服役囚として入るなら
人権侵害があると一部から
指摘されてはいるが
ある程度の秩序は
保たれている様子の
日本の刑務所か、
人権に配慮するあまり
服役囚間の暴力を止められず
下手をしたら殺されちゃう
英国の刑務所か、みたいな話を
夫(英国人)としていたのですが。
「人権団体が指摘する
日本の刑務所の問題点って
たとえばどんなものですか」
「たとえば日本では
看守さんを『先生』と
呼ぶんだけど、それは
成程、と一度頷いた夫は
しかし少し考えてから
「・・・僕は看守を『先生』と
呼ぶのはいい習慣な気が
するんですけど・・・
だって受刑者の更生を
助けてくれる人たち、
その方法を
知っている人たちでしょう?
そういう人たちには
敬意をあらわすもの、と示すのも
大事なことじゃないですか?」
難しい問題ですね。
そんな夫は二者択一なら
「英国の刑務所より
日本の刑務所のほうが
マシだとは思うんですけど・・・
でも人によっては英国の
刑務所を選ぶでしょうね」
「腕力に自信のある
根っからの乱暴者なんかは
更生なんぞ必要ねえぜ、で
英国の刑務所の
混沌を楽しむのかもな」
「それにほら、
一部の英国の刑務所では
女性看守さんと
性行為が出来ますし」
お前は何を言っているんだ、
すべての女性看守と
男性看守に謝れ、
悪いポルノでも見ちゃったのか、
ちょっと携帯を貸せ、
毒され過ぎだろ、と
言いたくなるのが
正しい反応ではあるのですが。
先日・・・
刑務所の独房で女性看守が
強盗犯と性行為に及び、
それを違う受刑者が
ビデオにおさめて
ソーシャルメディアに
投稿して問題発覚。
事の露見を感知するや
女性看守は
職場(刑務所)に電話して
「あ、アタシ、
これから空港に向かうから。
もう仕事には戻らないから。
私物は夫が取りに行くから」
そう、彼女は既婚者なのです・・・
何をしているんだよ。
ちなみにお子様もいるそうです。
本当に何をしているんだよ!
女性看守の身柄は無事に
空港で取り押さえられました。
大衆紙の一部は「彼女は
受刑者に脅されていた」と
2017年から2019年の
3年間で女性看守29人が
「服役囚と性関係を持った」かどで
首になっているそうですよ。
さて話変わって本日9月11日、
英国はイングランドと
ウェールズでは
受刑者1700名が
刑務所が混み過ぎて
どうしようもないから
緊急措置とのことですが、
その1700名をどうやって
社会が受け入れるか
(仕事どころか
住むところがない人もいる)、
再犯をどうやって防ぐか
(なにせ更生は道半ばで
放り出されてしまっている)、
関係者は緊張している模様です。
暴力犯罪や性犯罪で
収監されていた人々も
釈放される見通しです
・・・私としては性善説を
信じたいところなのですが
でも被害者からしたら
これはたまったもんじゃ
ないですよね・・・
「あなたに加害した犯人が
今回釈放されますよ」と
すべての被害者が
告知されるわけでも
ないらしいですし・・・
何だろうこれは、
新手の社会実験なのか?
スターマ―政権の
これが英断と考えるアナタも
愚断と評価したいあなたも
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