毎年５月のゴールデンウィーク中に開催されます黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会ですが、今年の第７２回大会も、すでに日程、会場と出場枠までは決まっています。
今季V.LEAGUE は、VCupがこれから開幕する状況で、少し気が早いですが、今年は、夏にパリオリンピック2024がある関係で、Nations League 2024は６月中に終わる予定となっているなど、いろいろ前倒し的に進んで行きますので、今年の第７２回黒鷲旗についても、今判明している概要だけでもメモしておきます。
なお、黒鷲旗につきましては、まだ出場チームも決まっていない状況ですので、より詳しい情報が出た後に、また整理し直すと思います。
まずは、日程的なことのみです。
［第７２回黒鷲旗］
公式サイト
（大阪府バレーボール協会）
https://www.ova-gr.jp/17039469993031
日程
２０２４年５月１日（水）～５月６日（月・祝）
５月１日（水）第１日 グループ戦 第１日
５月２日（木）第２日 グループ戦 第２日
５月３日（金・祝）第３日 グループ戦 第３日
５月４日（土）第４日 準々決勝
５月５日（日）第５日 準決勝
５月６日（月・祝）第６日 決勝
会場
Ａｓｕｅアリーナ大阪（大阪市中央体育館）
〒552-0005
大阪市港区田中３−１−４０
https://www.yahataya-park.jp/osaka_arena/index.html
＊昨年まで、丸善インテックアリーナと呼ばれていた体育館で、会場に変わりはありません。名称が変更になっただけですね。
丸善インテック株式会社そのものが株式会社Asueに名称変更をしたそうですので、ネーミングライツの主体にも変更はないようですね。
出場枠
https://mainichi.jp/articles/20240208/ddm/035/050/035000c
Ｖリーグ １１チーム
大学 ３チーム
クラブ・高校 １チーム
関西枠 １チーム
合計１６チーム
＊具体的な出場チームについては、３月末に決定される予定だそうです。
毎日新聞の記事では、Ｖ１、Ｖ２区別なく「Ｖリーグ」としか書かれていませんので、Ｖ１リーグから何チームが出場することになるのか不明ですが、これまでの例からしますと、おそらく１１チーム全部か、１０チームくらいはＶ１リーグのチームになるのではないかと想像されますね（確実ではありません。特に今季は、Ｖ２の姫路が異様な強さで勝ち進んでいますので、姫路と、それに次ぐ１チームくらいＶ２から出場することがあるかもしれませんね）。
＊なお、NECは、黒鷲旗は出場を辞退したとのことです。
もともとは、2024アジアバレーボールクラブ選手権女子大会（日程：4月13日~20日）への出場との関係からということでしたが、2024アジアバレーボールクラブ選手権女子大会の日程が８月下旬に延期になった後にも、すでに辞退した以上、辞退することに変わりはないとのことのようですね。
https://red.necrockets.net/news/20240222/
https://red.necrockets.net/news/20240306/
現時点で判明しているのは、以上のとおりです。
上記のとおり、具体的な出場チームは、３月末頃に公表される予定です。
また、チケット発売情報なども、その後になるのではないかと思いますね。
来季（2024/25）からの新V.League 構想では、SV.LEAGUEの開催期間を、１０月から５月上旬頃までを予定するとのことでしたので（https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12800369625.html）、もしそうなりますと、毎年５月初旬に開催されています黒鷲旗との関係がどうなるのか、調整することになるのか、それとも黒鷲旗にはSVリーグのチームは出場できないことになるのか、そのあたりはかなり心配ですね。
個人的には、毎年黒鷲旗は楽しみにしてきましたので、これにSVチームが出場できなくなるのは、大変残念です。何とか調整して頂きたいところですね（と言いましても、例えば、露鷲旗の開催時期を５月下旬あたりにずらしたとしますと、その後のNtaions LeagueやVサマーリーグとの間隔が短くなるという難点は出てきます。ただ、全日本代表選手はいずれにしても黒鷲旗中はすでに合宿に入っていて黒鷲旗には不在だったりしていますし、新V.LEAGUE構想では、そもそもVサマーリーグの開催があるのかどうかも不明ですね）。
しかし、少しややこしい、'おとなの事情'的な話をしますと、黒鷲旗の大会主催者側（日本バレーボール協会と毎日新聞社）からしますと、新V.League 構想が、SV.LEAGUEの開催期間を１０月から５月上旬頃までとすることについては、相当困った案だと感じているのではないかという気がしますね。
黒鷲旗の開催時期を５月下旬以降などにずらすことはできなくはないのかもしれませんが、毎年黒鷲旗はゴールデンウィーク中に開催されてきており、それゆえにこそ多くの観客を動員できてきたという側面があると思いますから、これをその時期から外すことには大きな抵抗があるのではないかと想像します。
かといって、黒鷲旗にSVリーグのチームが全く参加しないということになりますと、黒鷲旗の魅力は大きく減退してしまいそうです。
ひょっとしますと、黒鷲旗は５月下旬とかではなく、例えば、夏休みの間とかに移動するとか、そもそも開催を断念する（廃止になる）とかなどの可能性もなくはないのかもしれませんね（全く根拠のないひとつの想像にすぎませんが）。
外形的に見ますと、これまでゴールデンウィークの大分前には終了していてたV.LEAGUEのシーズンが、いきなり５月上旬まで伸びて貴重なゴールデンウィーク期間をV.LEAGUEが奪っていくというのは、黒鷲旗の主催側からしますと横暴だという感じに見えるように思いますが、ただ、他方で、もともとゴールデンウィークの期間を黒鷲旗が独占してきたこと自体の当否の問題もあるのかもしれません。
そのあたりは、外部のファンからしますと、どんな感覚なのかよく分かりませんが、いずれにしましても、いちバレーボールファンからしますと、両者うまく調整して、両方楽しめるようにして頂きたいところですね。
また、今年の黒鷲旗は例年どおり開催される予定になっていますが、まだ出場チームは決まってはいないものの、ぜひとも今年も、岡山シーガルズは黒鷲旗に出場して頂きたいところです。
なお、来季の新V.LEAGUの予定を除き、今年のその後のバレーボール関連の予定としますと、概ね以下のようになるのではないかと思いますので、参考にメモしておきます（全日本チームは、フル代表のみの予定、国体と皇后杯のブロック大会は中国ブロックのみ記載）。
５月１日（水）～６日（金） 第７２回黒鷲旗（Asueアリーナ大阪／大阪府）
５月１４日（火）～６月１６日（日） Natoins League 2024 予選ラウンド（トルコ、中国、日本）
＊この予選ラウンド終了後の6月１７日（月）時点の世界ランキングで、バリオリンピックの出場権の有無が確定します。
https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12736398582.html
６月２０日（木）～２３日（日） Nations League 2024 決勝ランウド（タイ）
６月末か７月上旬頃 Vサマーリーグ（場所未定）
＊但し、新V.LEAGUE 構想のもとで、開催があるのかどうかは不明（不開催とする理由はないように思いますが、分かりません）。
７月２７日（土）～８月１１日（日） パリオリンピック2024（South Paris Arena 1 Porte de Versailles、パリ／フランス）
８月中下旬頃 第７８回国民スポーツ大会（佐賀大会）中国ブロック大会（島根県）
９月上旬頃 皇后杯ファイナルラウンド中国ブロック大会（鳥取県）
１０月６日（日）～９日（水） 第７８回国民スポーツ大会（旧国体）（SAGAサンライズパークSAGAアリーナ／佐賀県）
https://saga2024.com/carry_out/date
１０月 2024/25 SV.LEAGUE 開幕（予定）
１２月１２日（金）～１５日（日） 令和６年度皇后杯ファイナルラウンド前半週（Asueアリーナ大阪／大阪府）
https://www.jva.or.jp/domestic2024/6alljapan/
１２月２１日（土）～２２日（日） 令和６年度皇后杯ファイナルラウンド後半週（Asueアリーナ大阪／大阪府）
https://www.jva.or.jp/domestic2024/6alljapan/
概ね以上です。
今年は、国内では、新V.LEAGUE構想がどのようなものになるのかが、非常に大きな関心ごとになるのと、国際大会では、やはり何と言っても、パリオリンピック2024で火の鳥Niponがどうなるかが楽しみですね。
オリンピックについては、女子バレーは、そもそもまだ出場が決まってはおらず、今年の６月１７日（月）時点の世界ランキングによって決まりますので、その直前のNations League 2024は、厳しい闘いになることが予想され、決して見逃せません。
なお、Nations League 2024の予選ラウンド第３週は、日本の北九州市の西日本総合展示場新館で開催されることが公表されています。
https://www.jva.or.jp/topics/20240131-1/
今年の火の鳥Nipponのメンバーがいつ公表されることになるのかは分かりませんが、今年がパリオリンピックの年であり、Nations Leagueも５月１４日（火）には開幕する予定であることからしますと、VCupが終了する４月初旬まで待つことはなく、V.LEAGUE Divison1が終了した今、もう間もなくして公表されることになる可能性が高そうな気がしますね。
ちなみに、東京オリンピックが開催された２０２１年は、２月２２日（月）に全日本登録メンバーが公表されましたし（https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12658291403.html）、もともと東京オリンピックがコロナの関係で１年延期になる前に開催が予定されていた２０２０年は、１月２７日（水）に公表されました（https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12570348577.html）。
その点からしますと、すでに３月５日（火）になっている今年は、公表が遅すぎるくらいだと思います。
もう、まさに今日か明日くらいに公表になっても全くおかしくはないですね（ただし、真鍋監督になって以降の、パリオリンピックの予選を兼ねたワールドカップ開催年であった去年（２０２３年）の公表は、３月２７日（月）－https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12795626302.html、その前の年（２０２２年）は、３月３１日（木）でした－https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12734885976.html）。
随分話がそれていきましたが、オリンピックイヤーである今年の火の鳥Nipponも、果たしてどのようなメンバーが選出されることになるのか、これもまた大変楽しみですね。