2021年ももう12月。

 

私には野望があったのです、

年の瀬あたりで堂々と

「今年はこのピアノ曲を

弾けるようになりました」と

ブログで自慢、もとい、

報告できたら嬉しいな、と。

 

しかしこれが。

 

ドビュッシー作曲の

月の光』を年内に

仕上げ・暗譜完了に

持って行けるかな、と

一時期は思っていたのですが・・・

 

 

 

 

 

 

 

全然音が『きれい』にならなくて・・・

 

知っています、覚えています、

譜読みを開始したその頃は

「たどたどしくていい、

楽譜通り指で鍵盤を

抑えられたらそれでいい」と

私は心底思っていました、

でも、でもね、人間には

欲があるものなのです・・・!

 

せっかく正しい音の鍵盤を

指で押せるようになったんだ、

ならペダルも正しく

使えるようになりたい、

音楽記号の

指示にも従いたい、

強弱やテンポを

楽譜通りに表現したい、

分不相応なのはわかっています!

 

でもこうなったら

乗り掛かった舟なのです!

 

そんな船をえっちらおっちら

漕ぐことに疲れた時は

気分転換に同じドビュッシーの

亜麻色の髪の乙女』を弾き、

そうだ、そういえば私はこれ

一時期、つまり春の入院前に

『ほとんど暗譜完了』の域まで

持って行けてなかったっけ?

 

 

 

 

 

 

本年の年末付け完成作品は

こっちにしようか、と

改めて真面目に

弾き直してみたところ

・・・なんか楽譜に今まで

気が付かなかった指示が

隠れ潜んでいるんですけど・・・

 

え?

 

私これ、この間まで

どうやって弾いていたの?

 

そこで登場してきたのが

わが脳内に住む

亜麻色の髪をしたお嬢さんで

「あ、やっと気づいた?

やっと気づいた?

あなたさ、ここの強弱記号

完全に読み落としていたでしょ?

いや私も気になっては

いたんだけど、なんか

指摘するのは可哀そうかなって。

だってあなた自称『ヘボ』だけど

実はこの曲は多少弾けている

つもりだったでしょ?」

 

妙に嬉しそうな乙女を無視し

記号通りに音に強弱を

つけようとしたんですけど。

 

あの・・・

 

(ピアノ、弱く)』から

『<(クレッシェンド、

だんだん大きく)』となって

そこでまた『(ピアノ)』で

『>(ディクレッシェンド、

だんだん小さく)』となって

またも『(ピアノ)』って・・・

 

これ、辻褄合わなくありません?

 

だって『(ピアノ)』の音を

『だんだん大きく』したら

どうしたって元の音より

音は強くなるでしょ、だから

そこはせめて

mp(メゾピアノ、

やや弱く)』でしょ?

 

弱い音を段々強めて行って

『やや弱く』くらいに持って行った

その頂点の一音をあえて弱く出して

また『やや弱く』を起点とした

ディクレッシェンド・・・?

 

混乱しながら鍵盤で色々と

音を試している私に乙女が横から

「うっわあ・・・あなた

もしかして本気で

楽譜が読めない人なの・・・?」

 

 

同時にペダルの踏み方の

ミステイクにも気づいちゃって・・・

 

「でも気づけて良かったわね?

気づかないよりはねえ?

ヘボはヘボでも最下層から

中層への浮上っていうの?」

 

黙れ小娘。

 

 

 

この忙しい時期に

私は一から楽譜を

読み直しています・・・

 

年内完成、

可能なんでしょうか・・・

 

 

なんか最近は

『亜麻色』を弾いている時に

この乙女のことを

イメージすることなく私は

演奏『できているつもり』に

なっていたんですけど

 

もうあのお嬢さんの

イメージの助けなしに

自分はこの曲を

弾けるのかな、くらいに

自惚れていたんですけど

 

なんか彼女は別室で

ボリボリおやつ(廉価)を

食べながら

私の『気づき』待ちを

していたみたいです

 

しかしこの強弱記号

私はどう

納得すればいいのかしら・・・

 

譜読みが得意なアナタも

不得意なお仲間も

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