第1試合対エスパシオ

1対0

約一ヶ月前に練習試合をしていただいていた。

相変わらず上手い。

とにかく剥がされない。ショートパスを遮断する事。

攻撃時は相手の土俵でサッカーしないでいいからとにかく早くボールを動かしゴールを目指す事を確認し試合にのぞんだ。

試合開始から思惑が外れた。

スローに剥がし繋いでくると思ってた相手が最初から早く激しくきた。

しかし、早く激しくなら負けるわけにはいかない。

選手に指示しプレスをあげさせた。

前半決定機を何回か迎えるもののキーパーがうますぎる。

いや~な時間の流れ方だった。

そんな中、ATも1分30秒経過ラストのプレーでヒナタが前に出た。

ルーズボールに反応し頭一つ相手より高く飛び前線に弾き、そこにラインギリギリで飛び出したリュウタロウがファインゴール。

この上ない時間の得点。

後半は相手の猛攻を凌ぎ切りなんとか勝った。

気持ちの勝利だった。

2試合目対矢部

1対0

「お前達がここで見苦しい試合したらうちに敗れたエスパシオに対して失礼だ。エスパシオの分まで気持ち込めて戦ってこい。」って伝えた。

2試合目も気合いの入ったナイスゲームだった。

1試合目とは打って変わり開始20秒で先制。

その後もユウト、ヒロム、リュウタロウが決定機を迎えるがゴールならず。

何度かゴール前まで運ばれるものの落ち着いて処理していた。

欲を言えばもう少し得点が欲しかったが公式戦の独特の雰囲気の中でよくやり切ったと思う。

2試合を通して気持ちのこもった良い試合を見せてくれた。

グラウンドに入る時の挨拶。

エンジンをかける際の気合い。

ベンチの選手も叫び続け共に戦った。

ベンチに入らなかった選手もずっと応援歌を歌い続けた。

保護者のあたたかい拍手もベンチまで聞こえてきた。

みんなで掴んだ勝利だった。

早朝より練習試合していただいたアムソウルさんにも感謝しないといけない。

改めて気持ちの大切さを認識させられた1日だった。

今から一週間良い準備をしまた挑もう。

まだベスト16。

まだ何も得ていない。

全力で挑むのみだ。