ちょっと大きな病院に

行ってきました。

 

あ、いつもの

定期健診ですので

どうかご心配なく。

 

毎回駐車場で

空きスペースを探すのに

時間がかかるのですが、

案の定というか

意外なことにというか

駐車場は普段の

3分の2程度の込み具合。

 

こんなに駐車しやすい

病院の駐車場を見たのは

これが初めてであったかも。

 

しかしこうなると今度はこれ、

早く到着しすぎちゃったかしら、

病院に不要に長く滞在って

コロナ予防の観点からすると

どうなのかしら、と思いつつ

建物の入り口に向かいましたら

・・・そこでも私はかつて

目にしたことのない光景を

目撃したのでございます。

 

病院の入り口に行列。

 

ええ、コロナ対策の一環です。

 

建物の内側に係員

(若いお兄さん)(ほとんど

『男の子』って感じ)がいて、

入館希望者はその人に

建物に立ち入りたい理由を述べ、

その理由が正当と

認められた場合のみ

内部からドアが開かれるという。

 

・・・何もここまでしなくても、

だって現在のこの状況下で

意味なく病院に来る人なんて

いるわけないじゃないですか、と

思った私は認識が甘かったです。

 

世の中なおも素っ頓狂な理由で

大病院にやって来る人は多い模様。

 

「処方箋が欲しくて」

 

「ここは救急・検査病院です。

かかりつけ医に

お問い合わせください」

 

「指定された検査日に

私は予定が入っていて、

日時を変更したいんだけど」

 

「電話でお問い合わせください」

 

「併設の食堂は

開いていますか?」

 

「閉まっています」

 

係の人も大変だなあと

笑いを隠すために

無表情になっていたところに

私の番がやってきまして

「おはようございます。

ご来館の理由は何ですか」

 

「定期検査です。手紙で

呼び出しを受けました」

 

「検査とはどのような」

 

「超音波検査とのことです」

 

「現在Covid-19の

症状はありますか」

 

「・・・はっ?」

 

「Covid-19に感染した

場合に見られる

発熱や咳などの症状を・・・」

 

「あ、ないですないです」

 

「では扉を開けますので

ご入館ください。超音波検査の

受付はここをまっすぐ行って・・・」

 

いえ、なんと申しますか

「Covid-19(新型コロナ)の

症状はありますか」という

問いかけがあまりにも直球

一瞬反応できなかった私です。

 

(『あなたは自分が

馬鹿だと思いますか』

という具合に尋ねられたら

冷静に返答できるのに

『あなたは馬鹿ですか』と

まっすぐに質問されたら

言葉に詰まる感じがしません?)

 

さて病院内なんですが

ここもまた普段に比べると

かなり閑散としておりまして。

 

思い返せばこの病院は

これまで何故か『家族連れ』とか

『老夫婦同士』とかの

利用者(患者さん)が

多かったのが、現在は皆

付き添いの数を可能な限り

減らしている、みたいな。

 

そんな人気のない

待合室を通り抜け

超音波検査専用受付に

向かったところ、

専用受付に何故か

シャッターが下りている。

 

え?

 

本日営業休止?

 

仕方ないので総合受付に戻って

「あの、超音波検査受付に

人がいないんですけど・・・」

 

「あ、係の者がすぐ戻りますから」

 

(感染防止策として

全体の人員数を

減らしている印象でした)

 

専用受付にまた取って返し

時間つぶしにシャッター周辺の

張り紙を読んでいたのですが

『コロナが流行しておりますので

受付にもたれかかるのは

おやめください』

 

・・・そんなことする人、

今時いますかねえ?

 

でもこのコロナ禍にわざわざ

確たる理由もなく大病院に

やって来る人も多いのは

さっき入り口で確認したしな・・・

 

そこへ受付の係の方が登場。

 

「こんにちは、超音波検査に

呼び出されてまいりました」

 

受付の方は

シャッターを下ろしたまま

その隙間からこちらを見て

「はい、お名前と生年月日を

・・・はい、予約を確認しました。

では、今つけていらっしゃる

マスクを外して、こちらの

マスクをご装着の上、そちらの

椅子に座ってお待ちください」

 

その時私が

使っていたマスクは

(なんと)自身の手縫いマスク。

 

病院という場所柄、マスクも

ホームメイドよりサージカルを、

という考え方はわかるんです。

 

病院側がマスクを患者に

提供してくれるのは

いいことだと思うんです。

 

でも・・・

 

「こちらのマスク」と

受付の方が指さしたマスクは

受付デスクの隅っこ、通路側に

無造作に6枚くらい

投げ出すように

置いてあったものでしてね。

 

 

・・・あの、私は決して

潔癖症ではないんですが、

このマスク、本当に衛生的?

 

このデスクの表面、

ちゃんと除菌してある?

 

それにこのマスク、

私の前の患者さんも

各自1枚ずつ

取っていったわけでしょ?

 

その際にその患者さんの

手指が残されたマスクに

絶対に触れていますよね?

 

その人たちが

入館時に全員絶対に

手指消毒をしたという保証は?

 

だいたいアナタ、

さっきしばらく

離席していましたよね?

 

その間にどこかの誰かが

マスクなしでこの通路を通って

クシャミの一つもしたら

これはもうこのマスクすべてが

汚染されているといっても

過言ではないのでは?

 

・・・まあ、黙って

言われたとおりに

サージカルマスクを

着けましたけどね・・・

 

ええ・・・

 

私は英国医療従事者の

良識と常識を信じたんです・・・

 

病院話、後半戦はまた明日。

 

 

呼び出し状、もとい、

定期検査という

大義名分がなかったら

私はまず

こういう時期に病院に

『行きたくない』んですけど

 

まあ私も変なところに

神経質なところは

自覚しているんですけど

 

コロナ第二波を恐れて

3か月前よりさらに

真面目に手洗いを

励行しているアナタも

ルーティンの一環として

漫然とそれでもマメに

うがいを実施しているアナタも

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