結婚以来私は自宅に

テレビのない生活を送っていて、

そもそも私はテレビっ子で

新婚当時かなりその点

夫(英国人)と話し合ったのですが

色々あって結局

テレビなし生活を受け入れて、

それが今回の私の入院騒ぎ

精神的にも肉体的にも

多大な負荷のかかった夫の思考が

妙な方向に空転してしまったらしく

「テレビ、買いましょう」

 

「いらねえよ。思わず言葉が

荒れるほどいらねえよ。

私がテレビを欲しかったのは

渡英直後の数年間だよ」

 

「でもテレビがあったら

サッカーやラグビーの試合を

家で観戦できますよ」

 

「もうそういうの、

私は諦めたんだよ。

言っておくが諦めさせたのは

貴様なので詳細を思い出すと

私の腹も無駄に立つから

この話題はここで止めとけ」

 

「でも!この夏の五輪は

東京が開催するじゃないですか!
東京支援の気持ちも込めて

我々はテレビ観戦という形で

五輪を応援する義務があります!」

 

・・・で、夫はまたも見事に

私を言いくるめることに成功し、

「せっかくだから日本製の

テレビを買いましょうね」と

某ソニー製のテレビを買ったら

ソニーのスマートTVって英国では

「民放大手ITV(およびSTV)を

素直に受信できない」と

一部で大変不評であるらしく、

まあそういうわけで我が家は

ITVとSTVをテレビで

観られないんですが、

心の中の『テレビ観たい欲』を

すでに抹消した私は薄笑いで

その事態に対応できたものの

「世界に冠たるソニーなら」的

憧れとともに妻の退院祝いの

意味を込めてわざわざ

ソニーを選んだ夫としては

「・・・僕は!ソニーを!

信じていたのに!」みたいな・・・

 

 

(珍しくやさぐれている

夫の見解としては

ソニーにとって英国は

『市場として小さい』ので

たとえどれだけ購入者から

不満の声が出ても

『はあ?うちは世界企業なんで。

ブランド力物凄いんで。

弱小マーケットの人間の

要望とか聞く気ないんで』

くらいの話なのではないか、と)

 

(夫は今後もしもテレビを

買い替える機会があれば

『君が何を言おうとも次は

韓国製テレビにします。

サムソンTVならSTVを問題なく

観られるらしいですから!』)

 

(私は何も言っていない)

 

(・・・しかしこれって

企業小説とかでよくある

『驕った大企業の

衰退の兆し』っぽくありません?)

 

(大丈夫なのかソニー!)

 

 

 

 

ともあれ我々は

この夏の五輪を真面目に

テレビ観戦する予定らしいです。

 

「僕はね、絶対観たいのは

あれです、サーフィンです。

あとナオミ・オーサカの試合も

一度観てみたいです」

 

「ならば私はシンクロかな。

今は競技名が『アーティスティック

スイミング』になったらしいけど」

 

「開会式は英国時間で

金曜日のお昼です。

お行儀悪いですけど

ゴハンを食べながら

中継を見ましょうよ」

 

「・・・私は確かに数年前まで

五輪開会式鑑賞が趣味だったが

君はそういうことにそれほど

興味はないと思っていたんだが」

 

「だってせっかくの

機会じゃないですか。

世界が注目する

あのオリンピッグ開会式ですよ!」

 

「・・・おい」

 

「あれ、僕、口が滑りました?」

 

「・・・やっぱりBBC解説は

当日そこに触れるかなあ。

でもどれだけ演出が滑っても

『オリンピッグに比べたら』で

今回はすべて許されるだろうし

物事は良い面を見るべきか」

 

「過去のいじめを自慢していた

作曲家は辞任したそうですね」

 

「あれな、もし辞任しなかったら

彼の曲が流れているところで

各国の解説者が粛々と

その『いじめ内容』の詳細を

世界のお茶の間に

伝えてしまっていた

可能性もあるからな、

しかもその場合締めの言葉は

『彼の曲はパラリンピックでも

使用されます』になっただろ、

関係者は何を考えていたんだ」

 

「しかし今回の五輪は本当に

次から次に前向きではない

話題が出てきていますねえ。

でも楽観的に考えれば

日本はこれで社会構造的な

膿が全部出て、結果的には

すべてよし、に

なるんじゃないですか」

 

「でも賭けてもいいが

膿の原因になった連中は

全員五輪後も普通に楽しく

優雅に生活していくぞ」

 

「・・・19年のラグビーW杯の時点で

誰がこの事態を予想したでしょうね。

あの時は実際、世界が日本の

運営能力を絶賛しましたものね」

 

「・・・したっけ?」

 

「しましたよ。台風で

日本全国で水害が起きて

多摩川も氾濫して

競技場の周辺が浸水して、

でも日本対スコットランド戦の

奇跡の開催

実現したじゃないですか!

あれは世界のラグビー愛好家の

心を震わせたと思いますよ!

まあスコットランド

ラグビー関係者の意見は

違うかもしれませんけど」

 

「どうしたんだ、君は今日

変に口が滑るというか

攻めの姿勢を見せるじゃないか」

 

まあしかしですね、5年前の

リオ五輪の時もジカ熱とか

犯罪率とか準備の遅れとか

開会直前まで

大騒ぎされていましたし、

その前のロンドン五輪の時も

保安面や収入利用云々で

世間は喧々諤々でございましたし、

そういう意味では

開会前の問題続出は

ある程度は想定の範囲内。

 

・・・しかし何事にも限度はある・・・

 

とにかくもうこうなったら

選手の皆様と一般市民の

健康と安全を第一に

事故なき大会を願いたいものです。

 

そして大会終了後にちゃんと

第三者委員会でも何でも立ち上げて

問題総括・反省会を開いて欲しい。

 

その際は誘致に関連する

贈賄疑惑のところからお願いします。

 

 

個人的にはIOCバッハ会長の

歓迎会に参加した

約40名の方々のお名前を

知りたくてたまりません

 

いやだってこの状況で

勇気をもってわが身を

感染拡大の危機にさらして

それでもIOCとの関係を

強固なものにしようとしてくれた、

それは自己犠牲の精神の

極みじゃないですか!

 

・・・話変わって小山田氏の

いじめ自慢の問題に関連し

『ロッキング・オン』が

謝罪をしたことは驚きでした

 

いや、何故、今なのか、と

 

私の記憶が確かならば

この記事は過去にも

物議をかもしていて、

編集はこれまでに何度も

謝罪をする機会があったのに

それをしてこなかったので

これはもう何やら

ロックなポリシーに基づいての

編集姿勢なんだろうな、と

私は理解していたのです

 

事が大きくなったから?

 

それとも問題が国外でも

報道され始めたから?

 

そんなわけで皆様

間近に迫った東京五輪、

どの競技に注目なさって

いらっしゃいますか?

 

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