そんなわけでお医者様に

コレステロール値が異常に高いと

驚きの指摘を受けてしまった私。

 

「お話を聞きますとNorizoさんは

別に太ってもいらっしゃらないし

運動もしていらっしゃるということで

・・・ただ原因解明はさておき

ここまで数値が高いとこれは

生活改善を

お願いするしかありません。

運動はすでにしていらっしゃると

いうことなので、要は

食生活習慣の改善ですね」

 

「いや・・・でも先ほども

申し上げましたが私は割と

食生活も健康的な気が・・・」

 

だって英国人のいうところの

『不健康な食生活』って

月曜日:フィッシュ&チップス

火曜日:フィッシュ&チップス

水曜日:目先を変えてピザ

木曜日:フィッシュ&チップス

金曜日:お肉を避けてドーナツ

土曜日:フィッシュ&チップス

日曜日:ハンバーガー

(すべてお好みでマヨネーズか

チーズソースか

クリームソースを添えて)

とかそういう感じでございましょ?

 

・・・これは極限状態で

表面化する深層意識化の

偏見というものかしら・・・

 

「野菜、食べていますか?」

 

「食べています。

かなり食べています」

 

「タバコは?」

 

「吸いません」

 

「お酒は?」

 

「飲みます。でも

『それなり』の回数と量です」

 

「うーん。じゃあこれから

摂取を控えて欲しい

食品一覧を挙げますね。

脂質(ファット)が多く

含まれている食べ物を

避けるようにして欲しいんです」

 

ドクター、理屈はわかりますけど

でも私は何度も申し上げる通り

脂物はそもそもそんなに

口にしていないんですが・・・

 

 

「まず乳製品。バター」

 

 

 

 

「おうっ・・・」

 

「食べています?」

 

「まあ・・・それなりに・・・」

 

私は以前(結婚前)はそんなに

バターの味を好まなかったんですが

ここ数年はスコーンとかパンは

『バターを味わうための台座』

みたいな理解になってきていて・・・

 

焼き立てパンにバター山盛りとか

比類なく美味しいものですし・・・

 

「次。アイスクリーム」

 

「ああっ・・・」

 

「食べています?」

 

「まあ・・・時々・・・」

 

アイスクリームは

わが夫(英国人)の好物で、

良き妻として私もそれに

付き合っちゃっているというか・・・

 

 

 

 

「クリーム」

 

 

 

 

「うわあー・・・!」

 

「食べていますね」

 

「ハイ」

 

それこそアイスクリームにかけて

モリモリ呑み込んでいたというか・・・!

 

「チーズ」

 

 

 

 

「・・・」

 

「食べていますね」

 

「・・・ハイ」

 

でもドクター違うんです

聞いてください!

 

アイスクリームとかクリームとか

チーズとか私は口にしないで

生きていける人間なんです!

 

でも夫がそうじゃないんです!

 

だから週に1度の買い物の時に

我々は必ず

クリーム(300ml)を購入し

冷蔵庫にチーズがなければ

数種類のチーズを注文し、

で、ああいうものって結構

賞味期間が短いじゃないですか?

 

だから見た目やニオイが

怪しくなったらせっせと

スープやパスタソースに入れて

頑張って消費していたというか・・・

 

「次、お肉。脂身の多い部位は

今後避けるようにしてください」

 

「あ、それは大丈夫です、

私は元々お肉の脂とか

そんなに好きじゃないですから」

 

「でももっと危険なのは

加工肉です。食べちゃいけない

お肉その1、ベーコン」

 

 

 

 

「・・・冷蔵庫にあると便利ですよね」

 

「その2、ソーセージ」

 

 

 

 

「大好きですすみません」

 

「その3,ハム」

 

 

 

 

「私は別にハムは・・・」

 

「チョリソーやサラミ、

生ハムも

ハムに含まれます」

 

 

 

 

「前言を撤回します」

 

「パイとかフラン

(キッシュ)も危険です。

皮(ペストリー)が脂質を

多く含んでいますから」

 

 

 

 

「あー!なるほどねえー!」

 

「ケーキもダメです」

 

 

 

 

「それはわかります」

 

「ビスケットもいけません」

 

 

 

 

「・・・そこもですか・・・」

 

「念のためですが

チョコレートも危険です」

 

 

 

 

「あんなに美味しいのに?」

 

「まあここらへん、詳しくは

NHSの食生活指導のサイトなどを

確認していただきたいんですが、

どうですか、今挙げた食品類、

日常的に多く摂取している

自覚はありますか」

 

「・・・正直、思った以上に・・・

下手をしたら1日3食すべてが

危険食材を

含んでいたかもしれません」

 

「じゃあまあ今後の対策として

次の血液検査を3か月後に

設定しますから、その間

危険食品を避けていただいて」

 

「ハイ」

 

「そこで数値が下がったら

原因は食生活だった、ということで。

下がらなかったらもう一度

そこで考えるようにしましょう」

 

「アイ(半泣き)」

 

「何か質問はありますか」

 

「多分あるんですけど、

今は衝撃が大きすぎて・・・」

 

食生活じゃない原因の

高コテステロールというのも

怖いですけど、原因が純粋に

食生活っていうのも怖い・・・!

 

というか、私、

思い当たる節がありすぎ・・・!

 

震える手で電話を切った

私の嘆き、続く。

 

 

何が怖いってね、

自覚なしに危険な食事を

続けていた、その己の

認識の歪みが怖かったんです・・・!

 

思えば私の中で乳製品は

すべて『健康食品』扱いであった・・・!

 

でも夫及び周囲の

英国の皆様に比べたら

摂取量は常識の範囲内な

気もするんですが

・・・それが・・・油断か・・・!

 

高脂血症仲間の皆様、

あなたの

危険食材は何でしたか?

 

・・・脂のせいかNorizoさんの

ノリがおかしくなっているなあ

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