ところで何故に我々が

盲導犬候補生アーシー(仮名)を

短期とはいえフォルファ(Forfa)の

訓練学校に預けたのかと申しますと、

私、先日ちょいと手術を受けまして。

 

甲子園風に申し上げれば

4年ぶり3回目のオペ。

 

術後数週間は大事を取れ、

重いものとか持ってはイカン、

と前もって執刀医に言われた時に

「犬は『重いもの』に含まれますか?」

 

「どんな犬?大型犬?」

 

「ラブラドールと

レトリバーのかけ合わせで、

盲導犬候補生の、つまり

子犬(パピー)です、

パピーと言っても重量29キロ」

 

「はい、間違いなくその子は

『重いもの』です。術後少なくとも

2週間はお散歩厳禁」

 

そんなわけで現在、私は

犬の姿のない自宅で

ヨボヨボと療養中。

 

居間のソファと寝室のベッドが

定位置となっているのですが

こういう時にそっと足元に

寄り添ってくれる黒猫の心遣いよ・・・

 

「こういうことを言うのは本当に

アーシーには可哀そうなんですけど、

あの子が家にいなくてよかったですね。

『ママどうしたの、どこか痛いの!』で

ぐいぐい鼻面を手術跡に

ねじ込まれること間違いなしですよ」

 

「ううう、そう考えると

やはり私は盲導犬候補生の

育成に失敗しているのだろうか」

 

「いや、大丈夫ですよ、

10代20代の

怪我や病気とは無縁の

元気なオーナーさんには

アーシーはピッタリですよ。

ところで黒猫

サイドスワイプ君ですけど、

君が入院している間、彼は

君のことをとても

心配していましたよ。

家の色々なところを見て回って

君のことを探していました」

 

「なんていい猫だろう。

もう1匹の白黒猫君は

どうだったかね」

 

「ストーブ前独占競争から

犬に続いて

もう一人脱落者

(つまり私のこと)が出たか、

みたいな感じで火の前で

思いっきり寛いでいました」

 

「あいつはそういう奴だが

そういうところが可愛いと

思ってしまう私も相当だよな」

 

そんな話をしていたら

白黒猫サンストリーカー君が

他の部屋からやって来て

『よそ行きの顔』をしながら

私の膝に飛び乗って

そしてそのまま流れるような動きで

私の『患部』に前脚を乗せ

「ハーイ、痛いのココですねー」

とばかりに上から押してくれ・・・

 

ああいう時は枯れた悲鳴しか

喉から出ないものですね・・・

 

そんなわけで私は元気です。

 

ヨボヨボですが。

 

 

 

・・・健康、第一・・・!

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