【ジュンの旅日記~カンボジア~(最終回)】
ついにカンボジア生活の最終日です……
【最終章~別れ~】
最終日も張り切って5時に起床し、市場へGOGO
朝6時という時間にも拘らず、市場は人でごった返していた
売られているものは様々で、被服、食料品、化粧品、そして散髪屋までが存在する。
販売員の中には、明らかに若いがいて、インタビューしてみると、中学生や高校生だった
朝一で店を開き、それから学校に通っているらしい
アンコールワット付近の道沿いには商店が多いのだが、
そこで販売されているものは、概ねこういった市場で買い付けられている
さぁ、午後からは、
「アンコール小児病院」へGOGO
小児病院の対象者は0~14歳。
シェムリアップにある病院を支援している国は日本、韓国、スイスがメインらしい。
医療費については、公立は無料、私立は有料である。
ちなみに、アンコール小児病院は日本が作った私立病院
カンボジアの実情を目の当たりにした。
郊外の村では、歯磨をする文化が乏しいらしい…
そういえば…井戸掘りした村にも歯がない人が多くいたのを思い出した。
歯がなければ栄養あるものを摂取できないのではないだろうか。。。さぁ、夕方からは、
アンコール付近の学校へGOGO
ゴムジーが通っている高校で、市街地に立地しているだけあって校舎は超キレイ
【シェムリアップ市内の公立学校について】
午前7~11時 高校
午後13~17時 小学校
※一つの学校で午前午後で生徒が入れ替わる
小学校 6年 月~土 算数、国語、
中学校 3年 月~土 英語、フランス語、国語、算数
高校 3年 月~土 英語、フランス語、国語、数学
※1クラス40~45人
※1ヶ月1回テスト用紙代が必須
↑なぜか飛び入り授業する俺
中学英語で自己紹介した後、日本について語るが、伝わったかなぁ…笑
↑16歳の高校生にインタビュー
名前と夢を聞いてみた![]()
左からソッキン(医者)、スライパーウ(医者)、サンアイム(英語教師)、サイヘイン(国語教師)
4人ともが即答でビックリ、夢を語る姿に感動した![]()
【感想】
病院は市街地にしかなく、貧しい郊外の村人は通院できない。
医者不足などの問題により地方に病院ができるには莫大な時間と金がかかるようだ。
また、アンコール市街地の学校は比較的キレイだが、午前午後でクラスが分けられているため、
学習科目が少なく、技術家庭科など実生活に有効な知識(歯磨き等)のつく内容は省かれていた。
地方の学校であれば尚更、生活環境が厳しいので、実生活における知識は必要不可欠なはず。
通常であれば親から学ぶものだが、親の層は、ポル・ポト政権大虐殺時代の影響により知識が乏しい。
エイズ問題や、栄養失調が原因で派生する病気が絶えない現状をうけ、自分に何かできることなないかと心から思う。
学校を増やし、生活に必要な知識を授業で得られるようになったなら、上記のような問題は少しでも解決に近づくのではないか。俺自身、それが正しいかどうかわからないけど、そう信じている。
カンボジアの旅は一旦これで終了だが、今後も、何かできることはないか試行錯誤していきたい![]()
↑空港での見送りシーン
ちょっぴり涙を浮かびながら最後のハグを交わした
「また絶対来いよ」ってラードの叫び声が背中越しに聞こえた
俺はガッツポーズで応えた![]()






