ 209.11点

14位 ベルギー 206.26点

15位 チェコ 178.53点

 

 

アメリカは、この敗戦で2.97点の減点となり、日本との差は、17.16点差となりました。

 

これは、まだ少し離れており、相手がアメリカだけになかなか難しいとは思いますが、残り4試合で追い抜けない点差ではないですね。

 

 

なお、アメリカの第3週は、以下のような予定になっています。

 

アメリカフランス(6/11)→オランダ(6/13)→イタリア(5/15)→日本(6/16)

 

 

 

 

アメリカ会場(-14)

18:30(32:30) ブルガリア 1-3 ドイツ

第1セット 19-25

第2セット 25-21

第3セット 21-25

第4セット 11-25

(Match Center)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19020/

(スタッツ)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19020/#boxscore

https://www.fivb.org/vis2009/getdocument.asmx?no=256666458

Volleyball TV

https://tv.volleyballworld.com/live/260717

https://tv.volleyballworld.com/video/645646

Highlights

https://tv.volleyballworld.com/video/645648

 

 

 

 

 

【第2週第6日(開幕第12日) 6月2日(日)終了時点順位】

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/standings/women/

 

*昨年同様、勝ち数基準(勝ち数→勝ち点→セット率→得点率)で順位が決定されることになると思います。

消化試合数は、一旦8試合で揃います

*決勝ラウンド開催国のタイを含め、予選ラウンド最終上位8ヵ国が決勝ラウンドに進出します。

 

 1位 ポーランド 8勝0敗 勝ち点24 セット率12.000(得24/失2) 得点率1.198(得652/失544)

 2位 ブラジル 8勝0敗 勝ち点22 セット率3.428(得24/失7) 得点率1.188(得731/失615)

 3位 イタリア 6勝2敗 勝ち点19 セット率2.500(得20/失8) 得点率1.200(得671/失559)

 4位 日本 6勝2敗 勝ち点18 セット率2.000(得20/失10) 得点率1.142(得699/失612)

 5位 トルコ 6勝2敗 勝ち点18 セット率1.909(得21/失11) 得点率1.098(得739/失673)

 6位 カナダ 5勝3敗 勝ち点15 セット率1.636(得18/失11) 得点率1.074(得675/失628)

 7位 中国 5勝3敗 勝ち点15 セット率1.416(得17/失12) 得点率1.076(得672/失624)

 8位 アメリカ 4勝4敗 勝ち点13 セット率1.363(得17/失14) 得点率1.062(得713/失671)

 9位 オランダ 4勝4敗 勝ち点12 セット率1.071(得15/失14) 得点率1.031(得658/失638)

10位 セルビア 3勝5敗 勝ち点9 セット率0.764(得13/失17) 得点率0.936(得654/失698)

11位 ドミニカ共和国 2勝6敗 勝ち点6 セット率0.473(得9/失19) 得点率0.933(得607/失650)

12位 ドイツ 1勝6敗 勝ち点6 セット率0.473(得9/失19) 得点率0.921(得596/失647)

13位 タイ 2勝6敗 勝ち点5 セット率0.428(得9/失21) 得点率0.858(得605/失705)

14位 韓国 1勝7敗 勝ち点4 セット率0.227(得5/失22) 得点率0.791(得504/失637)

15位 フランス 1勝7敗 勝ち点4 セット率0.227(得5/失22) 得点率0.781(得502/失642)

16位 ブルガリア 1勝7敗 勝ち点2 セット率0.260(得6/失23) 得点率0.808(得560/失695)

 

 

日本は、4位で第2週を終えることになりましたね。

 

素晴らしいです。

 

 

 

 

 

【2024.6.3時点世界ランキング】

https://en.volleyballworld.com/volleyball/world-ranking/women

 

 

2024.6.3時点 世界ランキング

 

 

第2週が終了した時点の最終的な世界ランキングです。

 

上位陣を転記しますと、以下のとおりです(今大会の予選ラウンド後に出場権を獲得できるのは、獲得済みを除いて上位4チームで、〇番号が現時点の該当チームです。全部で12ヵ国がパリオリンピックに出場します)。

 

 

 1位 トルコ 388.69点(獲得済)

 2位 ブラジル 382.13点(獲得済)

 3位 ポーランド 373.16点(獲得済)

 4位 イタリア 358.51点 ①

 5位 アメリカ 346.78点(獲得済)

 6位 日本 329.62点 ②

 7位 中国 327.57点 ➂

 8位 セルビア 324.00点(獲得済)

 9位 オランダ 290.95点 ➃   

10位 カナダ 288.74点   

11位 ドミニカ共和国 267.49点(獲得済)

12位 ドイツ 217.83点

13位 タイ 209.11点

14位 ベルギー 206.26点

15位 チェコ 178.53点

16位 プエルトリコ 177.67点

17位 アルゼンチン 177.17点

18位 ウクライナ 172.15点

19位 フランス 167.11点(獲得済/開催地枠)

20位 ケニア 162.42点(獲得予定/アフリカ大陸枠)

 

なお、ブルガリアは23位(147.08点)、韓国は39位(99.22点)となっています。

 

 

状況を整理しますと、以下のとおりです。

 

 

<パリオリンピックの出場権の獲得>

 

・パリオリンピックの出場権の獲得という観点からは、日本は、現在世界ランキング6位で、アジア大陸での最上位ですので、現時点では、アジア最上位枠で、パリオリンピック出場権を獲得できる状況にあります。

 

・但し、7位の中国とは2.05点差ですので、最終的にアジア最上位枠を維持できるか否かは、第3週の結果次第となっています。

 

・しかし、日本と、出場権獲得圏外のカナダ(10位)とは、40.88点差あります。また、出場権獲得圏内ギリギリのオランダ(9位)とは、39.57点差となっています。そのため、現時点では、日本は、仮に中国に抜かれてアジア最上位枠を逃したとしても、この先約40点の差があるカナダとオランダの双方に追い抜かれない限り、パリオリンピック出場権は獲得できる状況にあります。

したがって、すでにかなりの高確率で、出場権は獲得できる状況まできていると言ってよいでしょうね。

 

・なお、圏内のオランダと圏外のカナダの差は、わずかに2.21点差となっていますので、この両チームは、第3週は、熾烈な争いになりますね。

 

・なお、関係各国の第3週の対戦予定は、以下のようになっています。

 

日本韓国(6/12)→カナダ(6/13)→セルビア(6/15)→アメリカ(6/16)

 

中国ブルガリア(6/11)→ドイツ(6/14)→トルコ(6/15)→ポーランド(6/16)

 

カナダイタリア(6/11)→日本(6/13)→オランダ(6/14)→フランス(6/15)

 

オランダセルビア(6/12)→アメリカ(6/13)→カナダ(6/14)→韓国(6/16)

 

 

<世界ランキング>

 

・単純に世界ランキングという観点からしますと、現在日本は、6位ですが、上記のとおり7位の中国とはわずかに2.05点差8位のセルビアとは5.62点差となっています。そのため、日本が最終的に6位の位置を維持できるかどうかは、現時点では不透明です。

しかし、この先の対戦予定を見ますと、維持できる可能性は十分にあると考えられる状況ですね(但し、ここまでメンバーを落としてきていると思われるセルビアは、大会終盤に超強力選手を投入してきたりしますので、セルビアの状況にもよってくる気はします)。

 

・他方で、5位のアメリカとは、17.16点差となっています。

そのため、日本が最終的にアメリカを追い抜いて5位に上昇するためには、残り4試合のうち、最後の日本vsアメリカの直接対決に勝利するだけでなく、他の3試合にも全勝し、アメリカは他に1敗するくらいのことが必要ではないかと考えられますね。ただ、アメリカはイタリアとの対戦を残していますので、可能性は全くなくはないように思います。

 

・なお、関係各国の第3週の対戦予定は、以下のようになっています。

 

日本韓国(6/12)→カナダ(6/13)→セルビア(6/15)→アメリカ(6/16)

 

中国ブルガリア(6/11)→ドイツ(6/14)→トルコ(6/15)→ポーランド(6/16)

 

セルビアオランダ(6/12)→フランス(6/14)→日本(6/15)→イタリア(6/16)

 

アメリカフランス(6/11)→オランダ(6/13)→イタリア(5/15)→日本(6/16)

 

 

<今大会の成績>

 

今大会の成績は二の次になってしまっていますが、現在、日本は、6勝2敗の勝ち点18で、4位につけています。

 

これは、立派な成績ですよね。

 

とにかく初戦のトルコ、さらに第2週の中国に勝利したのが素晴らしかったです。

 

また、中国戦の後のドミニカ共和国戦も、中国戦に勝利して少しホッとした後の一戦で、かつ、ドミニカ共和国がそれまでは少し緩んだ感じできていたものが真剣に勝ちにきましたので、かなり難しい試合になりましたが、これを勝ち切ったのも非常に大きかったと思います。

 

今大会は、決勝ラウンドの開催国であるタイを含め、上位8ヵ国が決勝ラウンドに進出しますので、現時点の順位からしますと、13位のタイと、7位の中国までが決勝ラウンド進出圏内ということになります。

 

現時点の順位では、よもやのアメリカが進出を逃すことになりますね。

 

決勝ラウンドは、オリンピック出場権獲得とは関係がありませんが、オリンピック本戦のための貴重な強国との対戦になると思いますから、その意味でも、日本は、このまま好調を維持すべく頑張って頂きたいですね。

 

 

 

 

 

【第13日(第3週第1日) 6月11日(火)の予定】

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/#fromDate=2024-06-11

 

*第3週(福岡大会)は、6月11日(火)に始まりますが、日本は初日には試合がなく、日本の次戦は、第2日(6月12日(水))の韓国戦になります。

 

 

6月11日(火)

 

福岡会場

15:30(15:30) アメリカ vs フランス

(Match Center)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19021/

 

香港会場(-1h)

17:00(18:00) ドイツ vs ドミニカ共和国

(Match Center)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19023/

 

福岡会場

19:20(19:20) イタリア vs カナダ

(Match Center)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19022/

 

香港会場(-1h)

20:30(21:30) ブルガリア vs 中国

(Match Center)

https://en.volleyballworld.com/volleyball/competitions/volleyball-nations-league/schedule/19024/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*雑情報 2024.6.4pm9:45

 

少し前の5月19日(日)に、パリオリンピック本戦でのグループ分けがどうなるかを想像した記事を書いたことがありました(下記リンク先の記事末尾)。

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12852532874.html

 

パリオリンピックでは、参加12ヵ国が4ヵ国ずつ、A、B、Cの3つのグループに分かれて、各グループ内で総当たり戦を行い(各国合計3試合)、各組上位2ヵ国と、3位のうちの成績上位国2ヵ国(合計8ヵ国)が準々決勝に進む、という対戦方式になっているのですが、そのA、B、Cのグループ分けはどのようになされるのかを想像した記事でした。

 

3年前の東京オリンピックまでは、オリンピック本戦では12ヵ国が6ヵ国ずつA、Bの2つのグルーブに分けられて総当たり戦(各国5試合)が行われる方式でしたが、その際のA、Bの2つのグループ分けは、サーベンタイン方式といって、まずはA組に開催国(今回であればフランス)を割り振った後に、B組から順に、B組(WR1位、2位)、A組(3位、4位)、B組(5位、6位)、A組(7位、8位)、B組(9位、10位)、A組(11位)と、その年の世界ランキングの高い順に2ヵ国ずつ割り振っていくやり方でした。

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12571652376.html

 

そして、この方式類似の方式(と言いますか、類似の発想)を、今度のパリオリンピックにも当てはめますと、以下のようになる可能性があるのではないかと想像しました。

 

A組      B組     C組

開催国     WR1位   WR2位

WR5位    WR4位   WR3位

WR6位    WR7位   WR8位

アフリカ大陸枠 WR10位   WR9位

 

 

しかし、このようにして分けますと、A組に開催国(フランス)とアフリカ大陸枠(ケニア)が入ることとなり、このA組に入った他のチームが断然有利になることになりますね。

 

そのため、もしこのような分け方がなされるのであれば、日本は、世界ランキングの上から5番目か6番目でパリオリンピックに出場することとなるのが、A組に属することとなって、最も望ましいのではないかと想像したりしたのでした。

 

 

しかし、今日(6月4日(火))、男子のVNLの試合をTBS地上波で見ていたところ、番組の解説の中で、パリオリンピックのA~Cのグループ分けの方法が紹介されており、それによりますと、以下のようにしてなされるとのことです。

 

 

A組      B組     C組

開催国     WR1位   WR2位

WR3~5位で抽選

WR6~8位で抽選

WR9~11位で抽選

 

*このグループ分けの方法については、FIVBのOlympicサイトで動画で紹介されていました。

https://www.youtube.com/watch?v=Id9BPKFYqSc

英語の動画での説明になっていますので、ちゃんと聞き取れず不確実ですが、それによりますと、出場チームが12個のボールで例えられていますが、開催国のボールをA、出場チームの中のWR1位のボールをB、WR2位のボールをCに割り振った後に、出場チームの中のWR9~11位のボール中からアトランダムに引き、最初に引いたボールをC、次に引いたボールをB、次にAに割り振り、ついでWR6~8位のボールを同様に引いて、今度はA、B、Cの順に割り振り、最後にWR3~5位のボールを同様に、C、B、Aの順に割り振る、ということのようですね(その意味で、抽選とともに一部サーベンタイン方式の発想も採り入れている-アトランダムに引いたボールをCBA、ABC、CBAの順で配布していくという点において-ということのようです)。

しかし、要するに、WR3~5位、WR6~8位、WR9~11位の配布は抽選になる、ということと変わりませんね。

(文章でも説明がありました)

https://images.volleyballworld.com/image/private/fl_attachment/fivb-prd/mzzsnuouczjcwtqqo5p1.pdf?_gl=1*2vl2w8*_gcl_au*MjQxODU0OTkxLjE3MTYwMjc2OTM.*_ga*MTUyMjk2NzY3LjE3MTYwMjc2OTM.*_ga_R215V1S3VM*MTcxNzU0MTEwMC4zMy4xLjE3MTc1NDQzNDIuMC4wLjIwNDkyNDQ2NzY.

 

 

さすがに、当初予想したようなサーベンタイン方式類似の発想をそのまま当てはめたやり方では、常にA組に開催国とWR最下位国が入ることとなり、余りに不公平になるということが考慮されたようですね。

 

ただ、この場合でも、A組に開催国が入ることは確定していますので、できればA組に振り分けられるのが有利だとは言えそうですね。

 

 

なお、現時点の世界ランキングで考えてみますと、

 

A組        B組      C組

フランス(開催国) トルコ(1位) ブラジル(2位)

ポーランド(3)イタリア(4)アメリカ(5)で抽選

日本(6)中国(7)セルビア(8)で抽選

オランダ(9)ドミニカ(11)ケニア(20)で抽選

 

ということになります。

 

 

このように具体的に見てみますとよく分かりますが、日本(6位)がA組に入れるかどうかは抽選結果によりますので全く不確実です。

 

しかしながら、TBSの解説では男子の監督も男子チームについて話されていたようでしたが、現在世界ランキング6位の日本としますと、もう少し頑張って、世界ランキング5位以内に入れば、ポーランド(3位)やイタリア(4位)と同じ組には入らないことになりますので、今の日本にとっては、最も確実に、一定程度有利になる、ということはできそうですね。

 

実際、ここまでの今大会での各国の戦いぶりを見ていましても、ポーランドは、非常に強く、実質的に世界No1くらいになっているのではないかと感じます。また、イタリアも、今大会の序盤はいまひとつの感じでしたが、エゴヌ選手が復帰して復調してきており、かつ、他の選手も非常に強力ですので、実質的に1位2位を争うチームになってきているように感じますね。

 

それを考えますと、この両チームと同じ組に入らないということは、かなりのメリットではないかと思います(但し、アメリカやセルビアは、今大会では、本戦を見据えて戦略的に戦っている印象はあります。特にセルビアは顕著ですね)。

 

 

記事本文にも書きましたように、現在世界ランキング5位のアメリカとは、17.16点差となっていますので、なかなか難しいことだと思いますが、現時点における日本の目標としては、まずは確実にパリオリンピックの出場権を獲得することが大事ですが、その次には、第3週の4試合は全勝を果たし、予選ラウンド終了時点で、世界ランキング5位まで上昇することを目指したいところですね。

 

そのうえで、抽選でA組に入ることができれば、最も有利ということになろうかと思います(さらに言えば、そのうえで

A組にケニアが入ってくれれば、もう断然有利ということにはなりますね)。

 

まあ、まだ出場権も獲得していない現時点では、全くの皮算用的なお話しですが、少し気にしながら第3週を見ると、また面白いかもしれないと思いました。