中学生の時にブルースにハマってから20年以上経った時、あるスゴいテレビ番組に出会いました。
はっきりとした記憶はありませんが、私がその番組を知ったのは1994年頃だと思います。明確に記憶しているのは、ある金曜日の夜11時です。酔っぱらって帰ってきてテレビを点けたその時にテレビのブラウン管からブルースが流れてきました。
番組名は「ROOTS ~ROCK MUSIC~」という30分番組です。タイトルからわかる通りROCKのROOTSを探るという番組です。
毎回、いろいろなテーマで制作されているのですが、もう、これが何というかスゴイしとっても魅力的でした。
一人のブルースマンに焦点をあてたかと思えば、ギターやブルースハープといった楽器であったり、音楽のジャンルも、ブルースやR&Bは当然のこととして、ザザンロックやレゲエ、ファンクにまで対象を拡げており、毎回飽きることはありませんでした。
ある回はホトケが京都を巡り、京大西部講堂や拾得や磔磔を巡り、最後はホトケがアコギターを弾きながら1曲歌うというものでした。
この番組に惹かれた理由は一杯ありますが、一番は毎回のテーマの切り口だけでなく、そのテーマを支える映像でした。例えばTボーンのライブがあったり、B・BとU2のジョイントがあったり、新しいところではジミ・ヘンやジャニスのライブ映像なんかも、たっぷりと流されています。You Tubeのない時代ですから、毎週、いろいろなミュージシャンのライブが観られるのは楽しみにほかなりませんでした。加えて毎回のテーマについて関係するCDの紹介があり、どれだけ参考になったかわかりません。
魅力はこれだけではありません。番組の最後に、当時、大阪心斎橋の「GLAND CAFE」というライブハウスで毎週日曜日に開催されていた「SUNDAY BLUES LIVE」の告知がたまりませんでした。だってメンバーはホトケや房之介、クンチョーや塩次伸ちゃんに山岸潤史、妹尾隆一郎から当時若手のストーミーが演奏するライブ・シーンが流れるのです。当時、東京に住んでいましたが、どれだけ日曜日の夜に心斎橋に行きたかったことか。
この番組に運命を感じ、当然のように毎週録画をするのですが、一つ困ったことがありました。それは放送していたのはテレビ埼玉でした。テレビ埼玉といえば西武ライオンズでしたので夏場は野球中継の延長で放送時間が後ろ倒しになることでした。これには相当苦労しました。その苦労をしてまでも手元に置きたい番組でした。
その後、この番組を録画したVHSが大量になったため、結構、高価なものでしたが、ビクターから発売されていたVHSをDVDにダビングできるビデオデッキを買い、すべてをDVDに収めました。
そして最後にお願いです。この番組を制作したのは「KBS京都」と「Mods House」です。ぜひこの番組をDVDでもBlue-Rayでも構いませんので商品化して発売してください。もしこのブログを読んでいただいた関係者の方はぜひ一考をお願いします。それがいくらであっても私は必ず買います。
オープニングのタイトルバック。ここから感動の30分がはじまります。私の手元には10話からあります。くどいようですが、KBS京都さんに商品化をぜひ考えてほしいと思います。
このビデオは番組の中で時々流れている「日本ロック映像全集」の全3巻。これがまた素敵なビデオで、75年第2回夕焼け祭りのサウス、80年久保講堂のRCサクセション、同じく80年日比谷野音ジョニー・ルイスの&チャー、極め付きは70年第2回全日本フォークジャンボリーの岡林信康withはっぴいえんどのライブが収録されています。ほかにも憂歌団やめんたんぴん、外道やクリエイションなどなど、人によっては非常に興味がそそられるものだと思います。
ただ残念ながら私の調べた限りではフォーマットとしてはVHSだけなので、こちらもぜひ発売元のフジテレビさんにはディスク化をお願いしたいです。
私はこれを見るためだけに、今でもビデオデッキを大事にしております。

