続く時は続くものです・・・

 

コンポスト(培養土)が

必要になったので

某大型園芸チェーンに

配達注文を出しました。

 

培養土参考画像:

 

 

そのお店は『合計料金が

75ポンド以上なら

配送無料』を謳っていて

根が吝嗇な私は

当然のごとく

この申し出に飛びつき、

秋に使いたかったバラの

植え替え用のコンポストに

追加して、春の種まき用の

コンポストとピート(泥炭)が

入っていないコンポスト、

そしてヒヤシンスの球根を購入。

 

ほらこれは!

 

どれも使うものだから!

 

ネットで支払いを済ませると

領収書画面が出て

そこには黒太字で

『配送料:無料』の一文が。

 

これはいい買い物をした!と

勝ち誇る私の手元に

翌々日には注文の品が

ほぼすべて届けられました。

 

そう、『ほぼ』。

 

『ピート抜き

コンポスト』だけ

届かなかったんです。

 

まあ後日別便で

配送されるのかな、と

思っていたら

先方からメールが届き

「ご注文の『ピートの

入っていないコンポスト』は

在庫切れのため

注文をキャンセル

させていただきます」

 

まあそれは仕方がない。

 

「代金は払い戻しと

させていただきます」

 

まあそうなるでしょう。

 

「なおこの措置に伴い追加で

配送料をいただきました、

ご了承ください」

 

・・・え?

 

つまり私の注文総額が減ったため

『送料無料』は適用されなく

なったらしいのですが

でもこれおかしくありませんか。

 

私がこちらの都合で注文を

キャンセルしたならわかるんです。

 

でも先方都合じゃないですか!

 

言ってみれば私は希望の品を

購入できなかったうえに

追加料金を払ったようなものですよ?

 

・・・英国在住歴が

無駄に長くなっている私には

これは長い戦いになる、という

嫌な予感がございました・・・

 

私の予感は正しゅうございました・・・

 

 

まずは電話で問い合わせ。

 

電話の向こうのお兄さんに

配送料が追加された理由を

色々説明はされましたが

「それはそちらの

都合ですよね」ですべて受け

「こちらの希望はただ一点。

配送料を返金してください」

 

「・・・この問題は

私の一存では決めかねます、

バックオフィス(管理部門)の

扱う案件になります」

 

「ではそうしてください」

 

「そうなりますと後程

バックオフィスから

ご連絡を差し上げます」

 

「ちなみに『後程』って

どれくらい後になりますか。

お金に絡むことなので

早めに話を進めて

いただきたいんですけど」

 

「・・・本日中に」

 

「わかりました、

本日中にそちらの

バックオフィスから

ご連絡をいただける、

ということでお願いします」

 

・・・で、ここまで私の隣で

話を聞いていたわが夫(英国人)が

「僕にも一言喋らせて」と

ハンドサインを送って来たので

先方にその旨伝え電話を替わると

「もしもし、もしもですね、

そちらのバックオフィスが

返金を認めない場合なんですが。

在庫がないというピートフリー

コンポスト以外は現在すべて

こちらの手元にありますよね。

返金がない場合、我々は

今回の注文をすべてキャンセルし

クレジット会社に連絡をして

全額の支払いを差し止めます。

勿論その場合こっちにある

コンポストや球根には

我々は手をつけません、

そちらが責任をもって

荷物を引き取りに来てください」

 

私は時々思うのです、

わが夫は私に対し常に

ある種の猫をかぶり続けて

いるのではないか、と・・・

 

古典演劇に出てくる

『悪徳商人』のような性格が

実はわが背の君の

真実の姿なのではないか、と・・・

 

 

 

 

なおこの電話を切って

私は担当者の『後程』の

言葉を信じて

バックオフィスからの

連絡を舞ったのですが

当然そんなものはなく。

 

念のため2日待って

3日目に再び

電話をかけたのでした。

 

続く。

 

 

ところで!

 

袴田さんの無罪が

 

確定しましたね!

 

こんな身もふたもない

ネタばかり書いているブログで

言及するのも憚られるような

あれは事件でございますけれども

 

まずは本当に

おめでとうございます

 

それで!それでですね、

私はこうなると

あの袴田さんのお姉さまの!

 

あのお姉さまのこれからの幸せを

心からお祈り申し上げたい!

 

「袴田姉弟に美味しいものを

食べてもらうプロジェクト」の

クラウドファンディングとか

ないもんですかね・・・

 

刑事補償金が出るとはいえ・・・

 

ちなみに畝本検事総長の談話

(『無罪判決は承服できない』)は

私には「袴田さんは

証拠からして有罪です、

反省すべき点は

我々にはございません」と

読めてしまえるのですが

・・・検察の!トップが

これで!いいんですか実際!

 

なんかもうさ、「弱いものが

泣きを見て当然」みたいな

世のありようには

私は抵抗したいんですよね

 

そんなわけで

園芸店相手に喧嘩を

挑んでいるのかもしれません

 

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