経営コラム なぜ実績原価の必要か?見えない赤字の例  | 製造業の売上増加と新規拡大コンサルタント 照井清一のブログ

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こんにちは!

株式会社アイリンク照井清一です。

コンサルティングの中で経営者に納得していただくために、

様々な数字を調べて現状を報告します。

そして今後どうすべきかを考えていただいたり、こちらから提案します。


この数字は正しいのでしょうか?


例えば、唯一の正確な個別原価、正しい原価は存在するのでしょうか?


しかし会計は、決められた条件下で計算された金額です。

条件が変われば、数字は変わります。


「唯一の正しい数字がある」という幻想は、

経理担当者など原価計算に取り組む人たちを苦しめているのではないでしようか?


なぜなら数字に対して、上司や経営者から細かく追及されるからです。

経営者も正しい数字を追求するため、あいまいな点があると厳しく追及します。

その結果、経理は正しい数字を追い求め、結果何も出せなくなります。


また原価計算について会計の本に書いてある方法を自社でやろうとすると

自社の条件では当てはまらなかったりします。


こうして中小、小規模の製造業は、個別原価の仕組みがないままになっています。

しかし個別の原価が分からなければ、

いくらで仕入れたかわからない商品を売っているお店と同じではないでしょうか。





◆経営コラム109号なぜ実績原価の必要か?見えない赤字の例 ◆


個別原価の目的は2つあり、一つは正確な見積と価格交渉のためです。

もう一つは実績原価を把握し、予定通りに利益が出ているか管理することです。

工場では様々な原因で見積時の条件で製造できないことがあります。

しかも赤字になっていることに現場の管理者も気づいていなことがあります。

これを「見えない赤字」と呼び、

その例としてロットの減少、イニシャル費の回収、不良などがあります。

その例を具体的な金額を使って説明しました。


詳細は以下の経営コラムを参照願います。

https://ilink-corp.co.jp/4796.html



◆10月20日(日)経営の勉強会「未来戦略ワークショップ」を開催します◆


9月と10月は、人工知能がテーマです。

9月の勉強会は、知性と感情、意識について、

認知心理学とサイバネティクスの観点から、

将来AIで世界はどう変わるのか、

AI万能論とAI限定論の意見対立をなぞって、

AIとは何なのか、シンギュラリティは本当に来るのか、考えました。


10月は、AIのできること、苦手なことから、

「将来人間の仕事はどうなるのか」考えます。


10月20日(日) 9時30分~12時

刈谷市産業振興センター 202研修室

参加費 500円

参加希望の方は、前日までに電話かメールでご連絡ください。

詳細は以下をご参照願います。

https://ilink-corp.co.jp/1669.html




◆冊子「中小企業・小規模企業のための個別製造原価の手引書」◆

製造業に多い悩みが、

「この受注はいくらでできるのだろうか?」ということです。

それには自社のアワーレートがいくらなのかを知る必要があります。

ところが製造業はアワーレートに関する費用項目が多く

どの費用をどのように分配するのか、多くの企業が悩んでいました。

弊社では決算書の費用を元に一定の割合で費用を分配することで、

アワーレートを容易に計算する方法を構築しました。

この手法をセミナー等で4年以上お伝えしていますが

「わかりやすいテキストが欲しい」という要望に応えて冊子を制作しました。

会計の専門的な用語を極力使を図に書いたものです。


詳細は以下のサイトをご参照ください。

https://ilink-corp.co.jp/4394.html


◆メルマガ後記◆

正しい個別原価は幻想ではないかと思います。

製造にかかわる経費は日々変動しているからです。


人や機械の稼働率は日々変動するため、

アワーレートも厳密には日々違います。


製造する人や設備が違えば、

アワーレートの元となる人件費や減価償却費も変わります。


しかもグリスやウェス、工具などの消耗品は

「どの製品にどのくらい使用したのか」正確に知ることは困難です。


つまり何か基準を設けて計算するしかありません。


それでも個別原価という数字が出ると、

正しい個別原価があるように感じてしまうのが怖いです。



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