利尿剤といえば、
フロセミド・アルダクトンAと思って生きてきました
(?)
生後4ヶ月で手術をしたときも、他にも色々利尿剤が出されましたが、やっぱり一番長く飲んだのは、フロセミド・アルダクトンAのセットでした。
(2018年5月〜2022年3月まで)
定番というかなんというか…
風邪を引いたときのカルボシステインくらい馴染みがある薬。
それが、今回手術後最初の循環器内科を受診した所、初めての薬が処方されました。
↓これが2回目の退院時に処方された薬
↓これが退院1ヶ月後に受診した際、処方された薬
アスピリンは継続で、フロセミド・アルダクトンAが、アドセミド・エプレレノンに変更されました。
このときに、どんな薬なのか主治医にきちんと確認すれば良かったのですが、他のことで頭がいっぱいだったので詳細を確認しませんでした
なんか、ゆっくり効く…みたいな話で納得してしまってw
初めて出会う薬なので、どういうものなのか簡単に調べてみました。
自分用のまとめなので、流し見して頂けると幸いです。
○アゾセミド
(商品名:ダイアートなど)
フロセミドもアゾセミドも、同じループ利尿薬に分類される薬です。
大きな違いは、アゾセミドの方が長時間作用することのようです。
・フロセミド→短時間作用
・アゾセミド→長時間作用
学校が始まり、給食後に学校で薬を服用するのは難しく、帰宅後15時位に昼食後用の薬を服用しているため、長時間作用するアゾセミドに変えて下さったようです。
おかげで、1日3回服用していたのが、朝1回だけになってだいぶ楽になりました。
ループ利尿薬の使用が慢性心不全の予後悪化因子であるとする報告もあるそうで、今後も飲み続けるなら、長時間作用型でレニン分泌刺激の弱いアゾセミドという判断もあるかもしれません。
日本心臓財団 アルダクトンとセララの違い
○エプレレノン
(商品名:セララなど)
アルダクトンAもエプレレノンも、同じ抗アルドステロン性利尿剤に分類されます。
(引用開始)
アルダクトンAとセララの決定的な違いは、セララの方がアルドステロン受容体への選択性が非常に高いというところにあります。アルダクトンAはアルドステロン受容体への選択性が低く、プロゲステロンなどの性ホルモン受容体も阻害するため、長期に服用すると女性化乳房や乳房痛、不正性器出血等の副作用が生じる場合があります。しかし、セララはアルダクトンAと比較してプロゲステロン受容体やアンドロゲン受容体には100分の1から1000分の1の親和性しかなく、性ホルモン関連の副作用の報告は少ないとされています。
(引用終了)
マルっとコピペさせてもらったのですが、選択性が高い・低いという表現がでてきます。
私なりに解釈すると、ピンポイントに効くかどうかということのようです。
アルダクトンAの方が広範囲に効いて、エプレレノンの方がピンポイントに効くようです。
あと、抗アルドステロン性利尿剤を服用していると、心臓関係のトラブルによる入院を減らすという報告もあるそうです。
アルダクトンAは、端的に言うと男性ホルモンを抑える効果もあるようで、利尿剤としてのみならず、女性の皮膚疾患やAGA治療にも用いられるようです。
(実際、心なしか娘の体毛が濃くなってる気がします。
膝下とか鼻の下とか。
様子を見ていきます。)
娘の年齢的に、ホルモン関連の副作用の報告が少ないとされているエプレレノンへの変更は、歓迎すべきことと考えて良さそうです。
今回、勘違いしていたことがあって、薬の会計でトラブルを起こしてしまいました💦
娘は県外の病院を利用しているため、小児慢性特定疾患の受給者証を使用しています。
(小児慢性を使うと、県外で発生した医療費の一定金額以上の支払いが免除されます)
どこの医療機関でも使えるわけではなく、事前に小児慢性を使う病院と薬局を申請しておく必要があります。
ただ、薬の処方は自宅近くの薬局にお願いしたため、自宅県の子ども医療費は薬代含めて無料なので、指定薬局以外に気軽にお願いしてしまった所、
「小児慢性で受診した病院の処方せんは、小児慢性で登録してある薬局でしか対象にならない。全額自費になる」
「保健所でここの薬局も登録してくれればおけ」
とのことだったので、慌てて登録に行きました…
(夫が…)
前回小児慢性を更新した後に引っ越してしまい、登録してあった薬局まで遠くなったなぁと思い、どっちにしろ無料だから…と横着した結果、より面倒くさいことになってしまいました。
薬剤師さんにお手数を掛けてしまい、申し訳なかったです
💦
小児慢性を使って処方された薬は、小児慢性に登録してある薬局で処方してもらうこと!
(当たり前)
を肝に銘じたいと思います。
終わります!