まだブログ書くの2回目だけど、インターンの半分くらいまで来ました。
今週は、休みに友達とプエルト ガレラというビーチに出かけました。
もう一度来たいくらい、自然がとてもきれいでした。
本当に、東京での生活を忘れるくらい、癒されました。
ビーチで、海の音を聞きながら、すっごいきれいな星を見ながら、
’マッサージおばさん’にマッサージしてもらったり、
頼りなさそうな小さな船に乗らされて、海の沖まで出て、
洞窟に入ったり、シュノーケリングをしてサンゴや魚いっぱい見ました。
それと木曜日は、フィリピン大学の留学生に案内してもらって、
日本人が経営している日本食レストランに連れてってもらいました。
それは、ただのレストランではなく、フィリピンの貧困層を支援する、
「Uniquease」というsocial enterpriseです。
なんと、明大出身の、中村八千代さん(写真の前列真ん中の白いポロシャツ来てる方)という女性の方が設立し、general managerをしてるのです。
ここでは、色いろなNGOで支援を受けるような、パヤタスのスモーキーマウンテンで生活をしていた子、親に捨てられ自分の名前も生年月日もわからなかったような子など、貧困層にいるユースを受け入れ、教育をさせ、このレストランで働いてもらって自立を目指すというようなことをやっています。
また、CSRとしてワークショップを開いて、料理などをNGOの子供たちに教えたりもしているそうです。元は貧困層だったけど、今ではレストランでウェイターやコック、マーケティングをしているお兄さん、お姉さんを見て、ワークショップに来た子供たちも、自分もそのようになりたい、と憧れを抱いて
帰っていくそうです。
本当に、普通に私に料理を運んできてくれたかわいい女の子も、元は一日の生活も危うくて、NGOでお世話になっていたそうだし。フィリピン人って、すごい適当だけど、そのレストランではちゃんと、ビジネスマインドをみんなが学べてるというか、日本のレストランのような対応をしてくれるし。
八千代さんと直接お話をさせてもらったのですけど、「フィリピンは汚いし、治安も悪いし、正直好きじゃないけど、その中でも貧困層にはダイヤの原石はまだまだあるから、彼らを輝かせてあげたい」とおっしゃっていました。
八千代さんは、もともとお父さんが10社もを経営するオーナーで、裕福な家庭だったそうですが、明治に入る直前にお母さんを亡くし、大学卒業後に留学に行くも、帰ってくるとお父さんが会社を倒産させ、自分に3億円もの借金が残っていて・・・。
そのために、フィリピンの、親や生まれた環境のために自分の夢も持てないような子供たちを助けたいとおっしゃっていました。
本当に、素敵な方でした。
働いていた人たちもすごいイキイキしてたし。
まだ将来は100%決まったわけではないけれど、このように色々な人に出会って、
将来はそれらを糧に、伝えていきたいな、と改めて思いました。