本日、尾籠話注意

 

とけた雪の下から

スノードロップ(Snowdrop、

和名:マツユキソウ)が

顔を出すのは可愛いものです。

 

 

「そりゃ花なら可愛いですよね」

とは畑の様子を見てきた

わが夫(英国人)の弁。

 

「何だ、野菜畑に何かあったか」

 

「いえ、野菜は

大丈夫だったんですけど・・・」

と夫が話すには、積もっていた雪が

とけるにつれて畑の横の通路のあたりに

何か変なものが出現してきたそうで

「あそこは僕たち雪かきをしていませんから

雪がとけるなら均等にとけていくはずでしょう?」

 

なのにその通路の一部分では

ある程度の雪がとけたらその下から

変に表面がでこぼこと凍りついた

奇妙な個所が登場してしまったそうで

これはいったいどんな自然のイタズラなんだろう、と

夫が首を捻っていたのがその1日前の話で

「今日見たら、その謎が解けたんですよ」

 

「ほほう」

 

「その変なデコボコの中央にですね、

猫の、その・・・わかるでしょう、

猫のフンが凍りついていたんです。

猫も雪で混乱したんでしょうね、きっと」

 

つまり夫が推察するには

あの吹雪が続いた3日間のうちのある日、

トイレに出かけた我らの猫は

雪に煽られて方向感覚を消失し

仕方ないので畑の横のところで用を足し、

しかしそこは猫の矜持で

風雪の中でも必死に己のナニを

近くの砂ならぬ雪で隠してから

家の中に走り戻って来たのではないかと。

 

 

「あのデコボコは猫が前脚ですくい取った

雪の跡だと思うんです。そこで一度雪がやんで

表面がそのまま凍ったところにまた雪が降って・・・

みたいな感じにあのオブジェが完成したのでは。

でもあのモダンアート風な雪と氷の造形物の下から

猫のアレが出てきた姿は衝撃的でした。あ、僕、

忘れないうちに掃除しにいかないと」

 

フンといえば。

(なんて連語だ)

 

雪が降りに降ってあたり一面が真っ白だった頃、

我が家のガチョウたちは当然のごとく

通常食である『そこら一帯に生えている草』を

食べることが出来ず(なにせすべてが

雪の下に埋もれてしまっていたので)、

故に我々は朝夕彼らに

穀類を提供していたのですございますが、

ガチョウとしてはこれは少々

楽しくない食事であった様子。

 

不満を抱いた彼らはわが前庭に侵入し

ガラス窓をくちばしで叩いたり

風で雪が片側に吹き寄せられた結果

少しだけ露出した芝を齧ったりとまあ好き放題。

 

そのたびに私は長靴をはいて外に出て

ガチョウを本来の区画に追い戻していたのですが

「そういう時の彼らはこれみよがしに

歩きながら排せつをして見せるだろ。

それでその時つい見惚れてしまったんだけど、

ガチョウのフンって雪にボトリと落ちるなり、

その周囲の雪をすーっととかすんだよね」

 

私、最近また某保護犬収容施設の

お散歩ボランティア』を

時々やっているんですけど、

犬が雪の上で用を足しても

そういう事態にはならないんですよ。

 

むしろ雪の上に着弾した犬の落とし物のほうが

私が片づけの準備をしている間に

雪に熱を取られて冷える、くらいの話で。

 

ガチョウってもしかして犬よりも

体温が高かったりするんですかね。

 

そんな学術的疑問を抱く私に夫はしかし

「フンが雪に落ちるなり雪のほうがとける・・・

すごいですね、それは何だか映画の

『ゴジラ』の1シーンを思い出させる風景ですね」

 

「・・・『ゴジラ』にそんなシーンがあったか?」

 

「ありましたよ。ゴジラのフンが

もうもうと湯気を立てている、みたいな」

 

夫のいう『ゴジラ』は1954年公開の白黒映画、

すなわち『ゴジラ』第一作のことなんですが

 

 

 

 

・・・そんな場面、なかった気がするんだけどなあ・・・

 

でも確かにゴジラだって排泄はするだろうし

(あれ?でもゴジラって何が主食?)

そうなったらフンは相当巨大だろうし・・・

 

まあゴジラのフンのサイズを考えれば

猫のフンもガチョウのフンも可愛いものです。

 

本当に。

 

 

猫がお好きなあなたも

ガチョウを愛するあなたも

ゴジラに心を捧げるあなたも

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