雨が降ってる | うはのそらにて

雨が降ってる

雨が振っているのが、耳でわかる。
とん、 と、とと、 、ってどこで鳴っているのか、
つま先立ちで跳んでは着地するような。

家の中に居ると、雨の音が不揃いに響くのは何でなんだろう。
守られているのだ、
と、その事実がいっそう際立つみたい。


きょうはお仕事を終えて姪に会ったのだけど、
彼女の”必死さ”にはその都度はっとさせられる。
何かを叶えるための、まっすぐさといったら。

欲求がくっきりしているのだとおもう。
それが彼女の表面と一体化しているのが、きっと新鮮なのだ。



必死さを出し惜しむようになったのは、いつからなんだろう。


空気がひんやりとして、湿っぽいから、つい長電話をしてしまう。
声にもモヤがかかっているようで、何度も聞き返すよ。
振動だけじゃ不完全なんじゃないかしら。


あしたは雨が降るってね。