零戦のifを(笑)。その3 グラマンF6Fヘルキャット | スダコフツ167のブログ

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FC3Sとの日常と、戦車模型の考察が、中心です。

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なんか…零戦の本見てて思ったのが、やっぱり1944年以降、特にF6Fヘルキャットが出現してからなんで、旧式化したのか解りやすく説明して見ました。

追記。 なんか食玩で良さげの発見したんで、オクにてビキマンしてみた。
アウトラインは良好でデカールも薄くて塗装も良好♥1/144もバカに出来ないわ…(笑)。
最低限、艶消しクリヤー噴いて墨入れてみた。



その1   エンジン。
零戦の栄エンジンってのは排気量で28LでそんでもってF6FのダブルワスプR2800ってエンジンは46Lもあるオバケエンジンであり、しかも2段2速過給器に水メタノール噴射に、後は余り注目されないがインタークーラーまで着いてるってのがポイントであるのよ。
しかも、吸気回りが絶妙で透し図見ると日本の戦闘機全部バカに見えるよ(笑)。

後は2段過給器ってのは1段より+ブースト値が同じでも事実上過給圧が2倍なんだから余計に高高度性能面で差が出るよね(笑)。

追記。分かりやすく言えば、同じ大きさのターボ(加給機)でシングルターボとツインターボでブースト同じなら、事実上加給圧2倍でしょ。

エンジンだけ見ても話にならないね。

その2  耐Gスーツ
これもあんまり書かれないけどアメリカの秘密兵器で急激なGを掛けた機動で日本機を圧倒。
特に高高度からの一撃離脱+急激な機動でF6Fは運動性能も悪くないのよ。

その3  戦術
アメリカは捕獲した零戦にて弱点をあぶり出しその結果、当時のトレンドのロッテ戦法+サッチウィーブ+一撃離脱って戦法で更には数も含めて圧倒。

その4  基本的な基礎工業力の差
日本は機体設計だけは、追い付きそうでしたが、アメリカは基本的に水漏れ油漏れ電気漏れ吸気漏れ排気漏れってのは、ほぼ無いってのが凄いです。
つまりは電線一本補器類見てもよう出来てますよ。

その5  割りきった設計。
ヘルキャットなんか対日戦用に特化してますが、あれでも最後は、650km/s以上出るまでになる訳で話にならないです(笑)。
疾風ですら、高空では運動性はヘルキャットの方が良いってなってますから、普段は7000m以上で飛んでれば、ほぼ奇襲されない訳ですね。
何せ日本の飛行機は高空ではアップアップですから(笑)。

ちなみに、逆に東部戦線ではソ連軍は戦術空軍に特化されてて3000m位以下での空戦が多かったそうです。
ドイツは西と東では戦術が全く違うので、それに対応した戦術と兵器が必要と悩み事が多かったと思います。


オマケ  機関銃問題。
零戦に7.7mm×6丁を依然提案してましたが、更に発展して…
使用弾薬を303ブリティッシュから7.92mmモーゼルスタンダード弾に変更したビッカースマキシム機関銃にすれば、お手軽に火力増強出来ますね。
本当は機関銃自体もMG13かMG17が、いいけど…
多分日本製はちゃんと弾出そうもないので機関銃自体は旧式で我慢しましょうね(笑)。